UPSERT ステートメント
UPSERT ステートメントは、既存のレコードを更新するか、既存のレコードが識別されない場合は新しいレコードを作成します。
Upsert の設定
Upsert は、UMSaaSCloud で明示的に外部キーになるように定義されたフィールドでのみ実行できます。次のクエリで示すように、ExternalIdColumn というカラムにこのフィールドの名前を指定する必要があります。
UPSERT INTO Lead (FirstName, LastName, Company, External_Id_Column__c, ExternalIdColumn) VALUES ('Bob', 'Thorton', 'Universal Pictures', 12345, 'External_Id_Column__c')
ExternalIdColumn を表示させるには、UMSaaSCloud の接続プロパティを変更して、PseudoColumns フィールドを引用符なしの値'*=*' に設定します。
UPSERT ステートメントは、既存のレコードを更新するか、既存のレコードが識別されない場合は新しいレコードを作成します。
UPSERT 構文
UPSERT 構文は挿入の構文と同じです。UMSaaSCloud はVALUES 句で指定された入力を使用して、レコードがすでに存在するかどうかを判断します。レコードが存在しない場合は、レコードの挿入に必要なすべてのカラムが指定される必要があります。テーブル固有の情報については、データモデル を参照してください。
UPSERT INTO <table_name>
( <column_reference> [ , ... ] )
VALUES
( { <expression> | NULL } [ , ... ] )
<expression> ::=
| @ <parameter>
| ?
| <literal>
Statement およびPreparedStatement クラスのexecuteUpdate メソッドを使って、データ操作コマンドを実行し影響を受ける行を取得できます。
最後に挿入されたレコードのId を取得するには、getGeneratedKeys を使用します。さらに、次の例に示すように、prepareStatement を呼び出すときは、ステートメントクラスのRETURN_GENERATED_KEYS フラグを設定します。
String cmd = "UPSERT INTO Account (Name) VALUES (?)";
PreparedStatement pstmt = connection.prepareStatement(cmd,Statement.RETURN_GENERATED_KEYS);
pstmt.setString(1, "John");
int count = pstmt.executeUpdate();
System.out.println(count+" rows were affected");
ResultSet rs = pstmt.getGeneratedKeys();
while(rs.next()){
System.out.println(rs.getString("Id"));
}
connection.close();