ODBC Driver for Google Sheets

Build 23.0.8839

接続プロパティ

接続プロパティは、接続を確立するために使用できるさまざまなオプションです。このセクションでは、本プロバイダーの接続設定で設定できるオプションの一覧を示します。詳細については各リンクをクリックしてください。

接続を確立する方法について詳しくは、はじめにを参照してください。

Authentication


プロパティ説明
AuthSchemeGoogle Sheets に接続する際に使用する認証の種類。
APIKeyクライアントアプリケーションでOAuth 2.0を使用していない場合は、Google Cloud Platform プロジェクト内で有効になっているAPI を呼び出すときにAPI キーを含める必要があります。

Connection


プロパティ説明
Spreadsheet参照されるスプレッドシートの名前もしくはId のカンマ区切りのリスト。
FolderNameFolderName='name1,name2' の形式でスプレッドシートを取得するフォルダの名前のカンマ区切りリスト。
FolderIdFolderId='id1,id2,id3' の形式でスプレッドシートを取得するフォルダのId のカンマ区切りリスト。
ShowTrashedFilesごみ箱の中のファイルをリストするかどうかを示します。
SkipHiddenSheets非表示のシートをリストするかどうかを示します。
SupportsAllDrivesドライブのアイテムを取得するかどうかを決定します。
UseIdAsTableNameId をスプレッドシート名およびシート名として使用するかどうかを指定します。
TeamDriveTeamDrive='Shared drive 2, Shared drive 3'、またはTeamDrive='0BKwyFj1j9FOsUk9EVO, 0ANMIP9RIe1LQUk9PVA' の形式でスプレッドシートを取得するドライブの名前またはID。
DomainSharedFilesOnly公開されるシートがユーザーのドメインに共有されるシートのみに限定されるかどうかを決定するboolean。
RecurseFoldersFolderId / FolderName プロパティが定義されている場合に使用します。True に設定すると、ドライバーはネストされたフォルダ内のすべてのスプレッドシートを返し、そうでなければ、ドライバーはフォルダの直下のファイルのみを返します。デフォルトではfalse に設定されています。
IgnoreErrorValues有効にすると、provider がエラー値を検出したフィールドはNULL として返されます。無効の場合、provider はいずれかのフィールドでエラー値が検出されるとエラーをスローします。

OAuth


プロパティ説明
InitiateOAuth接続時にOAuth アクセストークンを取得またはリフレッシュするプロセスを開始するには、このプロパティを設定します。
OAuthClientIdOAuth 認証サーバーを使用してアプリケーションを登録する場合に割り当てられたクライアントId。
OAuthClientSecretOAuth 認証サーバーにアプリケーションを登録する場合に割り当てられたクライアントシークレット。
OAuthSettingsLocationInitiateOAuth が GETANDREFRESH 、または REFRESH に設定されているときの設定ファイルの場所。代わりに、'memory://' で始まる値を指定することで、この場所をメモリに保持することができます。
CallbackURL認証時にリダイレクトされるOAuth コールバックURL。この値をアプリケーションに指定したコールバックURL と同じ値に設定します。
OAuthVerifierOAuth 認可URL から返された検証コード。

JWT OAuth


プロパティ説明
OAuthJWTCertJWT 証明書のストア。
OAuthJWTCertTypeJWT 証明書を格納するキーストアの種類。
OAuthJWTCertPasswordOAuth JWT 証明書のパスワード。
OAuthJWTCertSubjectOAuth JWT 証明書のサブジェクト。
OAuthJWTIssuerJava Web Token の発行者。
OAuthJWTSubjectアプリケーションからデリゲートアクセスの要求対象となるユーザーサブジェクト。

SSL


プロパティ説明
SSLServerCertTLS/SSL を使用して接続するときに、サーバーが受け入れ可能な証明書。

Firewall


プロパティ説明
FirewallTypeプロキシベースのファイアウォールで使われるプロトコル。
FirewallServerプロキシベースのファイアウォールの名前もしくはIP アドレス。
FirewallPortプロキシベースのファイアウォールのTCP ポート。
FirewallUserプロキシベースのファイアウォールに認証するために使うユーザー名。
FirewallPasswordプロキシベースのファイアウォールへの認証に使われるパスワード。

Proxy


プロパティ説明
ProxyAutoDetectこれは、システムプロキシ設定を使用するかどうかを示します。
ProxyServerHTTP トラフィックをルートするためのプロキシのホストネームもしくはIP アドレス。
ProxyPortProxyServer プロキシが起動しているTCP ポート。
ProxyAuthSchemeProxyServer プロキシへの認証で使われる認証タイプ。
ProxyUserProxyServer プロキシへの認証に使われるユーザー名。
ProxyPasswordProxyServer プロキシへの認証に使われるパスワード。
ProxySSLTypeProxyServer プロキシへの接続時に使用するSSL タイプ。
ProxyExceptionsProxyServer 経由での接続が免除される宛先ホスト名またはIP のセミコロン区切りのリスト。

Logging


プロパティ説明
Logfileログファイルの名前と場所を指定するファイルパス。
Verbosityログファイルの記述をどの程度の詳細さで記載するかを決定するverbosity レベル。
LogModulesログファイルに含めるコアモジュール。
MaxLogFileSizeログファイルの最大バイトサイズ(例えば、10MB)を指定する文字列。
MaxLogFileCountログファイルの最大ファイル数を指定する文字列。

Schema


プロパティ説明
Locationテーブル、ビュー、およびストアドプロシージャを定義するスキーマファイルを格納するディレクトリへのパス。
BrowsableSchemasこのプロパティは、使用可能なスキーマのサブセットにレポートされるスキーマを制限します。例えば、BrowsableSchemas=SchemaA,SchemaB,SchemaC です。
Tablesこのプロパティは、使用可能なテーブルのサブセットにレポートされるテーブルを制限します。例えば、Tables=TableA,TableB,TableC です。
Views使用可能なテーブルのサブセットにレポートされるビューを制限します。例えば、Views=ViewA,ViewB,ViewC です。
TypeDetectionSchemeカラムのデータ型を決定するための方法を指定します。
Header最初の行を列ヘッダーとして使用するかどうかを示します。
PrimaryKeyIdentifier主キーの名前を制御するには、このプロパティを設定します。
DefineTablesGoogle スプレッドシート内でテーブルを定義
Orientationシート内のデータを水平方向に配置するか、垂直方向に配置するかを示します。

Caching


プロパティ説明
AutoCacheSELECT クエリの結果を、 CacheLocation 、または CacheConnection と CacheProvider の両方で指定されたキャッシュデータベースに自動的にキャッシュします。
CacheProviderデータのキャッシュに使用されるプロバイダーの名前。
CacheDriverデータのキャッシュに使用されるデータベースドライバー。
CacheConnectionキャッシュデータベースの接続文字列。このプロパティは、常に CacheProvider と一緒に使用します。両プロパティを設定すると、データをキャッシュするための CacheLocation のバリューセットがオーバーライドされます。
CacheLocationキャッシュデータベースへのパスとファイル名を指定します。
CacheToleranceAutoCache 使用時のキャッシュ内の失効データに対する許容範囲の秒数。
Offlineオフラインモードを使用して、ライブソースではなくキャッシュからデータを取得します。
CacheMetadataこのプロパティは、テーブルメタデータをファイルストアにキャッシュするかどうかを決定します。

Miscellaneous


プロパティ説明
AutoAdjustRangeTrue に設定すると、更新/挿入/削除された値がシートの範囲外にある場合、ドライバーは自動的にディメンションを拡張します。
BatchSize送信する各バッチ処理の最大サイズ。
DateTimeRenderOption日付、時間および期間がアウトプットで表されるかを定義します。 ValueRenderOption がFormattedValue の場合には、これは無視されます。デフォルトのdatetime レンダリングオプションはSerialNumber です。
DefaultDomainこのプロパティは、Oracle Database Gateway for ODBC で使用されます。
EnableForeignKeyDetectionODBC で外部キーを検出するかどうか。
IncludeDualTableOracle データベースとの互換性を向上するためにOracle DUAL テーブルのモックを作成するには、このプロパティを設定します。
InsertDataOption新しいデータがインプットされた際に、既存のデータがどのように変更されるかを決めます。
LimitKeySize主キーカラムの最大長。
MapBigintToVarcharこのプロパティは、bigint 型がSQL_BIGINT の代わりにSQL_VARCHAR にマップされるかどうかをコントロールします。デフォルトはfalse です。
MapToIntこのプロパティは、Long 型がSQL_BIGINT の代わりにSQL_INTEGER にマップされるかどうかをコントロールします。デフォルトはfalse です。
MapToLongVarcharこのプロパティは、カラムをSQL_LONGVARCHAR として返すかどうかを制御します。
MapToWVarcharこのプロパティは、文字列型をSQL_VARCHAR ではなくSQL_WVARCHAR にマッピングするかどうかを制御します。デフォルトではSQL_WVARCHAR が設定されます。
MaximumColumnSizeカラムの最大サイズ。
MaxRowsクエリで集計またはGROUP BY を使用しない場合に返される行数を制限します。これはLIMIT 句よりも優先されます。
NullValueMode空のセルをnull として読み取るか、空として読み取るかを示します。
Otherこれらの隠しプロパティは特定のユースケースでのみ使用されます。
PagesizeGoogle Sheets から返されるページあたりの結果の最大数。
PercentageToDecimalパーセンテージの列をdecimal 表示するかどうかを決定するboolean。
PseudoColumnsこのプロパティは、テーブルのカラムとして疑似カラムが含まれているかどうかを示します。
Readonlyこのプロパティを使用して、provider からGoogle Sheets へのアクセスを読み取り専用に設定できます。
RowScanDepthテーブルで利用可能なカラムを探すためにスキャンする行数の最大値。
RTKライセンス供与で使用されるランタイムキー。
ShowEmptyRows空の行をプッシュするかどうかを示します。
Timeoutタイムアウトエラーがスローされ、処理をキャンセルするまでの秒数。
UpperCaseIdentifiersこのプロパティは、大文字で設定されているすべての識別子を報告します。これは、Oracle データベースのデフォルト設定で、Oracle Database Gateway のようなOracle ツールとの統合を向上します。
UserDefinedViewsカスタムビューを含むJSON コンフィギュレーションファイルを指すファイルパス。
UseSimpleNamesテーブルとカラムに簡略名を使用するかどうかを決定するboolean。
ValueInputOption挿入された値をどのように扱うべきかを定義します。
ValueRenderOptionアウトプットで値がどのようにレンダリングされるかを定義します。

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