このセクションでは、JDBC DriverManager またはDynamics365DataSource インターフェースに接続する方法について説明します。

DriverManager で接続

DriverManager クラスを使用して接続する場合、CData JDBC Driver for Microsoft Dynamics 365 はJDBC 規則に従います。最初にDynamics365 ドライバークラスをロードします。次に、接続を作成します。

ドライバーのロード

JDBC 4.0仕様では、次の手順はオプションです。

Class.forName("cdata.jdbc.dynamics365.Dynamics365Driver");

接続の確立

静的なDriverManager クラスのgetConnection メソッドで接続文字列を指定します。接続文字列を"jdbc:dynamics365:" で始めます。一般的な接続文字列は以下のとおりです。

Connection conn = DriverManager.getConnection("jdbc:dynamics365:InitiateOAuth=GETANDREFRESH;OrganizationUrl=https://myaccount.operations.dynamics.com/;Edition=Sales;");

または、Properties オブジェクトを使用して接続オプションを準備できます。Properties オブジェクトをDriverManager に渡します。

prop.setProperty("OrganizationUrl","https://myaccount.operations.dynamics.com/");
prop.setProperty("Edition","Sales");
Connection conn = DriverManager.getConnection("jdbc:dynamics365:",prop);

Dynamics365DataSource クラスで接続

以下の例に示すように、Dynamics365DataSource クラスを使用してプールされた接続を作成できます。詳しくは、接続プール を参照してください。

次の例は、プールされたConnection オブジェクトをインスタンス化します。

Dynamics365DataSource ds = new Dynamics365DataSource("jdbc:dynamics365:UseConnectionPooling=true;InitiateOAuth=GETANDREFRESH;OrganizationUrl=https://myaccount.operations.dynamics.com/;Edition=Sales;"); 
Connection conn = ds.getConnection();