ODBC Driver for Salesforce

Build 24.0.9062

UploadDocument

Salesforce にドキュメントをアップロードします。

単一ファイルまたは単一フォルダのアップロード

ドキュメントを1つだけアップロードする場合は、FullPath を指定します。
EXEC UploadDocument FolderId = '0018Z00002nz4TkMAR', FullPath = 'C:\csv samples\mycsvfile.csv'
1つのフォルダにあるすべてのドキュメントをアップロードするには、FolderPath を使用します。
EXEC UploadDocument FolderId = '0018Z00002nz4TkMAR', FolderPath = 'C:\\csv samples'
Base64 データの場合は、Base64DataTitleFileExtension を指定する必要があります。
EXEC UploadDocument FolderId = '0018Z00002nz4TkMAR', Base64Data = 'byBib2Jl', Title = 't', FileExtension = 'txt'

多値入力のアップロード

複数のファイルやフォルダをアップロードする方法は各種あります。テンポラリテーブルの#TEMP を使用する方法は以下のとおりです。
  1. はじめにテンポラリテーブルに値を挿入します。次に例を示します。
    INSERT INTO Document#TEMP (FolderId, FolderPath) VALUES ( '0018Z00002nz4TkMAR', 'C:\\TestImages' )
    INSERT INTO Document#TEMP (FolderId, FolderPath) VALUES ('0018Z00002nz4TkMAR', 'C:\\csv samples' )
    これにより、メモリ上のテーブルに値が挿入されます。

  2. ストアドプロシージャを実行する際に、同じテーブルを参照します。
    EXEC UploadDocument DocumentTempTable = 'Document#TEMP'
    この方法は、ストアドプロシージャの入力に任意のパラメータを使用することを避けることができるという利点があります。
また、#TEMP テーブルを使用して複数のFullPath を指定したり、複数のBase64 データエントリを使用したりすることもできます。

Input

Name Type Description
FullPath# String アップロードするドキュメントへの完全パス。Base64Data を指定しない場合は、この入力は必須です。シングルオブジェクトにFullPath またはFullPath/FolderPath のいずれかを指定します。両方は指定しません。
Base64Data# String ファイルの完全なコンテンツとして使用されるデータの文字列。これはBase-64 エンコードである必要があります。FullPath を指定しない場合は必須です。
Name# String ドキュメントに付ける名前。何も指定しない場合は、FullPath に指定したファイル名が使用されます。Base64Data を指定する場合は必須です。
FolderId# String 必須。ドキュメントをアップロードするフォルダのID。
FolderPath# String 指定したフォルダ内のすべてのファイルをバッチでアップロードする際に使用します。シングルオブジェクトにFolderPath またはFullPath のいずれかを指定します。両方は指定しません。
Description# String ドキュメントの説明テキスト。制限:255 文字。
DocumentTempTable String 複数のDocument オブジェクトを一括してアップロードする際に使用します。これをテンポラリテーブルに設定し、その行には以下の例のようにアップロードの入力が含まれるようにします。

Result Set Columns

Name Type Description
Id String アップロードされた添付ファイルのID。

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