エラーとログのキャプチャ
このセクションでは、PowerShell ストリーム経由で利用可能なさまざまなデバッグレポートにアクセスする方法を示します。
ストリームからのcmdlet 出力へのアクセス
cmdlet は、複数のPowerSell ストリーム、Output ストリーム、Error ストリーム、Verbose ストリーム、およびDebug ストリームにデータを書き込みます。ストリームを使用すると、ログをファイルやコンソールに書き込むときにcmdlet の結果をパイプラインに渡すことができます。エラーおよびログのリダイレクト
デフォルトでは、成功した出力およびエラーのみが返されます。ただし、cmdlet はほかの2つのストリーム、Verbose ストリーム、およびより高レベルの冗長性向けのDebug ストリームに書き込むことができます。
Verbose ストリーム
cmdlet は基礎となるSQL クエリおよび実行時間をVerbose ストリームに書き込みます。cmdlet からVerbose ストリームを取得するには、"-Verbose" フラグを追加します。
Select-ZohoProjects -Connection $conn -Table "Portals" -Where "Id = '123456'" -Verbose
ストリーム番号に対応するリダイレクト演算子を使用して、このストリームからの出力を取り込むことができます。次の行は、"4>" 演算子を使用してcmdlet ログをファイルに書き込みます。
Select-ZohoProjects -Connection $conn -Table "Portals" -Where "Id = '123456'" -Verbose 4> out.txt
Debug ストリーム
Debug ストリーム(stream 5)には、Verbose ストリームと同じ情報に加えて、次のような詳細が含まれます。
- 実行の時間
- データソースのAPI との低レベルのインタラクション
- Cache クエリ
$message = Select-ZohoProjects -Connection $conn -Table "Portals" -Where "Id = '123456'" -Debug 5> out.debug.txt