macOS DSN の構成
このセクションでは、macOS でODBC 接続をセットアップしDSN を設定する方法を示します:
macOS の最小バージョン
CData ODBC Driver for SAP Cloud for Customer 本製品 にはmacOS Sierra (10.12) 以上が必要です。
ドライバーのライセンス
端末で次のコマンドを実行して、本製品 のライセンスを取得します。評価版をアクティベートするには、<key> の入力を省略してください。
cd "/Applications/CData ODBC Driver for SAP Cloud for Customer/bin"
sudo ./install-license.sh <key>
名前とパスワードを入力するよう求められます。これらは、あなたの名前とマシンのパスワードを指します。
SAP Cloud for Customer への接続
SAP Cloud for Customer インスタンスを識別するために以下を設定します。- Tenant:SAP Cloud for Customer テナントのフルドメイン名。
- Url:使用するSAP Cloud for Customer インスタンスに対応するURL。デフォルトのサービス"c4codata" と異なる場合は、これを指定する必要があります。そうでなければ、この接続プロパティは省略します。
SAP Cloud for Customer への認証
ユーザー資格情報
AuthScheme をBasic に設定し、以下を指定します。
- User:SAP Cloud for Customer ユーザーネーム。
- Password:SAP Cloud for Customer パスワード。
Azure AD
AuthScheme をAzureAD に設定します。
カスタム拡張機能の設定
この設定には、SAP Hybris のカスタム拡張機能が必要です。この拡張機能はyempty ツールを使用して作成できます。
接続設定
カスタム拡張機能を設定したのち、以下を設定して認証します。
- OAuthClientId:アプリ登録の概要セクションにある、コネクタアプリケーションのアプリケーションId。
- OAuthClientSecret:コネクタアプリケーションのクライアントシークレット値。新しいクライアントシークレットを作成すると、Azure AD にこれが表示されます。
- CallbackURL:コネクタアプリケーションのリダイレクトURI。例:https://localhost:33333
- SSOProperties:以下の追加プロパティを、カンマ区切りでA=B;C=D; のような形式で設定。
- Resource:使用している環境のURL。
- AzureTenant:アプリケーションが登録されているAzure AD テナントのId。
ドライバーのアンインストール
ドライバーをアンインストールする最も簡単な方法は、ターミナルを開いて、インストールディレクトリにあるuninstall.sh スクリプトを実行します。次に例を示します。
cd "/Applications/CData ODBC Driver for SAP Cloud for Customer" sudo ./uninstall.sh
Note:このスクリプトはインストールディレクトリから実行される必要があります。