IncludeDualTable
Oracle データベースとの互換性を向上するためにOracle DUAL テーブルのモックを作成するには、このプロパティを設定します。
データ型
bool
デフォルト値
false
解説
このプロパティを設定してOracle DUAL テーブルのモックを作成します。このテーブルは、特別な場合にOracle データベースに使用されます。このプロパティは、SAP Cloud for Customer がODBC Gateway 経由でリモートOracle データベースとしてアクセスする際に、接続を行います。例えば、SQL Developer では、このテーブルに接続をテストするためのクエリが実行されます。
ODBC Gateway を使用している場合は、次のプロパティも設定してください。
MapToWVarchar=False | このプロパティをSQL_WVARCHAR の代わりにSQL_VARCHAR に設定して文字列データ型をマップします。さまざまなインターナショナルキャラクタセットに対応するため、ドライバーはデフォルトでSQL_WVARCHAR を使います。Unicode タイプが返されたときに、このプロパティを使ってORA-28528 Heterogeneous Services データタイプ変換エラーを防ぐことができます。 |
MaximumColumnSize=4000 | このプロパティを設定して、カラムの最大サイズを4000文字に制限します。 |
UpperCaseIdentifiers=True | このプロパティで、識別子を引用しないようにし設定します。このプロパティを使って、大文字の識別子をOracle にレポートします。Oracle はデフォルトで識別子を大文字で格納するため、大文字の識別子を引用から避ける必要はありません。 |