ODBC Driver for Databricks

Build 22.0.8479

Windows DSN の構成

Microsoft [ODBC データソースアドミニストレーター]の使用

Microsoft ODBC データソースアドミニストレーターを使ってDSN 設定を編集できます。DSN はインストールプロセス中に作成されることに注意してください。

DSN 設定を編集するには、次の手順を実行してください。

  1. [スタート]->[検索] を選択し、[検索]ボックスに[ODBC データソース] と入力します。
  2. アプリケーションのビット数(32-bit または64-bit)に対応するODBC アドミニストレーターのバージョンを選択してください。
  3. [システムDSN] タブをクリックします。
  4. システムデータソースを選択して[構成]をクリックします。
  5. [接続]タブの情報を編集して[OK]をクリックします。

Note: .NET Framework 4.0 の場合、本製品 はMicrosoft Visual C++ 2015-2022 再頒布可能パッケージを配布します。.NET Framework 3.5 の場合、本製品 はMicrosoft Visual C++ 2008 再頒布可能パッケージを配布します。

パーソナルアクセストークン

認証するには、以下を設定します。

  • AuthSchemePersonalAccessToken に設定。
  • Token:Databricks サーバーへの接続に使用するトークン。Databricks インスタンスのユーザー設定ページに移動してアクセストークンタブを選択することで取得できます。

Azure Active Directory

Azure Service Principal を使用してDatabricks に認証するには以下を設定します。

  • AuthSchemeAzureServicePrincipal に設定。
  • AzureTenantId:Microsoft Azure Active Directory のテナントID に設定。
  • AzureClientId:Microsoft Azure Active Directory アプリケーションのアプリケーション(クライアント)ID に設定。
  • AzureClientSecret:Microsoft Azure Active Directory アプリケーションのアプリケーション(クライアント)シークレットに設定。
  • AzureSubscriptionId:Microsoft Azure Databricks Service Workspace のサブスクリプションId に設定。
  • AzureResourceGroup:Microsoft Azure Databricks Service Workspace のResource Group 名に設定。
  • AzureWorkspace:Microsoft Azure Databricks Service Workspace の名前に設定。

Databricks への接続

Databricks クラスターに接続するには、以下の説明に従ってプロパティを設定します。

Note:Databricks インスタンスで必要な値は、クラスターに移動して目的のクラスターを選択し、Advanced Options の下にあるJDBC/ODBC タブを選択することで見つけることができます。

  • Database:Databricks データベース名に設定。
  • Server:Databricks クラスターのサーバーのホスト名に設定。
  • HTTPPath:Databricks クラスターのHTTP パスに設定。
  • Token:個人用アクセストークンに設定(この値は、Databricks インスタンスのユーザー設定ページに移動してアクセストークンタブを選択することで取得できます)。

クラウドストレージの設定

本製品 は、CSV ファイルのアップロードにDBFS、Azure Blob Storage、およびAWS S3 をサポートしています。

DBFS Cloud Storage

クラウドストレージにDBFS を使用するには、次を設定します。

  • CloudStorageTypeDBFS に設定。

Azure Blob Storage

クラウドストレージにAzure Blob Storage を使用するには、次を設定します。

  • CloudStorageTypeAzure Blob storage に設定。
  • StoreTableInCloudTrue に設定すると、新しいテーブルを作成する際にクラウドストレージにテーブルを保存します。
  • AzureStorageAccount:Azure ストレージアカウント名に設定。
  • AzureAccessKey:Databricks アカウントに関連付けられているストレージキー。Azure ポータル(ルートアカウントを使用)経由で確認してください。ストレージアカウントを選択し、Access Keys をクリックしてこの値を取得します。
  • AzureBlobContainer:Azure Blob ストレージコンテナの名前に設定。

AWS S3

クラウドストレージにAWS S3 を使用するには、次を設定します。

  • CloudStorageTypeAWS S3 に設定。
  • StoreTableInCloudTrue に設定すると、新しいテーブルを作成する際にクラウドストレージにテーブルを保存します。
  • AWSAccessKey:AWS アカウントのアクセスキー。この値には、AWS セキュリティ認証情報ページからアクセスできます。
  • AWSSecretKey:AWS アカウントのシークレットキー。この値には、AWS セキュリティ認証情報ページからアクセスできます。
  • AWSS3Bucket:AWS S3 バケット名に設定。
  • AWSRegion:Amazon Web サービスのホスティングリージョン。AWS Region の値は、Amazon S3 サービスのBuckets List ページに移動して取得できます。例:us-east-1

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