ODBC Driver for Salesforce

Build 24.0.9062

接続プロパティ

接続プロパティは、接続を確立するために使用できるさまざまなオプションです。このセクションでは、本プロバイダーの接続設定で設定できるオプションの一覧を示します。詳細については各リンクをクリックしてください。

接続を確立する方法について詳しくは、はじめにを参照してください。

Authentication


プロパティ説明
AuthSchemeSalesforce に接続する際に使用する認証の種類。
User認証で使用されるSalesforce ユーザーアカウント。
Passwordユーザーの認証で使用されるパスワード。
SecurityToken認証で使用されるSalesforce アカウントのセキュリティトークン。
UseSandboxSalesforce Sandbox アカウントに接続するかどうかを決定するboolean。
CredentialsLocationOKTA MFA で取得したトークンが保存される設定ファイルの場所。

Connection


プロパティ説明
APIVersion使用されるSalesforce API のバージョン。
LoginURLログインで使用されるSalesforce サーバーへのURL。

SSO


プロパティ説明
SSOLoginURLID プロバイダーのログインURL。
SSOPropertiesID プロバイダーへの接続に必要な追加プロパティを、セミコロンで区切ったリスト形式で指定します。
SSOExchangeUrlSAML 応答を処理してサービスの資格情報と交換するために使用するURL。

BulkAPI


プロパティ説明
UseBulkAPI同期SOAP API を使うか、非同期Bulk API を使うか。
BulkAPIConcurrencyModeBULK API v1 でバルク処理を行うための同時実行モード。
BulkPollingInterval一括クエリの応答の可用性を確認するリクエスト間の時間間隔(ミリ秒単位)。デフォルト値は500 ミリ秒です。
BulkQueryTimeoutprovider が一括クエリの応答を待機するタイムアウト(分単位)。デフォルト値は25分です。
WaitForBulkResults非同期API を使用するときにバルク結果を待つかどうか。 UseBulkAPI がtrue の場合にのみアクティブになります。

ToolingAPI


プロパティ説明
UseToolingAPISalesforce Tooling API を使用するかどうか。

OAuth


プロパティ説明
InitiateOAuth接続時にOAuth アクセストークンを取得またはリフレッシュするプロセスを開始するには、このプロパティを設定します。
OAuthClientIdOAuth 認証サーバーを使用してアプリケーションを登録する場合に割り当てられたクライアントId。
OAuthClientSecretOAuth 認証サーバーにアプリケーションを登録する場合に割り当てられたクライアントシークレット。
OAuthSettingsLocationInitiateOAuth が GETANDREFRESH 、または REFRESH に設定されているときの設定ファイルの場所。代わりに、'memory://' で始まる値を指定することで、この場所をメモリに保持することができます。
CallbackURL認証時にリダイレクトされるOAuth コールバックURL。この値をアプリケーションに指定したコールバックURL と同じ値に設定します。
OAuthServerURLOAuth でログインする場合に使用するサーバーURL。
OAuthGrantTypeOAuth フローのグラント種別。
OAuthAuthorizationURLOAuth サービスの認可URL。
OAuthAccessTokenURLOAuth アクセストークンを取得するURL。
OAuthVerifierOAuth 認可URL から返された検証コード。
PKCEVerifierPKCE 認証スキームにGetOAuthAuthorizationUrl ストアドプロシージャを実行することで生成されるPKCE code verifier。

JWT OAuth


プロパティ説明
OAuthJWTCertJWT 証明書のストア。
OAuthJWTCertTypeJWT 証明書を格納するキーストアの種類。
OAuthJWTCertPasswordOAuth JWT 証明書のパスワード。
OAuthJWTCertSubjectOAuth JWT 証明書のサブジェクト。
OAuthJWTIssuerJava Web Token の発行者。
OAuthJWTSubjectアプリケーションからデリゲートアクセスの要求対象となるユーザーサブジェクト。

SSL


プロパティ説明
SSLServerCertTLS/SSL を使用して接続するときに、サーバーが受け入れ可能な証明書。

Firewall


プロパティ説明
FirewallTypeプロキシベースのファイアウォールで使われるプロトコル。
FirewallServerプロキシベースのファイアウォールの名前もしくはIP アドレス。
FirewallPortプロキシベースのファイアウォールのTCP ポート。
FirewallUserプロキシベースのファイアウォールに認証するために使うユーザー名。
FirewallPasswordプロキシベースのファイアウォールへの認証に使われるパスワード。

Proxy


プロパティ説明
ProxyAutoDetectこの接続プロパティをTrue に設定すると、provider は既存のプロキシサーバー構成についてシステムプロキシ設定をチェックします(プロキシサーバーの詳細を手動で入力する必要はありません)。特定のプロキシサーバーに接続するためにprovider を手動で構成する場合は、False に設定します。
ProxyServerHTTP トラフィックをルートするプロキシサーバーのホストネームもしくはIP アドレス。
ProxyPortプロキシサーバー( ProxyServer 接続プロパティで指定)が起動しているTCP ポート。
ProxyAuthSchemeProxyServer 接続プロパティで指定されたプロキシサーバーに対して認証する際にprovider が使用する認証方法。
ProxyUserProxyServer 接続プロパティで指定されたプロキシサーバーに登録されているユーザーアカウントのユーザー名。
ProxyPasswordProxyUser 接続プロパティで指定されたユーザに紐付けられたパスワード。
ProxySSLTypeProxyServer プロキシへの接続時に使用するSSL タイプ。
ProxyExceptionsProxyServer 経由での接続が免除される宛先ホスト名またはIP のセミコロン区切りのリスト。

Logging


プロパティ説明
Logfileログファイルの名前と場所を指定するファイルパス。
Verbosityログファイルの記述をどの程度の詳細さで記載するかを決定するverbosity レベル。
LogModulesログファイルに含めるコアモジュール。
MaxLogFileSizeログファイルの最大バイトサイズ(例えば、10MB)を指定する文字列。
MaxLogFileCountログファイルの最大ファイル数を指定する文字列。

Schema


プロパティ説明
Locationテーブル、ビュー、およびストアドプロシージャを定義するスキーマファイルを格納するディレクトリへのパス。
BrowsableSchemasこのプロパティは、使用可能なスキーマのサブセットにレポートされるスキーマを制限します。例えば、BrowsableSchemas=SchemaA,SchemaB,SchemaC です。
Tablesこのプロパティは、使用可能なテーブルのサブセットにレポートされるテーブルを制限します。例えば、Tables=TableA,TableB,TableC です。
Views使用可能なテーブルのサブセットにレポートされるビューを制限します。例えば、Views=ViewA,ViewB,ViewC です。

Caching


プロパティ説明
AutoCacheSELECT クエリの結果を、 CacheLocation 、または CacheConnection と CacheProvider の両方で指定されたキャッシュデータベースに自動的にキャッシュします。
CacheProviderデータのキャッシュに使用されるプロバイダーの名前。
CacheDriverデータのキャッシュに使用されるデータベースドライバー。
CacheConnectionキャッシュデータベースの接続文字列。このプロパティは、常に CacheProvider と一緒に使用します。両プロパティを設定すると、データをキャッシュするための CacheLocation のバリューセットがオーバーライドされます。
CacheLocationキャッシュデータベースへのパスとファイル名を指定します。
CacheToleranceAutoCache 使用時のキャッシュ内の失効データに対する許容範囲の秒数。
Offlineオフラインモードを使用して、ライブソースではなくキャッシュからデータを取得します。
CacheMetadataこのプロパティは、テーブルメタデータをファイルストアにキャッシュするかどうかを決定します。

Miscellaneous


プロパティ説明
AllOrNone1つのレコードが失敗しただけで、要求に含まれるすべての挿入、更新、または削除を失敗として処理するかどうかを示すboolean。
ArchiveMode標準のSELECT クエリで削除およびアーカイブされたレコードを含めるかどうかを示すboolean。
ContinueOnAlterExceptionALTER ステートメントが失敗した後に続行するかどうか。
DefaultDomainこのプロパティは、Oracle Database Gateway for ODBC で使用されます。
EnableForeignKeyDetectionODBC で外部キーを検出するかどうか。
ExposeConceptualEntitiesSalesforce のレコードタイプ / 概念的エンティティをテーブルとして公開するかどうかを指定するboolean。
FilterScopeクエリから返されるレコードを制限するためのオプションのスコープ。
IncludeDualTableOracle データベースとの互換性を向上するためにOracle DUAL テーブルのモックを作成するには、このプロパティを設定します。
IncludeMetadataDescriptionカラム、テーブル、またはその両方の説明をMetadata API から取得する場合は、このプロパティをNONE 以外の値に設定します。
IncludeReportsSalesforce Reports をビューとして公開するかどうか。
LimitKeySize主キーカラムの最大長。
MapBigintToVarcharこのプロパティは、bigint 型がSQL_BIGINT の代わりにSQL_VARCHAR にマップされるかどうかをコントロールします。デフォルトはfalse です。
MapToIntこのプロパティは、Long 型がSQL_BIGINT の代わりにSQL_INTEGER にマップされるかどうかをコントロールします。デフォルトはfalse です。
MapToLongVarcharこのプロパティは、カラムをSQL_LONGVARCHAR として返すかどうかを制御します。
MapToWVarcharこのプロパティは、文字列型をSQL_VARCHAR ではなくSQL_WVARCHAR にマッピングするかどうかを制御します。デフォルトではSQL_WVARCHAR が設定されます。
MaximumColumnSizeカラムの最大サイズ。
MaxRowsクエリで集計またはGROUP BY を使用しない場合に返される行数を制限します。これはLIMIT 句よりも優先されます。
Otherこれらの隠しプロパティは特定のユースケースでのみ使用されます。
PseudoColumnsカラムとして公開する擬似カラムのセットを指定します。
QueryPassthroughSOQL クエリを受け付けるかどうか。
Readonlyこのプロパティを使用して、provider からSalesforce へのアクセスを読み取り専用に設定できます。
RemoveBOMCharacterコンテンツからBOM 文字(char)0xfeff を削除するかどうかを指定します。
RemovePrivateCharSpecifies whether to replace private use characters with a '?'
ReplaceInvalidUTF8Chars無効なUTF8 文字を'?' に置き換えるかどうかを指定します。
RTKライセンス供与で使用されるランタイムキー。
ServerSideAggregationサーバー側の集計を使用するかどうかを決定するboolean。
SessionTimeoutSalesforce ログインセッションのタイムアウト時間(分単位)。
SkipFormulaFieldsカラムをリストする際に数式フィールドをスキップする必要がある場合は、true に設定します。
SkipPickListTranslation翻訳をスキップするカラムのカンマ区切りリスト。 例:Table1.Col1, Col3, ... ;
SortColumnstrue に設定すると、テーブルのカラムをSalesforce のレポート順ではなくソートします。
Timeoutタイムアウトエラーがスローされ、処理をキャンセルするまでの秒数。
TranslatePickListFieldsPickList フィールドをユーザーの言語に翻訳するかどうか。
UpperCaseIdentifiersこのプロパティは、大文字で設定されているすべての識別子を報告します。これは、Oracle データベースのデフォルト設定で、Oracle Database Gateway のようなOracle ツールとの統合を向上します。
UseDisplayNamesAPI 名の代わりにカラムの表示名を使用するかどうかを決定するboolean。
UserDefinedViewsカスタムビューを含むJSON コンフィギュレーションファイルを指すファイルパス。

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