macOS DSN の構成
このセクションでは、macOS でODBC 接続をセットアップしDSN を設定する方法を示します:
macOS の最小バージョン
CData ODBC Driver for Sybase 本製品 にはmacOS Sierra (10.12) 以上が必要です。
ドライバーのライセンス
端末で次のコマンドを実行して、本製品 のライセンスを取得します。評価版をアクティベートするには、<key> の入力を省略してください。
cd "/Applications/CData ODBC Driver for Sybase/bin"
sudo ./install-license.sh <key>
名前とパスワードを入力するよう求められます。これらは、あなたの名前とマシンのパスワードを指します。
Sybase への接続
Sybase に接続するには、次の接続プロパティを指定します。
- Server:Sybase データベースインスタンスの名前、またはネットワークアドレスに設定。
- Database:特定のサーバーで稼働中のSybase データベースの名前に設定。
オプションで、UseSSL をtrue に設定することにより、TLS/SSL で接続を保護できます。
Sybase への認証
Sybase は、Basic 認証、Kerberos 認証、LDAP 認証などの認証方法をいくつかサポートしています。
Basic
Sybase 認証を使用するには、AuthScheme をBasic に設定して、次の接続プロパティを設定します。
- User:認証Sybase ユーザーのユーザー名に設定。
- Password:認証Sybase ユーザーのパスワードに設定。
LDAP
LDAP 認証で接続するには、LDAP 認証メカニズムを使用するようにSybaseサーバーサイドを設定する必要があります。
LDAP 用にSybase を設定したら、Basic 認証と同じ資格情報を使用して接続できます。
Kerberos
Kerberos 認証を活用するには、まず次の接続プロパティを使用してKerberos を有効にします。
- AuthScheme:Kerberos に設定することで、Sybase への認証にKerberos が使用されます。
次は接続文字列の例です。
Server=MyServer;Port=MyPort;User=SampleUser;Password=SamplePassword;Database=MyDB;Kerberos=true;KerberosKDC=MyKDC;KerberosRealm=MYREALM.COM;KerberosSPN=server-name
ドライバーのアンインストール
ドライバーをアンインストールする最も簡単な方法は、ターミナルを開いて、インストールディレクトリにあるuninstall.sh スクリプトを実行します。次に例を示します。
cd "/Applications/CData ODBC Driver for Sybase" sudo ./uninstall.sh
Note:このスクリプトはインストールディレクトリから実行される必要があります。