カスタムSQL クエリの使用
カスタムSQL クエリへの接続
Tableau は通常、ビジュアライゼーションを構築するためにSnowflake に対してどのようなクエリを実行すべきかを決定します。 しかし、これらのクエリは、必要以上のデータを要求したり、Tableau が公開していないSnowflake 特有の機能を使用する必要がある場合があります。 このような場合は、カスタムSQL クエリを作成できます。
- Snowflake に接続し、[データソース]タブに移動します。
- 左ペインで、[データベース]と[スキーマ]を選択します。
- 利用可能なテーブルの1つを選択する代わりに、[新しいカスタムSQL]をクリックします。
- クエリを入力するようプロンプトされます。ここで必要なフィルタ集計や結合を入力します。
- [OK]をクリックします。
カスタムSQL クエリが提供されているので、通常のテーブルを選択したかのようにデータのビジュアライズ に進むことができます。
ネイティブクエリ
カスタムSQL クエリを書くだけでなく、connector はネイティブクエリ言語でSnowflake のクエリを作成することが可能です。 これは、QueryPassthrough が無効の場合のみ有効です。
ネイティブクエリを使用するにはカスタムSQL クエリの手順に従いますが、テーブルの代わりにNATIVEQUERY 表関数から選択します。
SELECT * FROM NATIVEQUERY('...')
ここで重要なのは、Snowflake はNATIVEQUERY に与えられたクエリ部分のみを処理するということです。 つまり、チャート用の結果のグループ化やカウントなど、Tableau が実行する他の操作では、connector がすべてのNATIVEQUERY 結果を読み込んでローカルで集計する必要があります。
NATIVEQUERY を持たないクエリでは、connectorがクエリ全体を分析して可能な限りSnowflake に送ることができるので、このような制限はありません。 このため、NATIVEQUERY は必要なときだけ使用し、NATIVEQUERY で読み込むデータ量を制限する必要があります。