ADO.NET Provider for OData

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ODataDataSource の使用

ODataDataSource は、単一Web コントロールを使ってOData への接続およびデータのクエリを可能にします。このコントロールをGridView やListBox などの他のコントロールに連結することにより、ASP.NET ページ上にOData データの表示、編集、および保存が可能になります。また、Visual Studio のデザイナを使用して、コントロールの初期化、視覚的なクエリの作成、およびコントロールの連結のような操作が実現できます。さらに、ページコードからSQL コマンドも定義できます。以下では、GridView コントロールを使用してデータ連結を行う方法を説明します。

ODataDataSource を使用するには、ASP.NET プロジェクトでSystem.Data.CData.OData.Web.dll を参照する必要があります。

コードを記述してデータ連結を行うには

以下のコード例は、OData クエリの結果をASP.NET データグリッドに連結する方法を示します。ODataDataSource で使用するアセンブリを登録した後、GridView コントロールのDataSourceID フィールドの値をODataDataSource コントロールのId フィールドに設定します。

<%@ Register Assembly="System.Data.CData.OData.Web" Namespace="System.Data.CData.OData" TagPrefix="cc1" %>
...
<cc1:ODataDataSource Id="ODataDataSource1" runat="server" ConnectionString="User=myuseraccount;Password=mypassword;URL=http://myserver/myOrgRoot;" SelectCommand="SELECT * FROM Lead WHERE FirstName <> 'Bartholomew' LIMIT 10"></cc1:ODataDataSource>
<asp:GridView DataSourceID="ODataDataSource1" runat="server"></asp:GridView>

デザイナを使用してデータ連結を行うには

Visual Studio のデザイナを使用してODataDataSource をGridView コントロールに連結するには、次の手順を実行してください。

  1. ツールボックスのGridView コントロールをページにドラッグします。
  2. GridView コントロールのスマートタグをクリックします。
  3. [データソースの構成]をクリックします。これによりコントロールを設定するためのウィザードが起動します。
  4. 最初の画面で、ドロップダウンから任意の接続文字列を選択します。定義済みの接続文字列がない場合は、[新しい接続]ボタンをクリックして新しい接続文字列を作成するか、アプリケーションのWeb.config ファイル内に保存します。
  5. 次のステップでは、任意のSQL ステートメントまたはクエリを作成します。

データソースの構成が完了すると、連結したデータはGridView コントロールに表示されます。

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