接続の確立
接続プロファイルの設定
[CData]リボンから[データの取得]をクリックし、[取得元:Sybase]> 設定済みの接続 を選択してCData クエリウィンドウを起動します。新しい接続を設定するには、[新しいSybase 接続]をクリックします。ここでは、接続の設定、接続のテスト、および接続プロファイルの保存を行うことができます。
Sybase への接続
Sybase に接続するには、次の接続プロパティを指定します。
- Server:Sybase データベースインスタンスの名前、またはネットワークアドレスに設定。
- Database:特定のサーバーで稼働中のSybase データベースの名前に設定。
オプションで、UseSSL をtrue に設定することにより、TLS/SSL で接続を保護できます。
Sybase への認証
Sybase は、Basic 認証、Kerberos 認証、LDAP 認証などの認証方法をいくつかサポートしています。
Basic
Sybase 認証を使用するには、AuthScheme をBasic に設定して、次の接続プロパティを設定します。
- User:認証Sybase ユーザーのユーザー名に設定。
- Password:認証Sybase ユーザーのパスワードに設定。
LDAP
LDAP 認証で接続するには、LDAP 認証メカニズムを使用するようにSybaseサーバーサイドを設定する必要があります。
LDAP 用にSybase を設定したら、Basic 認証と同じ資格情報を使用して接続できます。
Kerberos
Kerberos 認証を活用するには、まず次の接続プロパティを使用してKerberos を有効にします。
- AuthScheme:Kerberos に設定することで、Sybase への認証にKerberos が使用されます。
次は接続文字列の例です。
Server=MyServer;Port=MyPort;User=SampleUser;Password=SamplePassword;Database=MyDB;Kerberos=true;KerberosKDC=MyKDC;KerberosRealm=MYREALM.COM;KerberosSPN=server-name
接続プロパティ
最後に、Connection プロパティを参照してください。接続の確立に使用できるさまざまなオプションの説明があります。
接続の管理
Sybase への認証に成功すると、インポートするデータをカスタマイズすることができます。詳しくは、接続の管理 を参照してください。
関連項目
- データのクエリ:[データ選択]ウィザードを使用してスプレッドシートにデータをプルします。また、ここではスケジュールされたデータのリフレッシュも設定できます。
- Excel アドインの使用:利用可能なCData Excel 関数 を使用するなど、Sybase データとやり取りする他の方法が見つかります。