Tableau Connector for Teradata

Build 24.0.9062

カスタムSQL クエリの使用

カスタムSQL クエリへの接続

Tableau は通常、ビジュアライゼーションを構築するためにTeradata に対してどのようなクエリを実行すべきかを決定します。 しかし、これらのクエリは、必要以上のデータを要求したり、Tableau が公開していないTeradata 特有の機能を使用する必要がある場合があります。 このような場合は、カスタムSQL クエリを作成できます。

  1. Teradata に接続し、[データソース]タブに移動します。
  2. 左ペインで、[データベース]と[スキーマ]を選択します。
  3. 利用可能なテーブルの1つを選択する代わりに、[新しいカスタムSQL]をクリックします。
  4. クエリを入力するようプロンプトされます。ここで必要なフィルタ集計や結合を入力します。
  5. [OK]をクリックします。

カスタムSQL クエリが提供されているので、通常のテーブルを選択したかのようにデータのビジュアライズ に進むことができます。

ネイティブクエリ

カスタムSQL クエリを書くだけでなく、connector はネイティブクエリ言語でTeradata のクエリを作成することが可能です。 これは、QueryPassthrough が無効の場合のみ有効です。

ネイティブクエリを使用するにはカスタムSQL クエリの手順に従いますが、テーブルの代わりにNATIVEQUERY 表関数から選択します。

SELECT * FROM NATIVEQUERY('...')

ここで重要なのは、Teradata はNATIVEQUERY に与えられたクエリ部分のみを処理するということです。 つまり、チャート用の結果のグループ化やカウントなど、Tableau が実行する他の操作では、connector がすべてのNATIVEQUERY 結果を読み込んでローカルで集計する必要があります。

NATIVEQUERY を持たないクエリでは、connectorがクエリ全体を分析して可能な限りTeradata に送ることができるので、このような制限はありません。 このため、NATIVEQUERY は必要なときだけ使用し、NATIVEQUERY で読み込むデータ量を制限する必要があります。

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