接続の確立
JDBC データソースの作成
Java アプリケーションから接続するJDBC データソースを作成できます。CData JDBC Driver for Odoo に基づくJDBC データソースの作成は、3つの基本ステップで構成されます。
- ドライバーのJAR ファイルをクラスパスに追加します。JAR ファイルはインストールディレクトリの[lib]サブフォルダ内にあります。.lic ファイルはJAR ファイルと同じフォルダ内に配置される必要があることに注意してください。
- ドライバークラスを入力します。次に例を示します。
cdata.jdbc.odoo.OdooDriver
- JDBC URL を入力します。次に例を示します。
jdbc:odoo:User=MyUser;APIToken=MyToken;URL=http://MyOdooSite/;Database=MyDatabase or jdbc:cdata:odoo:User=MyUser;APIToken=MyToken;URL=http://MyOdooSite/;Database=MyDatabase
上記の2つ目の形式は、同じURL 形式を使用しているドライバー間でアプリケーションに競合がある場合は、CData ドライバーを使用していることを確認するために常に使用できます。URL は "jdbc:odoo:" または"jdbc:cdata:odoo:" のいずれかから始まり、任意の接続プロパティの名前と値のペアをセミコロン区切りで入力します。
Odoo への接続
接続するには、Url を有効なOdoo サイトに設定し、User およびAPIToken を接続するユーザーの接続の詳細に設定し、Database をOdoo データベースに設定します。API トークンを使用していない場合は(API トークンはOdoo 14以上でのみサポートされています)、APIToken フィールドにパスワードを入力することも可能です。
アクセス権
本製品 がOdoo でアクセスできるモデルを決定するには、接続するユーザーが"ir.model.access"(アクセス権を管理する内部のOdoo モデル)からの読み取り権限を持っている必要があります。 通常、これは管理者用に予約されていますが、サービスグループを作成することで任意のユーザーに付与できます。- 管理者として、Odoo 設定ページを開いて"開発者モード" を有効にします。これが利用できない場合は、代わりにスーパーユーザとしてログインする必要があります。
- Groups ページ(Users ドロップダウンの下)を開いて新しいグループを作成します。
- Application を"Administration" に設定し、名前を"Service Access" に設定します。
- サービスアクセスが必要なユーザーを[Users]タブで追加します。
- [アクセス権]タブで、"ir.model.access" オブジェクトのエントリを追加し("Model Access" と呼ばれることもあります)、[Read Access]にチェックマークを付け、"Inspect Models" という名前を付けます。
- グループを保存します。
この変更を行うことができない場合は、rpCheckPermissions オプションをfalse に設定する必要があります。これにより、ユーザーが実際にそれらのモデルに対して持っている権限にかかわらず、Odoo のすべてのモデルがテーブルとしてリストされます。