Cmdlets for LDAP

Build 24.0.9062

エラーとログのキャプチャ

このセクションでは、PowerShell ストリーム経由で利用可能なさまざまなデバッグレポートにアクセスする方法を示します。

ストリームからのcmdlet 出力へのアクセス

cmdlet は、複数のPowerSell ストリーム、Output ストリーム、Error ストリーム、Verbose ストリーム、およびDebug ストリームにデータを書き込みます。ストリームを使用すると、ログをファイルやコンソールに書き込むときにcmdlet の結果をパイプラインに渡すことができます。

エラーおよびログのリダイレクト

デフォルトでは、成功した出力およびエラーのみが返されます。ただし、cmdlet はほかの2つのストリーム、Verbose ストリーム、およびより高レベルの冗長性向けのDebug ストリームに書き込むことができます。

Verbose ストリーム

cmdlet は基礎となるSQL クエリおよび実行時間をVerbose ストリームに書き込みます。cmdlet からVerbose ストリームを取得するには、"-Verbose" フラグを追加します。

Select-LDAP -Connection $conn -Table "User" -Where "CN = 'Administrator'" -Verbose

ストリーム番号に対応するリダイレクト演算子を使用して、このストリームからの出力を取り込むことができます。次の行は、"4>" 演算子を使用してcmdlet ログをファイルに書き込みます。

Select-LDAP -Connection $conn -Table "User" -Where "CN = 'Administrator'" -Verbose 4> out.txt

Debug ストリーム

Debug ストリーム(stream 5)には、Verbose ストリームと同じ情報に加えて、次のような詳細が含まれます。

  • 実行の時間
  • データソースのAPI との低レベルのインタラクション
  • Cache クエリ
Debug ストリームをリダイレクトするには、"5>" リダイレクト演算子を使用します。
$message = Select-LDAP -Connection $conn -Table "User" -Where "CN = 'Administrator'" -Debug 5> out.debug.txt

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