CData Sync App は、Google Sheets データをデータベース、データレイク、またはデータウェアハウスに継続的にパイプライン化する簡単な方法を提供し、分析、レポート、AI、および機械学習で簡単に利用できるようにします。
Google Sheets コネクタはCData Sync アプリケーションから使用可能で、Google Sheets からデータを取得して、サポートされている任意の同期先に移動できます。
Sync App は、Google Sheets への双方向アクセスを可能にするGoogle Drive API と、実際のデータを取得するGoogle Sheets の2つのドライバーを利用します。
必須プロパティについては、設定タブを参照してください。
通常必須ではない接続プロパティについては、高度な設定タブを参照してください。
アクセス | AuthScheme | 注記 |
ユーザーアカウント | OAuth | デスクトップアプリケーションからアクセスする場合は、埋め込みクレデンシャルを使用できます。後述の「デスクトップアプリケーション」を参照してください。 |
サービスアカウント | OAuthJWT | データがJSON かPFX ファイルかによって異なります。後述の「サービスとして認証」を参照してください。 |
GCP インスタンスアカウント | GCPInstanceAccount | GCP 仮想マシン上で使用します。 |
API キー | Token | APIKey をTrue に設定します。 Google Cloud コンソールでAPI キーを作成するには、認証情報を作成 -> API キーをクリックします。本番環境で使用する前にキーを制限するには、アプリケーションの制限を選択して使用可能な制限の1つを選択します。。 |
以下のセクションでは、ユーザーとしての認証とサービスとしての認証について説明します。
以下のサブセクションでは、3つの一般的な認証フローを経由したユーザーアカウント(AuthScheme OAuth)からGoogle Sheets への認証方法について詳しく説明します。
カスタムOAuth アプリケーションの作成についての情報と、埋め込みOAuth 認証情報を持つ認証フローでもカスタムOAuth アプリケーションを作成したほうがよい場合の説明については、カスタムOAuth アプリケーションの作成 を参照してください。 Google Sheets で利用可能な接続文字列プロパティの全リストは、Connection を参照してください。
アクセストークンの期限が切れたときは、Sync App は自動でアクセストークンをリフレッシュします。
OAuth アクセストークンの自動リフレッシュ:
Sync App がOAuth アクセストークンを自動的にリフレッシュするようにするには、次のように設定します。
OAuth アクセストークンの手動リフレッシュ:
OAuth アクセストークンを手動でリフレッシュするために必要な唯一の値は、OAuth リフレッシュトークンです。
OAuth リフレッシュトークンを保存し、OAuth アクセストークンの有効期限が切れた後に手動でリフレッシュできるようにします。
(OAuthAccessToken およびその他の設定パラメータを取得および設定する方法についての情報は、「Google Sheets への接続」の デスクトップ認証セクションを参照してください。)
ただし、Web 経由で接続するユーザー、およびユーザーの代わりにサービスアカウント経由で接続する場合は、カスタムOAuth 接続が必要になります。カスタムOAuth アプリケーションは、次のような場合にも有用です。
アプリケーションの作成が完了すると、Cloud コンソールは認証情報ページに戻ります。 ウィンドウが開き、クライアントId とクライアントシークレットが表示されます。
クライアントシークレットはGoogle Cloud コンソールからアクセス可能ですが、クライアントシークレットをメモしておくことをお勧めします。OAuthClientId とOAuthClientSecretを指定するには、クライアントシークレットとクライアントId の両方が必要です。
AuthScheme=OAuthJWT を使用する場合、サービスアカウントを作成する必要があります。
Google Cloud Console で:
キーは自動的にローカルデバイスにダウンロードされ、キーに固有の追加情報が表示されます。
このセクションでは、Google Sheets Sync App の高度な機能を厳選して説明します。
Sync App を使用すると、事前設定されたクエリによって内容が決定されるユーザー定義ビューと呼ばれる仮想テーブルを定義できます。 このビューは、ドライバーに発行されるクエリを直接制御できない場合に有効です。 カスタムビューの作成と設定の概要については、ユーザー定義ビュー を参照してください。
SSL の設定 を使用して、Sync App が証明書のネゴシエーションをどのように扱うかを調整します。さまざまな証明書形式を選択できます。 詳しくは、接続文字列オプションにあるSSLServerCert プロパティを参照してください。
Windows プロキシとHTTP プロキシを含むファイアウォールとプロキシ に合致するようSync App を設定します。トンネル接続を設定することもできます。
Sync App は、Google Sheets にできるだけ多くのSELECT ステートメント処理をオフロードし、残りのクエリをクライアント側のインメモリで処理します。
詳しくはクエリ処理 を参照してください。
CData ログを調整するために使用可能な設定の概要については、ログ を参照してください。基本的なロギングでは、 次の2つの接続プロパティを設定するだけです。LogModules 接続プロパティを使用してログに記録する情報のサブセットを選択できる、 より洗練されたロギングをサポートする多数の機能があります。
デフォルトでは、Sync App はサーバーの証明書をシステムの信頼できる証明書ストアと照合してSSL / TLS のネゴシエーションを試みます。
別の証明書を指定するには、利用可能なフォーマットについてSSLServerCert プロパティを参照してください。
Windows のシステムプロキシ経由の接続では、接続プロパティを追加で設定する必要はありません。他のプロキシに接続するには、ProxyAutoDetect をfalse に設定します。
さらにHTTP プロキシへの認証には、ProxyServer とProxyPort に加えてProxyAuthScheme、ProxyUser、およびProxyPassword を設定します。
次のプロパティを設定します。
Sync App は、スプレッドシートおよび範囲をリレーショナルテーブルとしてモデル化します。
テーブル は、スプレッドシートの構成をテーブルに反映するためのさまざまな設定オプションを示します。例えば、ヘッダーを操作する方法や、範囲をテーブルとしてクエリする方法を見つけることができます。
カラム では、列検出に関する詳細情報を提供しています。
Sync App では、左上に揃えて配置されたスプレッドシートまたはユーザー指定の範囲をデータベーステーブルとして表すことができます。Header プロパティを設定することで、テーブルをどのようにリストするかを制御できます。
Google Spreadsheet API の制限により、すべての列ヘッダーは空白にはできません。
Note:範囲指定は、SELECT ステートメントとUPDATE ステートメントでのみ使用できます。DELETE コマンドとINSERT コマンドは範囲をサポートしていません。
Header プロパティを設定することで、列名を指定するか、列名を自動的に生成することができます。このプロパティは、コマンドで列を使用する方法に影響します。
ビューは、データを示すという点でテーブルに似ていますが、ビューは読み取り専用です。
クエリは、ビューに対して通常のテーブルと同様に実行することができます。
Name | Description |
Folders | ユーザーのGoogle Drive に含まれるフォルダのクエリ。 |
Sheets | ユーザーのスプレッドシートとその関連情報のリストを返します。 |
Spreadsheets | ユーザーのスプレッドシートとその関連情報のリストを返します。 |
ユーザーのGoogle Drive に含まれるフォルダのクエリ。
Sync App はGoogle Sheets API を使用して、サーバーサイドでサポートされているカラムおよび演算子で作成されたWHERE 句条件を処理します。その他のフィルタはクライアントサイドでSync App 内部で処理されます。
サーバーサイドのフィルタリングをサポートするカラムと演算子は以下のとおりです。
Note: 特定のドライブからクエリするには、SupportsAllDrives 接続プロパティを'true' に設定する必要があります。
サーバーサイドのフィルタリングをサポートするすべてのカラムは、AND およびOR 論理演算子と組み合わせることができます。例えば、次のクエリはサーバーサイドで処理されます。
SELECT * FROM Folders WHERE Name = 'example folder'
SELECT * FROM Folders WHERE OwnerEmail IN ('owner1@email.com', 'owner2@email.com') AND ModifiedTime >= '2020-04-01T05:30:00'
Name | Type | Description |
Id [KEY] | String | フォルダのID。 |
Name | String | フォルダ名。これはフォルダ内で必ずしも一意である必要はありません。Team Drives のトップレベルフォルダ、My Drive ルートファイル、Application Data フォルダなどの不変のアイテムは名前が変わることはないので注意してください。 |
DriveId | String | ドライブのId。 |
Description | String | フォルダの簡単な説明。. |
CreatedTime | Datetime | フォルダの作成日。 |
ModifiedTime | Datetime | ファイルまたはフォルダの最終変更日。 |
Size | Long | フォルダのサイズ(バイト)。 |
OwnerName | String | リソースオーナーの名前。 |
OwnerEmail | String | リソースオーナーのE メール。 |
Starred | Boolean | このフィールドは、リソースがスター付きかどうかを設定します。 |
Trashed | Boolean | このフィールドは、リソースがごみ箱に移動されたかどうかを設定します。 |
Viewed | Boolean | このフィールドは、リソースが現在のユーザーによって表示されたかどうかを設定します。 |
ParentIds | String | 親フォルダーIDのカンマ区切りリスト。 |
ChildIds | String | 子リソースID のセミコロン区切りリスト。 |
ChildLinks | String | 子リソースリンクのセミコロン区切りリスト。 |
SELECT ステートメントのWHERE 句では、疑似列フィールドを使用して、データソースから返されるタプルを詳細に制御することができます。
Name | Type | Description |
Query | String | このフィールドは、有効なGoogle ドライブSDK クエリを受け入れ、WHERE 句の条件をオーバーライドします。 |
ユーザーのスプレッドシートとその関連情報のリストを返します。
Name | Type | Description |
SpreadsheetId | String | スプレッドシートに割り当てられたID。 |
SpreadsheetName | String | スプレッドシートの名前。 |
SheetId | String | シートに割り当てられたID。 |
SheetName | String | シートの名前。 |
SheetIndex | Integer | スプレッドシート内のシートのインデックス。 |
SheetType | String | シートのタイプ。デフォルトはGRID です。 |
Hidden | Boolean | UI でシートを非表示にするかどうかを指定します。 |
RowCount | Integer | グリッド内の行の数。 |
ColumnCount | Integer | グリッド内のカラムの数。 |
FrozenRowCount | Integer | グリッド内の固定された行の数。 |
FrozenColumnCount | Integer | グリッド内の固定された行の数。 |
DataSourceExecutionStatus | String | DataSource シートの実行状況。 |
ユーザーのスプレッドシートとその関連情報のリストを返します。
Name | Type | Description |
Id [KEY] | String | スプレッドシートに割り当てられたID。 |
Name | String | スプレッドシートの名前。 |
Description | String | スプレッドシートの簡単な説明。 |
OwnerName | String | スプレッドシートのオーナー名。 |
OwnerEmail | String | スプレッドシートのオーナーのE メール。 |
ModifiedTime | Datetime | このスプレッドシートの最終更新日時。 |
CreatedTime | Datetime | スプレッドシートの作成日時。 |
Trashed | Boolean | スプレッドシートが削除されたかどうか。 |
Starred | Boolean | ユーザーがスプレッドシートに星を付けたかどうか。 |
Viewed | Boolean | ユーザーがスプレッドシートを参照したかどうか。 |
ParentIds | String | 親フォルダID のカンマ区切りリスト。 |
プロパティ | 説明 |
AuthScheme | Google Sheets に接続する際に使用する認証の種類。 |
APIKey | クライアントアプリケーションでOAuth 2.0を使用していない場合は、Google Cloud Platform プロジェクト内で有効になっているAPI を呼び出すときにAPI キーを含める必要があります。 |
プロパティ | 説明 |
Spreadsheet | 参照されるスプレッドシートの名前もしくはId のカンマ区切りのリスト。 |
FolderName | FolderName='name1,name2' の形式でスプレッドシートを取得するフォルダの名前のカンマ区切りリスト。 |
FolderId | FolderId='id1,id2,id3' の形式でスプレッドシートを取得するフォルダのId のカンマ区切りリスト。 |
ShowTrashedFiles | ごみ箱の中のファイルをリストするかどうかを示します。 |
SkipHiddenSheets | 非表示のシートをリストするかどうかを示します。 |
SupportsAllDrives | ドライブのアイテムを取得するかどうかを決定します。 |
UseIdAsTableName | Id をスプレッドシート名およびシート名として使用するかどうかを指定します。 |
TeamDrive | TeamDrive='Shared drive 2, Shared drive 3'、またはTeamDrive='0BKwyFj1j9FOsUk9EVO, 0ANMIP9RIe1LQUk9PVA' の形式でスプレッドシートを取得するドライブの名前またはID。 |
DomainSharedFilesOnly | 公開されるシートがユーザーのドメインに共有されるシートのみに限定されるかどうかを決定するboolean。 |
RecurseFolders | FolderId / FolderName プロパティが定義されている場合に使用します。True に設定すると、ドライバーはネストされたフォルダ内のすべてのスプレッドシートを返し、そうでなければ、ドライバーはフォルダの直下のファイルのみを返します。デフォルトではfalse に設定されています。 |
IgnoreErrorValues | 有効にすると、provider がエラー値を検出したフィールドはNULL として返されます。無効の場合、provider はいずれかのフィールドでエラー値が検出されるとエラーをスローします。 |
プロパティ | 説明 |
OAuthClientId | OAuth 認証サーバーを使用してアプリケーションを登録する場合に割り当てられたクライアントId。 |
OAuthClientSecret | OAuth 認証サーバーにアプリケーションを登録する場合に割り当てられたクライアントシークレット。 |
プロパティ | 説明 |
OAuthJWTCert | JWT 証明書のストア。 |
OAuthJWTCertType | JWT 証明書を格納するキーストアの種類。 |
OAuthJWTCertPassword | OAuth JWT 証明書のパスワード。 |
OAuthJWTCertSubject | OAuth JWT 証明書のサブジェクト。 |
OAuthJWTIssuer | Java Web Token の発行者。 |
OAuthJWTSubject | アプリケーションからデリゲートアクセスの要求対象となるユーザーサブジェクト。 |
プロパティ | 説明 |
SSLServerCert | TLS/SSL を使用して接続するときに、サーバーが受け入れ可能な証明書。 |
プロパティ | 説明 |
FirewallType | プロキシベースのファイアウォールで使われるプロトコル。 |
FirewallServer | プロキシベースのファイアウォールの名前もしくはIP アドレス。 |
FirewallPort | プロキシベースのファイアウォールのTCP ポート。 |
FirewallUser | プロキシベースのファイアウォールに認証するために使うユーザー名。 |
FirewallPassword | プロキシベースのファイアウォールへの認証に使われるパスワード。 |
プロパティ | 説明 |
ProxyAutoDetect | これは、システムプロキシ設定を使用するかどうかを示します。 |
ProxyServer | HTTP トラフィックをルートするためのプロキシのホストネームもしくはIP アドレス。 |
ProxyPort | ProxyServer プロキシが起動しているTCP ポート。 |
ProxyAuthScheme | ProxyServer プロキシへの認証で使われる認証タイプ。 |
ProxyUser | ProxyServer プロキシへの認証に使われるユーザー名。 |
ProxyPassword | ProxyServer プロキシへの認証に使われるパスワード。 |
ProxySSLType | ProxyServer プロキシへの接続時に使用するSSL タイプ。 |
ProxyExceptions | ProxyServer 経由での接続が免除される宛先ホスト名またはIP のセミコロン区切りのリスト。 |
プロパティ | 説明 |
LogModules | ログファイルに含めるコアモジュール。 |
プロパティ | 説明 |
Location | テーブル、ビュー、およびストアドプロシージャを定義するスキーマファイルを格納するディレクトリへのパス。 |
BrowsableSchemas | このプロパティは、使用可能なスキーマのサブセットにレポートされるスキーマを制限します。例えば、BrowsableSchemas=SchemaA,SchemaB,SchemaC です。 |
Tables | このプロパティは、使用可能なテーブルのサブセットにレポートされるテーブルを制限します。例えば、Tables=TableA,TableB,TableC です。 |
Views | 使用可能なテーブルのサブセットにレポートされるビューを制限します。例えば、Views=ViewA,ViewB,ViewC です。 |
TypeDetectionScheme | カラムのデータ型を決定するための方法を指定します。 |
Header | 最初の行を列ヘッダーとして使用するかどうかを示します。 |
PrimaryKeyIdentifier | 主キーの名前を制御するには、このプロパティを設定します。 |
DefineTables | Google スプレッドシート内でテーブルを定義 |
Orientation | シート内のデータを水平方向に配置するか、垂直方向に配置するかを示します。 |
プロパティ | 説明 |
AutoAdjustRange | True に設定すると、更新/挿入/削除された値がシートの範囲外にある場合、ドライバーは自動的にディメンションを拡張します。 |
DateTimeRenderOption | 日付、時間および期間がアウトプットで表されるかを定義します。 ValueRenderOption がFormattedValue の場合には、これは無視されます。デフォルトのdatetime レンダリングオプションはSerialNumber です。 |
InsertDataOption | 新しいデータがインプットされた際に、既存のデータがどのように変更されるかを決めます。 |
MaxRows | クエリで集計またはGROUP BY を使用しない場合に返される行数を制限します。これはLIMIT 句よりも優先されます。 |
NullValueMode | 空のセルをnull として読み取るか、空として読み取るかを示します。 |
Other | これらの隠しプロパティは特定のユースケースでのみ使用されます。 |
Pagesize | Google Sheets から返されるページあたりの結果の最大数。 |
PercentageToDecimal | パーセンテージの列をdecimal 表示するかどうかを決定するboolean。 |
PseudoColumns | このプロパティは、テーブルのカラムとして疑似カラムが含まれているかどうかを示します。 |
RowScanDepth | テーブルで利用可能なカラムを探すためにスキャンする行数の最大値。 |
ShowEmptyRows | 空の行をプッシュするかどうかを示します。 |
Timeout | タイムアウトエラーがスローされ、処理をキャンセルするまでの秒数。 |
UserDefinedViews | カスタムビューを含むJSON コンフィギュレーションファイルを指すファイルパス。 |
UseSimpleNames | テーブルとカラムに簡略名を使用するかどうかを決定するboolean。 |
ValueInputOption | 挿入された値をどのように扱うべきかを定義します。 |
ValueRenderOption | アウトプットで値がどのようにレンダリングされるかを定義します。 |
このセクションでは、本プロバイダーの接続文字列で設定可能なAuthentication プロパティの全リストを提供します。
プロパティ | 説明 |
AuthScheme | Google Sheets に接続する際に使用する認証の種類。 |
APIKey | クライアントアプリケーションでOAuth 2.0を使用していない場合は、Google Cloud Platform プロジェクト内で有効になっているAPI を呼び出すときにAPI キーを含める必要があります。 |
Google Sheets に接続する際に使用する認証の種類。
クライアントアプリケーションでOAuth 2.0を使用していない場合は、Google Cloud Platform プロジェクト内で有効になっているAPI を呼び出すときにAPI キーを含める必要があります。
クライアントアプリケーションでOAuth 2.0を使用していない場合は、Google Cloud Platform プロジェクト内で有効になっているAPI を呼び出すときにAPI キーを含める必要があります。
このセクションでは、本プロバイダーの接続文字列で設定可能なConnection プロパティの全リストを提供します。
プロパティ | 説明 |
Spreadsheet | 参照されるスプレッドシートの名前もしくはId のカンマ区切りのリスト。 |
FolderName | FolderName='name1,name2' の形式でスプレッドシートを取得するフォルダの名前のカンマ区切りリスト。 |
FolderId | FolderId='id1,id2,id3' の形式でスプレッドシートを取得するフォルダのId のカンマ区切りリスト。 |
ShowTrashedFiles | ごみ箱の中のファイルをリストするかどうかを示します。 |
SkipHiddenSheets | 非表示のシートをリストするかどうかを示します。 |
SupportsAllDrives | ドライブのアイテムを取得するかどうかを決定します。 |
UseIdAsTableName | Id をスプレッドシート名およびシート名として使用するかどうかを指定します。 |
TeamDrive | TeamDrive='Shared drive 2, Shared drive 3'、またはTeamDrive='0BKwyFj1j9FOsUk9EVO, 0ANMIP9RIe1LQUk9PVA' の形式でスプレッドシートを取得するドライブの名前またはID。 |
DomainSharedFilesOnly | 公開されるシートがユーザーのドメインに共有されるシートのみに限定されるかどうかを決定するboolean。 |
RecurseFolders | FolderId / FolderName プロパティが定義されている場合に使用します。True に設定すると、ドライバーはネストされたフォルダ内のすべてのスプレッドシートを返し、そうでなければ、ドライバーはフォルダの直下のファイルのみを返します。デフォルトではfalse に設定されています。 |
IgnoreErrorValues | 有効にすると、provider がエラー値を検出したフィールドはNULL として返されます。無効の場合、provider はいずれかのフィールドでエラー値が検出されるとエラーをスローします。 |
参照されるスプレッドシートの名前もしくはId のカンマ区切りのリスト。
参照されるスプレッドシートの名前もしくはId のカンマ区切りのリスト。このデータを取得するには、Spreadsheets ビューをクエリします。
Note:スプレッドシートの名前を入力する際、先頭や末尾のスペースを含めて正確なスプレッドシート名を入力してください。 また、カンマの区切りの前後に余分なスペースを加えてないようにします。スプレッドシート名にカンマが含まれる場合は、バックスラッシュ'\' でエスケープしてください。
FolderName='name1,name2' の形式でスプレッドシートを取得するフォルダの名前のカンマ区切りリスト。
FolderName='name1,name2' の形式でスプレッドシートを取得するフォルダの名前のカンマ区切りリスト。
FolderId='id1,id2,id3' の形式でスプレッドシートを取得するフォルダのId のカンマ区切りリスト。
FolderId='id1,id2,id3' の形式でスプレッドシートを取得するフォルダのId のカンマ区切りリスト。
ごみ箱の中のファイルをリストするかどうかを示します。
True の場合、ドライバーはごみ箱に置かれたファイル/スプレッドシートをリストします。
非表示のシートをリストするかどうかを示します。
true の場合、ドライバーは非表示のシートをスキップします。
ドライブのアイテムを取得するかどうかを決定します。
このプロパティを'true' に設定すると、任意のドライブスプレッドシートからクエリを実行できます。
Id をスプレッドシート名およびシート名として使用するかどうかを指定します。
Id をスプレッドシート名およびシート名として使用するかどうかを指定します。 SpreadsheetName_SheetName の代わりにシートで選択するには、次のようにします:SpreadsheetId_SheetId。例:SELECT * FROM 11696gdF5QUL1EnYikYiUeMTHRqA1111KbdYDoINqI_1151117664
TeamDrive='Shared drive 2, Shared drive 3'、またはTeamDrive='0BKwyFj1j9FOsUk9EVO, 0ANMIP9RIe1LQUk9PVA' の形式でスプレッドシートを取得するドライブの名前またはID。
TeamDrive='Shared drive 2, Shared drive 3'、またはTeamDrive='0BKwyFj1j9FOsUk9EVO, 0ANMIP9RIe1LQUk9PVA' の形式でスプレッドシートを取得するドライブの名前またはID。
FolderId / FolderName プロパティが定義されている場合に使用します。True に設定すると、ドライバーはネストされたフォルダ内のすべてのスプレッドシートを返し、そうでなければ、ドライバーはフォルダの直下のファイルのみを返します。デフォルトではfalse に設定されています。
FolderId / FolderName プロパティが定義されている場合に使用します。True に設定すると、ドライバーはネストされたフォルダ内のすべてのスプレッドシートを返し、そうでなければ、ドライバーはフォルダの直下のファイルのみを返します。デフォルトではfalse に設定されています。
有効にすると、provider がエラー値を検出したフィールドはNULL として返されます。無効の場合、provider はいずれかのフィールドでエラー値が検出されるとエラーをスローします。
このプロパティがtrue に設定されている場合、Sync App は値にエラーを含むフィールドをNULL として返します。
このプロパティがfalse に設定されている場合には、値にエラーが見つかった場合にSync App はエラーをスローします。
Sync App は以下のエラー値を確認します。
このセクションでは、本プロバイダーの接続文字列で設定可能なOAuth プロパティの全リストを提供します。
プロパティ | 説明 |
OAuthClientId | OAuth 認証サーバーを使用してアプリケーションを登録する場合に割り当てられたクライアントId。 |
OAuthClientSecret | OAuth 認証サーバーにアプリケーションを登録する場合に割り当てられたクライアントシークレット。 |
OAuth 認証サーバーを使用してアプリケーションを登録する場合に割り当てられたクライアントId。
OAuth アプリケーションの登録の一環として、コンシューマキーとも呼ばれるOAuthClientId 値、およびクライアントシークレットOAuthClientSecret が提供されます。
OAuth 認証サーバーにアプリケーションを登録する場合に割り当てられたクライアントシークレット。
OAuth アプリケーションの登録の一環として、コンシューマキーとも呼ばれるOAuthClientId が提供されます。また、コンシューマーシークレットと呼ばれるクライアントシークレットも提供されます。クライアントシークレットをOAuthClientSecret プロパティに設定します。
このセクションでは、本プロバイダーの接続文字列で設定可能なJWT OAuth プロパティの全リストを提供します。
プロパティ | 説明 |
OAuthJWTCert | JWT 証明書のストア。 |
OAuthJWTCertType | JWT 証明書を格納するキーストアの種類。 |
OAuthJWTCertPassword | OAuth JWT 証明書のパスワード。 |
OAuthJWTCertSubject | OAuth JWT 証明書のサブジェクト。 |
OAuthJWTIssuer | Java Web Token の発行者。 |
OAuthJWTSubject | アプリケーションからデリゲートアクセスの要求対象となるユーザーサブジェクト。 |
JWT 証明書のストア。
クライアント証明書のための証明書ストア名。
OAuthJWTCertType フィールドは、OAuthJWTCert により指定された証明書ストアの種類を指定します。 ストアがパスワードで保護されている場合は、OAuthJWTCertPassword でパスワードを指定します。
OAuthJWTCert は、OAuthJWTCertSubject フィールドとともにクライアント証明書を指定するために使われます。 OAuthJWTCert に値がある場合で、OAuthJWTCertSubject が設定されている場合は、証明書の検索が始まります。 詳しくは、OAuthJWTCertSubject フィールドを参照してください。
証明書ストアの指定はプラットフォームに依存します。
Windows の共通のユーザとシステム証明書ストアの指定は以下のとおりです。
MY | 個人証明書と関連付けられた秘密キーを格納している証明書ストア。 |
CA | 証明機関の証明書。 |
ROOT | ルート証明書。 |
SPC | ソフトウェア発行元証明書。 |
Javaでは、証明書ストアは通常、証明書および任意の秘密キーを含むファイルです。
証明書ストアの種類がPFXFile の場合は、このプロパティにファイル名を設定します。 PFXBlob の場合は、このプロパティをPFX ファイルのバイナリコンテンツ(例えば、PKCS12証明書ストア)に設定する必要があります。
JWT 証明書を格納するキーストアの種類。
このプロパティには次の値の一つを設定できます。
USER | Windows の場合、現在のユーザーにより所有された証明書ストアであることを指定します。 Note:この種類はJava では利用できません。 |
MACHINE | Windows の場合、この証明書ストアがシステムストアであることを指定します。 Note:この種類はJava では利用できません。 |
PFXFILE | この証明書ストアは、証明書を含むPFX(PKCS12)ファイルの名前です。 |
PFXBLOB | この証明書ストアは、PFX(PKCS12)形式の証明書ストアを表すBase-64でエンコードされた文字列です。 |
JKSFILE | この証明書ストアは、証明書を含むJava key store(JKS)ファイルの名前です。 Note:この種類はJava のみで利用できます。 |
JKSBLOB | この証明書ストアは、Java key store(JKS)形式の証明書ストアを表すBase-64でエンコードされた文字列です。 Note:この種類はJava のみで利用できます。 |
PEMKEY_FILE | この証明書ストアは、秘密キーと任意の証明書を含むPEM でエンコードされたファイルの名前です。 |
PEMKEY_BLOB | この証明書ストアは、秘密キーと任意の証明書を含むBase-64でエンコードされた文字列です。 |
PUBLIC_KEY_FILE | この証明書ストアは、PEM またはDER でエンコードされた公開キーの証明書を含むファイルの名前です。 |
PUBLIC_KEY_BLOB | この証明書ストアは、PEM またはDER でエンコードされた公開キーの証明書を含むBase-64でエンコードされた文字列です。 |
SSHPUBLIC_KEY_FILE | この証明書ストアは、SSH 公開キーを含むファイルの名前です。 |
SSHPUBLIC_KEY_BLOB | この証明書ストアは、SSH 公開キーを含むBase-64でエンコードされた文字列です。 |
P7BFILE | この証明書ストアは、証明書を含むPKCS7 ファイルの名前です。 |
PPKFILE | この証明書ストアは、PuTTY 秘密キー(PPK)を含むファイルの名前です。 |
XMLFILE | この証明書ストアは、XML 形式の証明書を含むファイルの名前です。 |
XMLBLOB | この証明書ストアは、XML 形式の証明書を含む文字列の名前です。 |
GOOGLEJSON | この証明書ストアは、サービスアカウント情報を含むJSON ファイルの名前です。Google サービスに接続する場合にのみ有効です。 |
GOOGLEJSONBLOB | この証明書ストアは、サービスアカウントのJSON を含む文字列です。Google サービスに接続する場合にのみ有効です。 |
OAuth JWT 証明書のパスワード。
証明書ストアでパスワードが必要である場合、このプロパティを使用してパスワードを指定し、証明書ストアにアクセスできます。
GOOGLEJSON OAuthJWTCertType を使用する場合は必要ありません。Google JSON キーは暗号化されていません。
OAuth JWT 証明書のサブジェクト。
証明書のサブジェクトは、証明書をロードするときにストア内の証明書を検索するために使用されます。
完全に一致するものが見つからない場合、ストアはプロパティの値を含むサブジェクトを検索します。
それでも一致するものが見つからない場合、プロパティは空白で設定され、証明書は選択されません。
"*" に設定すると、証明書ストアの1番目の証明書が選択されます。
証明書のサブジェクトは識別の名前フィールドおよび値のカンマ区切りのリストです。 例えば、"CN=www.server.com, OU=test, C=US, E=support@cdata.com"。共通のフィールドとその説明は以下のとおりです。
フィールド | 説明 |
CN | 共通名。一般的には、www.server.com のようなホスト名です。 |
O | 法人名 |
OU | 法人の部署名 |
L | 法人の住所(市町村名) |
S | 法人の住所(都道府県) |
C | 国名 |
E | Eメールアドレス |
フィールド値にカンマが含まれている場合は、それを引用符で囲む必要があります。
Java Web Token の発行者。
Java Web Token の発行者。 委任されたユーザーのE メールアドレスの値を入力します。
GOOGLEJSON OAuthJWTCertType を使用する場合は必要ありません。Google JSON キーには、発行者アカウントのコピーが含まれています。
Java Web Token の発行者。 委任されたユーザーのE メールアドレスの値を入力します。
GOOGLEJSON OAuthJWTCertType を使用する場合は必要ありません。Google JSON キーには、発行者アカウントのコピーが含まれています。
アプリケーションからデリゲートアクセスの要求対象となるユーザーサブジェクト。
アプリケーションからデリゲートアクセスの要求対象となるユーザーサブジェクトです。 サービスアカウントE メールの値を入力します。
アプリケーションからデリゲートアクセスの要求対象となるユーザーサブジェクトです。 サービスアカウントE メールの値を入力します。
このセクションでは、本プロバイダーの接続文字列で設定可能なSSL プロパティの全リストを提供します。
プロパティ | 説明 |
SSLServerCert | TLS/SSL を使用して接続するときに、サーバーが受け入れ可能な証明書。 |
TLS/SSL を使用して接続するときに、サーバーが受け入れ可能な証明書。
TLS/SSL 接続を使用する場合は、このプロパティを使用して、サーバーが受け入れるTLS/SSL 証明書を指定できます。コンピュータによって信頼されていない他の証明書はすべて拒否されます。
このプロパティは、次のフォームを取ります:
説明 | 例 |
フルPEM 証明書(例では省略されています) | -----BEGIN CERTIFICATE----- MIIChTCCAe4CAQAwDQYJKoZIhv......Qw== -----END CERTIFICATE----- |
証明書を保有するローカルファイルへのパス。 | C:\cert.cer |
公開鍵(例では省略されています) | -----BEGIN RSA PUBLIC KEY----- MIGfMA0GCSq......AQAB -----END RSA PUBLIC KEY----- |
MD5 Thumbprint (hex 値はスペースおよびコロン区切り) | ecadbdda5a1529c58a1e9e09828d70e4 |
SHA1 Thumbprint (hex 値はスペースおよびコロン区切り) | 34a929226ae0819f2ec14b4a3d904f801cbb150d |
これを指定しない場合は、マシンが信用するすべての証明書が受け入れられます。
すべての証明書の受け入れを示すには、'*'を使用します。セキュリティ上の理由から、これはお勧めできません。
このセクションでは、本プロバイダーの接続文字列で設定可能なFirewall プロパティの全リストを提供します。
プロパティ | 説明 |
FirewallType | プロキシベースのファイアウォールで使われるプロトコル。 |
FirewallServer | プロキシベースのファイアウォールの名前もしくはIP アドレス。 |
FirewallPort | プロキシベースのファイアウォールのTCP ポート。 |
FirewallUser | プロキシベースのファイアウォールに認証するために使うユーザー名。 |
FirewallPassword | プロキシベースのファイアウォールへの認証に使われるパスワード。 |
プロキシベースのファイアウォールで使われるプロトコル。
このプロパティは、Sync App がFirewallServer プロキシ経由でトンネルトラフィックを使うためのプロトコルを指定します。デフォルトでは、Sync App はシステムプロキシに接続します。この動作を無効化し次のプロキシタイプのどれかで接続するには、ProxyAutoDetect をfalse に設定します。
タイプ | デフォルトポート | 説明 |
TUNNEL | 80 | これが設定されている場合、Sync App はGoogle Sheets への接続を開き、プロキシを経由して通信が行われます。 |
SOCKS4 | 1080 | これが設定されている場合、Sync App はデータをFirewallServer およびFirewallPort で指定されたSOCS 4 プロキシ経由で送信し、接続リクエストが許容されるかどうかを決定します。 |
SOCKS5 | 1080 | これが設定されている場合、Sync App はデータをFirewallServer およびFirewallPort で指定されたSOCS 5 プロキシ経由で送信します。プロキシに認証が必要な場合には、FirewallUser およびFirewallPassword をプロキシが認識する認証情報に設定します。 |
HTTP プロキシへの接続には、ProxyServer およびProxyPort ポートを使ってください。HTTP プロキシへの認証には、ProxyAuthScheme、ProxyUser、およびProxyPassword を使ってください。
プロキシベースのファイアウォールの名前もしくはIP アドレス。
ファイアウォールトラバーサルを許容するために設定するIP アドレス、DNS 名、もしくはプロキシホスト名を指定するプロパティです。プロトコルはFirewallType で指定されます。このプロパティとFirewallServer を使って、SOCKS 経由での接続、もしくはトンネリングが可能です。HTTP プロキシへの接続には、ProxyServer を使用します。
Sync App はデフォルトでシステムプロキシを使うので注意してください。他のプロキシを使う場合には、ProxyAutoDetect をfalse に設定してください。
プロキシベースのファイアウォールのTCP ポート。
ファイアウォールトラバーサルを許容するために設定するプロキシベースのファイアウォールのTCP ポート。名前もしくはIP アドレスを指定するには、FirewallServer を使います。FirewallType でプロトコルを指定します。
プロキシベースのファイアウォールに認証するために使うユーザー名。
FirewallUser およびFirewallPassword プロパティは、FirewallType により指定された認証方式に則り、FirewallServer、およびFirewallPort で指定されたプロキシに対しての認証に使われます。
プロキシベースのファイアウォールへの認証に使われるパスワード。
このプロパティは、FirewallType により指定された認証メソッドに則り、FirewallServer およびFirewallPort で指定されたプロキシに渡されます。
このセクションでは、本プロバイダーの接続文字列で設定可能なProxy プロパティの全リストを提供します。
プロパティ | 説明 |
ProxyAutoDetect | これは、システムプロキシ設定を使用するかどうかを示します。 |
ProxyServer | HTTP トラフィックをルートするためのプロキシのホストネームもしくはIP アドレス。 |
ProxyPort | ProxyServer プロキシが起動しているTCP ポート。 |
ProxyAuthScheme | ProxyServer プロキシへの認証で使われる認証タイプ。 |
ProxyUser | ProxyServer プロキシへの認証に使われるユーザー名。 |
ProxyPassword | ProxyServer プロキシへの認証に使われるパスワード。 |
ProxySSLType | ProxyServer プロキシへの接続時に使用するSSL タイプ。 |
ProxyExceptions | ProxyServer 経由での接続が免除される宛先ホスト名またはIP のセミコロン区切りのリスト。 |
これは、システムプロキシ設定を使用するかどうかを示します。
これは他のプロキシ設定よりも優先されるため、カスタムプロキシ設定を使用するにはProxyAutoDetect をFALSE に設定する必要があります。
HTTP プロキシへの接続には、ProxyServer を参照してください。SOCKS やトンネリングなどの他のプロキシには、FirewallType を参照してください。
HTTP トラフィックをルートするためのプロキシのホストネームもしくはIP アドレス。
HTTP トラフィックをルートするためのプロキシのホストネームもしくはIP アドレス。HTTP プロキシへの認証には、Sync App はHTTP、Windows(NTLM)、もしくはKerberos 認証タイプを使用することができます。
SOCKS プロキシを経由して接続する、もしくは接続をトンネルするには、FirewallType を参照してください。
デフォルトで、Sync App はsystem プロキシを使います。他のプロキシを使う場合には、ProxyAutoDetect をfalse に設定します。
ProxyServer プロキシが起動しているTCP ポート。
HTTP トラフィックをリダイレクトするHTTP プロキシが実行されているポート。ProxyServer でHTTP プロキシを指定します。その他のプロキシタイプについては、FirewallType を参照してください。
ProxyServer プロキシへの認証で使われる認証タイプ。
この値は、ProxyServer およびProxyPort で指定されるHTTP プロキシに認証するために使われる認証タイプを指定します。
Sync App は、デフォルトでsystem proxy settings を使い、追加での設定が不要です。他のプロキシへの接続をする場合には、ProxyServer およびProxyPort に加え、ProxyAutoDetect をfalse に設定します。認証するには、ProxyAuthScheme を設定し、必要な場合にはProxyUser およびProxyPassword を設定します。
認証タイプは、次のどれかになります。
SOCKS 5 認証のような他の認証タイプを使用するには、FirewallType を参照してください。
ProxyServer プロキシへの認証に使われるユーザー名。
ProxyUser および ProxyPassword オプションは、ProxyServer で指定されたHTTP プロキシに対して接続および認証するために使用されます。
ProxyAuthScheme で使用可能な認証タイプを選択することができます。HTTP 認証を使う場合、これをHTTP プロキシで識別可能なユーザーのユーザー名に設定します。Windows もしくはKerberos 認証を使用する場合、このプロパティを次の形式のどれかでユーザー名に設定します。
user@domain domain\user
ProxyServer プロキシへの認証に使われるパスワード。
このプロパティは、NTLM(Windows)、Kerberos、もしくはHTTP 認証をサポートするHTTP プロキシサーバーに認証するために使われます。HTTP プロキシを指定するためには、ProxyServer およびProxyPort を設定します。認証タイプを指定するためにはProxyAuthScheme を設定します。
HTTP 認証を使う場合、さらにHTTP プロキシにProxyUser およびProxyPassword を設定します。
NTLM 認証を使う場合、Windows パスワードにProxyUser およびProxyPassword を設定します。Kerberos 認証には、これらを入力する必要があります。
SOCKS 5 認証もしくは、トンネリングは、FirewallType を参照してください。
デフォルトで、Sync App はsystem プロキシを使います。他のプロキシに接続する場合には、これをfalse に設定します。
ProxyServer プロキシへの接続時に使用するSSL タイプ。
このプロパティは、ProxyServer で指定されたHTTP プロキシへの接続にSSL を使用するかどうかを決定します。この値は、AUTO、ALWAYS、NEVER、TUNNEL のいずれかです。有効な値は次のとおりです。
AUTO | デフォルト設定。URL がHTTPS URL の場合、Sync App は、TUNNEL オプションを使います。URL がHTTP URL の場合、コンポーネントはNEVER オプションを使います。 |
ALWAYS | 接続は、常にSSL 有効となります。 |
NEVER | 接続は、SSL 有効になりません。 |
TUNNEL | 接続は、トンネリングプロキシを経由します。プロキシサーバーがリモートホストへの接続を開き、プロキシを経由して通信が行われます。 |
ProxyServer 経由での接続が免除される宛先ホスト名またはIP のセミコロン区切りのリスト。
ProxyServer は、このプロパティで定義されたアドレスを除くすべてのアドレスに使用されます。セミコロンを使用してエントリを区切ります。
Sync App は、追加設定なしにデフォルトでシステムのプロキシ設定を使います。この接続のプロキシ例外を明示的に構成するには、ProxyAutoDetect をfalse に設定して、ProxyServer およびProxyPort を設定する必要があります。認証するには、ProxyAuthScheme を設定し、必要な場合にはProxyUser およびProxyPassword を設定します。
ログファイルに含めるコアモジュール。
指定された(';' で区切られた)モジュールのみがログファイルに含まれます。デフォルトではすべてのモジュールが含まれます。
概要はログ ページを参照してください。
このセクションでは、本プロバイダーの接続文字列で設定可能なSchema プロパティの全リストを提供します。
プロパティ | 説明 |
Location | テーブル、ビュー、およびストアドプロシージャを定義するスキーマファイルを格納するディレクトリへのパス。 |
BrowsableSchemas | このプロパティは、使用可能なスキーマのサブセットにレポートされるスキーマを制限します。例えば、BrowsableSchemas=SchemaA,SchemaB,SchemaC です。 |
Tables | このプロパティは、使用可能なテーブルのサブセットにレポートされるテーブルを制限します。例えば、Tables=TableA,TableB,TableC です。 |
Views | 使用可能なテーブルのサブセットにレポートされるビューを制限します。例えば、Views=ViewA,ViewB,ViewC です。 |
TypeDetectionScheme | カラムのデータ型を決定するための方法を指定します。 |
Header | 最初の行を列ヘッダーとして使用するかどうかを示します。 |
PrimaryKeyIdentifier | 主キーの名前を制御するには、このプロパティを設定します。 |
DefineTables | Google スプレッドシート内でテーブルを定義 |
Orientation | シート内のデータを水平方向に配置するか、垂直方向に配置するかを示します。 |
テーブル、ビュー、およびストアドプロシージャを定義するスキーマファイルを格納するディレクトリへのパス。
Sync App のスキーマファイル(テーブルとビューの場合は.rsd ファイル、ストアドプロシージャの場合は.rsb ファイル)を含むディレクトリへのパス。このフォルダの場所は、実行ファイルの場所からの相対パスにすることができます。Location プロパティは、定義をカスタマイズしたり(例えば、カラム名を変更する、カラムを無視するなど)、新しいテーブル、ビュー、またはストアドプロシージャでデータモデルを拡張する場合にのみ必要です。
指定しない場合、デフォルトの場所は"%APPDATA%\\CData\\GoogleSheets Data Provider\\Schema" となり、%APPDATA% はユーザーのコンフィギュレーションディレクトリに設定されます:
Platform | %APPDATA% |
Windows | APPDATA 環境変数の値 |
Linux | ~/.config |
このプロパティは、使用可能なスキーマのサブセットにレポートされるスキーマを制限します。例えば、BrowsableSchemas=SchemaA,SchemaB,SchemaC です。
スキーマをデータベースからリストすると、負荷がかかる可能性があります。接続文字列でスキーマのリストを提供すると、 パフォーマンスが向上します。
このプロパティは、使用可能なテーブルのサブセットにレポートされるテーブルを制限します。例えば、Tables=TableA,TableB,TableC です。
テーブルを複数のデータベースからリストすると、負荷がかかる可能性があります。接続文字列でテーブルのリストを提供すると、Sync App のパフォーマンスが向上します。
このプロパティは、作業したいビューがすでにわかっていて、ビューが多すぎる場合に、ビューを自動的にリストする代わりに使用することもできます。
カンマ区切りのリストで使用したいテーブルを指定します。各テーブルは、角かっこ、二重引用符、またはバッククオートを使用してエスケープされた特殊文字列を含む有効なSQL 識別子である必要があります。 例えば、Tables=TableA,[TableB/WithSlash],WithCatalog.WithSchema.`TableC With Space` です。
複数のスキーマまたはカタログを持つデータソースに接続する場合は、複数のカタログやスキーマに存在するテーブル間の曖昧さを避けるため、最後の例のように、このプロパティにテーブルの完全修飾名を指定する必要があることに注意してください。
使用可能なテーブルのサブセットにレポートされるビューを制限します。例えば、Views=ViewA,ViewB,ViewC です。
ビューを複数のデータベースからリストすると、負荷がかかる可能性があります。接続文字列でビューのリストを提供すると、Sync App のパフォーマンスが向上します。
このプロパティは、作業したいビューがすでにわかっていて、ビューが多すぎる場合に、ビューを自動的にリストする代わりに使用することもできます。
カンマ区切りのリストで使用したいビューを指定します。各ビューは、角かっこ、二重引用符、またはバッククオートを使用してエスケープされた特殊文字列を含む有効なSQL 識別子である必要があります。 例えば、Views=ViewA,[ViewB/WithSlash],WithCatalog.WithSchema.`ViewC With Space` です。
複数のスキーマまたはカタログを持つデータソースに接続する場合は、複数のカタログやスキーマに存在するテーブル間の曖昧さを避けるため、最後の例のように、このプロパティにテーブルの完全修飾名を指定する必要があることに注意してください。
カラムのデータ型を決定するための方法を指定します。
None | TypeDetectionScheme をNone に設定した場合は、すべてのカラムは文字列型で返されます。 Note:None に設定した場合でも、Header がTrue に設定されている場合は、カラム名は引き続きスキャンされます。 |
RowScan | TypeDetectionScheme をRowScan に設定した場合は、ヒューリスティックにデータ型を決定します。RowScanDepth ではスキャンする行数を決定します。これを-1に設定すると、ドライバーはシート全体をスキャンします。 |
最初の行を列ヘッダーとして使用するかどうかを示します。
true の場合は、最初の行が列ヘッダーとして使用されます。そうでない場合は、疑似列名(A、B、C など)が使用されます。
Header プロパティはOrientation プロパティと一緒に使用します。Header がfalse、Orientation がColumns に設定されている場合、列名はR1、R2、R3、etc. のようにレポートされます。
主キーの名前を制御するには、このプロパティを設定します。
行番号を持つ主キーカラムの名前を決定します。主キーのデフォルト値はId です。
クエリ対象のテーブルにID という名前のカラムがある場合、または主キーの名前を変更したい場合は、このプロパティを設定します。
Google スプレッドシート内でテーブルを定義
このプロパティを使って、テーブルとして表示するシートの範囲を定義します。値は、名前と値のペアのカンマ区切りリストで、[Table Name]=[Spreadsheet Name]_[Sheet Name]![Range] または[Table Name]=[Spreadsheet Name]_[Sheet Name]![Range] の形式になります。 Table Name はデータに使うテーブルの名前で、クエリを発行する際に使用されます。 Sheet Name はGoogle スプレッドシート内にあるシートの名前で、Range はテーブルのデータを含むセルの範囲です。
DefineTables 値の例を示します。DefineTables="Table1=Spreadsheet1_Sheet1!A1:N25,Table2=Spreadsheet1_Sheet2!C3:M53,Table4=xIsPcLs2-bF3AavQcSLCfzs3kGc_Sheet4!C20:N60"
シート内のデータを水平方向に配置するか、垂直方向に配置するかを示します。
Horizontal | Sync App がシートの行に操作することを指定します。 |
Vertical | Sync App がシートの列に操作することを指定します。 |
行が左から右に配置されている場合は、これを"Horizontal" に設定します。最初の列は列名を含み、後続の列は行になります。
このセクションでは、本プロバイダーの接続文字列で設定可能なMiscellaneous プロパティの全リストを提供します。
プロパティ | 説明 |
AutoAdjustRange | True に設定すると、更新/挿入/削除された値がシートの範囲外にある場合、ドライバーは自動的にディメンションを拡張します。 |
DateTimeRenderOption | 日付、時間および期間がアウトプットで表されるかを定義します。 ValueRenderOption がFormattedValue の場合には、これは無視されます。デフォルトのdatetime レンダリングオプションはSerialNumber です。 |
InsertDataOption | 新しいデータがインプットされた際に、既存のデータがどのように変更されるかを決めます。 |
MaxRows | クエリで集計またはGROUP BY を使用しない場合に返される行数を制限します。これはLIMIT 句よりも優先されます。 |
NullValueMode | 空のセルをnull として読み取るか、空として読み取るかを示します。 |
Other | これらの隠しプロパティは特定のユースケースでのみ使用されます。 |
Pagesize | Google Sheets から返されるページあたりの結果の最大数。 |
PercentageToDecimal | パーセンテージの列をdecimal 表示するかどうかを決定するboolean。 |
PseudoColumns | このプロパティは、テーブルのカラムとして疑似カラムが含まれているかどうかを示します。 |
RowScanDepth | テーブルで利用可能なカラムを探すためにスキャンする行数の最大値。 |
ShowEmptyRows | 空の行をプッシュするかどうかを示します。 |
Timeout | タイムアウトエラーがスローされ、処理をキャンセルするまでの秒数。 |
UserDefinedViews | カスタムビューを含むJSON コンフィギュレーションファイルを指すファイルパス。 |
UseSimpleNames | テーブルとカラムに簡略名を使用するかどうかを決定するboolean。 |
ValueInputOption | 挿入された値をどのように扱うべきかを定義します。 |
ValueRenderOption | アウトプットで値がどのようにレンダリングされるかを定義します。 |
True に設定すると、更新/挿入/削除された値がシートの範囲外にある場合、ドライバーは自動的にディメンションを拡張します。
True に設定すると、更新/挿入/削除された値がシートの範囲外にある場合、ドライバーは自動的にディメンションを拡張します。
日付、時間および期間がアウトプットで表されるかを定義します。 ValueRenderOption がFormattedValue の場合には、これは無視されます。デフォルトのdatetime レンダリングオプションはSerialNumber です。
SerialNumber | 日付、時間、datetime および期間のフィールドが、Lotus 1-2-3 のように"serial number" 形式のダブルで表示されるようSync App に指示します。値の整数部分(ピリオドの左側)は1899年12月30日からの日にちをカウントしています。小数部分(ピリオドの右側)は、時間を日の少数で表します。例えば、1900年1月1日の昼の12時は、2.5 と表示されます。これは1899年12月30日から2日後で、昼の12時は1日の半分なので0.5 となります。1900年2月1日の午後3時は、33.625 です。これは1900年を飛ばしません。 |
FormattedString | 日付、時間、datetime および期間のフィールドが、数字形式の文字列としてアウトプットされるようSync App に指示します。これはスプレッドシートのロケールとは関係がありません。 |
新しいデータがインプットされた際に、既存のデータがどのように変更されるかを決めます。
Overwrite |
新しいデータは、テーブルの最後の行の次の行の内容を置き換えます。テーブルの最終行の後にデータが上書きされる可能性があることに注意してください。これは、Sync App は空の行を見つけると行を返すことをやめるためです。 Sync App が スプレッドシートデータからテーブルを検出する方法について、詳しくはテーブル を参照してください。 |
InsertRows | Sync App は、指定された行(またはテーブルの最後)に新しい行を挿入します。これは、下のすべての行のId を1ずつインクリメントすることで、テーブルの下のデータを上書きするのを防ぎます。また、既存の行の間にデータを挿入することもできます。次のクエリは新しい行2を挿入します。既存の行2は行3になり、行3は行4になります。
INSERT INTO Spreadsheet1_Sheet1(Id,Name, Amount) VALUES (2,'Test', 10) |
クエリで集計またはGROUP BY を使用しない場合に返される行数を制限します。これはLIMIT 句よりも優先されます。
クエリで集計またはGROUP BY を使用しない場合に返される行数を制限します。これはLIMIT 句よりも優先されます。
空のセルをnull として読み取るか、空として読み取るかを示します。
NullValueMode は、空のGoogle Sheets セルをどのようにモデル化するかを制御します。空のセルは、設定されていないセル(null 文字列が含まれているセル)です。NullValueMode をReadAsNull に設定すると、空のセルに対してNULL が報告されます。NullValueMode をReadAsEmpty に設定すると、空のセルに対して空の文字列が報告されます。
これらの隠しプロパティは特定のユースケースでのみ使用されます。
以下にリストされているプロパティは、特定のユースケースで使用可能です。通常のドライバーのユースケースおよび機能では、これらのプロパティは必要ありません。
複数のプロパティをセミコロン区切りリストで指定します。
DefaultColumnSize | データソースがメタデータにカラムの長さを提供しない場合に、文字列フィールドのデフォルトの長さを設定します。デフォルト値は2000です。 |
ConvertDateTimeToGMT | 日時の値を、マシンのローカルタイムではなくGMT グリニッジ標準時に変換するかどうかを決定します。 |
RecordToFile=filename | 基底のソケットデータ転送を指定のファイルに記録します。 |
Google Sheets から返されるページあたりの結果の最大数。
Pagesize プロパティは、Google Sheets から返されるページあたりの結果の最大数に影響を与えます。より大きい値を設定すると、1ページあたりの消費メモリが増える代わりに、パフォーマンスが向上する場合があります。
パーセンテージの列をdecimal 表示するかどうかを決定するboolean。
パーセンテージの列をdecimal 表示するかどうかを決定するboolean。
このプロパティは、テーブルのカラムとして疑似カラムが含まれているかどうかを示します。
Entity Framework ではテーブルカラムでない疑似カラムに値を設定できないため、この設定はEntity Framework で特に便利です。この接続設定の値は、"Table1=Column1, Table1=Column2, Table2=Column3" の形式です。"*=*" のように"*" 文字を使用して、すべてのテーブルとすべてのカラムを含めることができます。
テーブルで利用可能なカラムを探すためにスキャンする行数の最大値。
テーブルのカラムはテーブル行をスキャンすることで決定される必要があります。この値はスキャンされる行数の最大値を設定します。
大きい値を設定すると、パフォーマンスが低下する場合があります。小さい値を設定すると、特にnull データがある場合には、データ型を正しく判定できない場合があります。
空の行をプッシュするかどうかを示します。
true の場合、空の行が出力時にプッシュされます。
タイムアウトエラーがスローされ、処理をキャンセルするまでの秒数。
Timeout が0に設定されている場合は、操作がタイムアウトしません。処理が正常に完了するか、エラー状態になるまで実行されます。
Timeout の有効期限が切れても処理が完了していない場合は、Sync App は例外をスローします。
カスタムビューを含むJSON コンフィギュレーションファイルを指すファイルパス。
ユーザー定義ビューは、UserDefinedViews.json というJSON 形式のコンフィギュレーションファイルで定義されています。Sync App は、このファイルで指定されたビューを自動的に検出します。
また、複数のビュー定義を持ち、UserDefinedViews 接続プロパティを使用して制御することも可能です。このプロパティを使用すると、指定されたビューのみがSync App によって検知されます。
このユーザー定義ビューのコンフィギュレーションファイルは、次のようにフォーマットされています。
次に例を示します。
{ "MyView": { "query": "SELECT * FROM Spreadsheet1_Sheet1 WHERE MyColumn = 'value'" }, "MyView2": { "query": "SELECT * FROM MyTable WHERE Id IN (1,2,3)" } }UserDefinedViews 接続プロパティを使用して、JSON コンフィギュレーションファイルの場所を指定します。次に例を示します。
"UserDefinedViews", C:\Users\yourusername\Desktop\tmp\UserDefinedViews.json指定されたパスは引用符で囲まれていないことに注意してください。
テーブルとカラムに簡略名を使用するかどうかを決定するboolean。
Google Sheets テーブルおよびカラムでは、 通常のデータベースでは使うことが認められていない特殊記号・文字を名前に使うことができます。UseSimpleNames を使用すると、Sync App を従来のデータベースツールでより簡単に使用できるようになります。
UseSimpleNames をtrue に設定し、返されるテーブル名およびカラム名をシンプルにします。表示されるテーブル名 およびカラム名においてアルファベット文字およびアンダースコアのみを有効とするネーミングスキームを強制します。 英数字以外の文字はすべて、アンダースコアに変換されます。
挿入された値をどのように扱うべきかを定義します。
Raw | ユーザーが入力した値はパースされず、as-is で保存されます。 |
UserEntered | ユーザーがUI にタイプしたのと同じように、値はパースされます。数値は数値のままですが、文字列は、Google シートUI に入力する際と同じルールで数値、日付などに変更されます。 |
アウトプットで値がどのようにレンダリングされるかを定義します。
FormattedValue | セルの形式に基づいて、値が計算およびフォーマットされます。形式はリクエストしているユーザーのロケールではなく、スプレッドシートのロケールによってなされます。例えば、A1 が"1.23" でA2 が"=A1" で、形式が通貨の場合、A2 は"$1.23" となります。 |
UnformattedValue | 戻り値で、値は計算されますが、フォーマットされません。例えば、A1 が"1.23" でA2 が"=A1" で、形式が通貨の場合、A2 は"1.23" という数値を返します。 |
Formula | 値は計算されません。戻り値は数式を含みます。例えば、A1 が"1.23" でA2 が"=A1" で、形式が通貨の場合、A2 は"=A1" となります。 |