接続の確立
接続プロファイルの設定
[CData]リボンから[データの取得]をクリックし、[取得元:SAP Cloud for Customer]> 設定済みの接続 を選択してCData クエリウィンドウを起動します。新しい接続を設定するには、[新しいSAP Cloud for Customer 接続]をクリックします。ここでは、接続の設定、接続のテスト、および接続プロファイルの保存を行うことができます。
SAP Cloud for Customer への接続
SAP Cloud for Customer インスタンスを識別するために以下を設定します。- Tenant:SAP Cloud for Customer テナントのフルドメイン名。
- Url:使用するSAP Cloud for Customer インスタンスに対応するURL。デフォルトのサービス"c4codata" と異なる場合は、これを指定する必要があります。そうでなければ、この接続プロパティは省略します。
SAP Cloud for Customer への認証
ユーザー資格情報
AuthScheme をBasic に設定し、以下を指定します。
- User:SAP Cloud for Customer ユーザーネーム。
- Password:SAP Cloud for Customer パスワード。
Azure AD
AuthScheme をAzureAD に設定します。
カスタム拡張機能の設定
この設定には、SAP Hybris のカスタム拡張機能が必要です。この拡張機能はyempty ツールを使用して作成できます。
接続設定
カスタム拡張機能を設定したのち、以下を設定して認証します。
- OAuthClientId:アプリ登録の概要セクションにある、コネクタアプリケーションのアプリケーションId。
- OAuthClientSecret:コネクタアプリケーションのクライアントシークレット値。新しいクライアントシークレットを作成すると、Azure AD にこれが表示されます。
- CallbackURL:コネクタアプリケーションのリダイレクトURI。例:https://localhost:33333
- SSOProperties:以下の追加プロパティを、カンマ区切りでA=B;C=D; のような形式で設定。
- Resource:使用している環境のURL。
- AzureTenant:アプリケーションが登録されているAzure AD テナントのId。
接続プロパティ
最後に、Connection プロパティを参照してください。接続の確立に使用できるさまざまなオプションの説明があります。
接続の管理
SAP Cloud for Customer への認証に成功すると、インポートするデータをカスタマイズすることができます。詳しくは、接続の管理 を参照してください。
関連項目
- データのクエリ:[データ選択]ウィザードを使用してスプレッドシートにデータをプルします。また、ここではスケジュールされたデータのリフレッシュも設定できます。
- Excel アドインの使用:利用可能なCData Excel 関数 を使用するなど、SAP Cloud for Customer データとやり取りする他の方法が見つかります。