Tableau Connector for SAP Ariba Source

Build 24.0.9062

接続の設定

コネクタのインストール 後、SAP Ariba 内のデータのデータソースに接続して作成できます。

データソースの設定

データに接続するには、次の手順を実行してください:

  1. 接続 | To a Server詳細をクリックします。
  2. SAP Ariba by CData というデータソースを選択します。
  3. 接続に必要な情報を入力します。
  4. サインインをクリックします。
  5. 必要に応じて、データベースおよびスキーマを選択して利用可能なテーブルとビューを確認できます。

Connection Builder の使用

connector は、代表的な接続プロパティをTableau 内で直接利用できるようにします。 しかし、より高度な設定が必要な場合や接続に関するトラブルシューティングが必要な場合には、使いにくいことがあります。 connector には、Tableau の外で接続を作成してテストできる、独立したConnection Builder が付属しています。

Connection Builder にアクセスする方法は2つあります。

  • Windows では、スタートメニューのCData Tableau Connector for SAP Ariba Source フォルダの下にあるConnection Builder というショートカットを使用します。
  • また、ドライバーのインストールディレクトリに移動し、lib ディレクトリで.jar ファイルを実行することによってもConnection Builder を開始できます。

Connection Builder では、接続プロパティに値を設定し、接続テストをクリックしてその動作を確認できます。 また、クリップボードにコピーボタンを使用して、接続文字列をコピーすることもできます。 この接続文字列は、Tableau 内のconnector 接続ウィンドウにあるConnection String オプションに指定できます。

SAP Ariba への接続

接続するには以下を設定します。

  • API:connector にSAP Ariba データを取得させたいAPI を指定。ビジネスロールに基づき、Supplier、Sourcing Project Management、またはContract API を選択します。
  • DataCenter:アカウントのデータがホストされているデータセンター。
  • Realm:アクセスしたいサイト名。
  • Environment:テスト環境、サンドボックス環境、本番環境のどれに接続するかを指定。

Supplier Data API またはContract API に接続する場合は、さらに以下を設定します。

  • User:API 呼び出しを行うユーザーのId。
  • PasswordAdapter:認証するUser に関連付けられたパスワード。

最後に、Supplier API に接続している場合は、ProjectId をデータを取得したいソーシングプロジェクトのId に設定します。

SAP Ariba への認証

SAP Ariba API への認証はOAuth 経由で行われます。SAP Ariba のOAuth フローは、ユーザーインタラクションを必要としません。

OAuthClient

AuthSchemeOAuthClient に設定します。

サービスにアプリケーションを登録し、APIKeyOAuthClientId、およびOAuthClientSecret を取得する必要があります。

アプリケーションの作成については、カスタムOAuth アプリの作成 を参照してください。

InitiateOAuth のデフォルトは、OAuthClient 認証スキームのGETANDREFRESH です。

OAuth の自動リフレッシュ

OAuth アクセストークンの取得およびリフレッシュ

以下を設定して、接続してください。

  • APIKey:アプリケーション設定のApplication key。
  • OAuthClientId:アプリケーション設定のOAuth Client Id。
  • OAuthClientSecret:アプリケーション設定のOAuth Secret。

接続すると、connector は自動でOAuth プロセスを完了します。

  1. connector はSAP Ariba からアクセストークンを取得し、それを使ってデータをリクエストします。
  2. connector はアクセストークンの期限が切れると自動的にリフレッシュします。
  3. OAuth 値はOAuthSettingsLocation で指定された場所に基づいてメモリに保存されます。

OAuth の手動リフレッシュ

OAuth アクセストークンの取得

次の接続プロパティを設定し、OAuthAccessToken を取得します。

  • APIKey:アプリケーション設定のApplication key。
  • OAuthClientId:アプリケーション設定のOAuth Client Id。
  • OAuthClientSecret:アプリケーション設定のOAuth Secret。

次に、GetOAuthAccessToken ストアドプロシージャを呼び出します。GrantType インプットをclient_credentials またはopenapi_2lo(レガシーユーザーで利用可能)に設定します。指定されていない場合、GrantType のデフォルトはclient_credentials になります。

アクセストークンとリフレッシュトークンを取得した後、データに接続し、OAuth アクセストークンを自動または手動でリフレッシュすることが可能です。

OAuth アクセストークンの自動リフレッシュ

connector がOAuth アクセストークンを自動的にリフレッシュするようにするには、最初のデータ接続で次のように設定します。

  • InitiateOAuthREFRESH
  • APIKey:アプリケーション設定のApplication key。
  • OAuthClientId:アプリケーション設定のOAuth Client Id。
  • OAuthClientSecret:アプリケーション設定のOAuth Secret。
  • OAuthAccessTokenGetOAuthAccessToken によって返されたアクセストークン。
  • OAuthRefreshTokenGetOAuthAccessToken によって返されたリフレッシュトークン。

OAuth アクセストークンの手動リフレッシュ

データ接続時に手動でOAuth アクセストークンをリフレッシュするために必要な値は、OAuth リフレッシュトークンのみです。 GetOAuthAccessToken によって返されたExpiresIn パラメータ値が経過した後に、RefreshOAuthAccessToken ストアドプロシージャを使用し、手動でOAuthAccessToken をリフレッシュします。次の接続プロパティを設定します。

  • APIKey:アプリケーション設定のApplication key。
  • OAuthClientId:アプリケーション設定のOAuth Client Id。
  • OAuthClientSecret:アプリケーション設定のOAuth Secret。

次に、RefreshOAuthAccessToken を呼び出し、OAuthRefreshTokenGetOAuthAccessToken によって返されたOAuth リフレッシュトークンを指定します。新しいトークンが取得できたら、OAuthAccessToken プロパティにRefreshOAuthAccessToken によって返された値を設定し、新しい接続をオープンします。

最後に、OAuth リフレッシュトークンを保存し、OAuth アクセストークンの有効期限が切れた後に手動でリフレッシュできるようにします。

次のステップ

データビジュアライゼーションを作成するには、コネクタの使用 を参照してください。

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