ODBC Driver for AlloyDB

Build 25.0.9540

Linux DSN の構成

このセクションでは、以下のいくつかのLinux ディストリビューションでODBC 接続をセットアップしDSN を設定する方法を説明します:Ubuntu のようなDebian ベースのシステム、Red Hat Enterprise Linux (RHEL)、およびFedora のようなRed Hat Linux プラットフォーム。

Linux の最小バージョン

Red Hat ベースおよびDebian ベースシステムでサポートされる最小バージョンは以下のとおりです。

OSMin. Version
Ubuntu18.04
Debian10
RHEL8
Fedora28
SUSE15

ドライバー依存関係のインストール

必要な依存関係をインストールするには、次のコマンドをルートとしてまたはsudo で実行します。

  • Debian/Ubuntu:
    apt-get install libc6 libstdc++6 zlib1g libgcc1
  • RHEL/Fedora:
    yum install glibc libstdc++ zlib libgcc

ドライバーのインストール

標準のパッケージ管理システムを使用してドライバーをインストールできます。

Ubuntu のようなDebian ベースのシステムでは、次のコマンドをroot またはsudo で実行します。

dpkg -i /path/to/driver/setup/AlloyDBODBCDriverforUnix.deb 

RPM パッケージ形式をサポートするシステムでは、次のコマンドをroot またはsudo で実行します。

rpm -ivh /path/to/driver/AlloyDBODBCDriverforUnix.rpm 

ドライバーのライセンス

次のコマンドを実行して本製品 のライセンスを取得します。評価版をアクティベートするには、<key> の入力を省略してください。

cd /opt/cdata/cdata-odbc-driver-for-alloydb/bin/
sudo ./install-license.sh <key>

ドライバーマネージャー経由の接続

ドライバーマネージャーはドライバーをロードし、アプリケーションからドライバーに関数呼び出しを渡します。本製品 をドライバーマネージャーに登録して、ドライバーマネージャーのコンフィギュレーションファイルにDSN を定義する必要があります。

本製品 のインストールでは、本製品 をunixODBC ドライバーマネージャーに登録し、システムDSN を作成します。UnixODBC ドライバーマネージャーは、Python やその他多くのアプリケーションから使用できます。アプリケーションに別のドライバーマネージャーが組み込まれている可能性があります。

DSN の作成

unixODBC をインストールしてDSN を設定するには、unixODBC の使用 を参照してください。OBIEE、Informatica、およびSAS に接続するDSN を作成するには、DataDirect ドライバーマネージャーの使用 を参照してください。

AlloyDB への接続

AlloyDB に接続するには以下のプロパティを設定します。

  • Server:AlloyDB データベースをホスティングしているサーバーのホスト名またはIP アドレス。
  • Port(オプション):AlloyDB データベースをホスティングしているサーバーのポート。このプロパティはデフォルトで5432に設定されます。
  • User:AlloyDB サーバーに認証する際に使われるユーザー。
  • Password:AlloyDB サーバーに認証する際に使われるパスワード。
  • Database(オプション):AlloyDB サーバーに接続する場合のデータベース。設定されていない場合は、ユーザーのデフォルトデータベースが使用されます。

AlloyDB への認証

AlloyDB は、以下の方法による認証をサポートしています。

  • 標準
  • pg_hba.conf
    • MD5
    • SASL
  • Kerberos
  • OAuthJWT

標準認証

標準認証(事前に提供されたユーザーとパスワードの組み合わせを使用)は、デフォルトの認証形式です。

標準認証で接続する場合は、これ以上のアクションは必要ありません。

pg_hba.conf 認証スキーム

本製品 がサポートしている他の認証方法では、AlloyDB サーバー上のpg_hba.conf ファイルで有効化する必要があります。

AlloyDB サーバーでの認証の設定については、こちらを参照してください。

MD5

pg_hba.conf ファイルのauth-methodmd5 に設定すると、MD5 パスワード検証を使用して認証できます。

SASL

本製品 は、SASL(特にSCRAM-SHA-256)でパスワードを検証することで認証できます。

この認証方法を使用するには、pg_hba.conf ファイルのauth-methodscram-sha-256 に設定します。

Kerberos

Kerberos 認証は、CData ODBC Driver for AlloyDB が接続を試行している際にAlloyDB サーバーで開始されます。この認証方法を有効化するには、AlloyDB サーバーでKerberos を設定します。AlloyDB サーバーでのKerberos 認証の設定を完了したら、本製品 からKerberos 認証を行う方法についてはKerberos の使用 を参照してください。

OAuthJWT

この認証方法では、Google Cloud サービスアカウントがJSON キーファイルを使用してAlloyDB に認証できます。

前提条件

この認証方法を設定する前に、Google Cloud サービスアカウントを持っていることを確認してください。また、そのサービスアカウント用の新しいキーファイル(JSON 形式)を生成してダウンロードする必要があります。

Google Cloud コンソールでこのファイルを取得するには:

  1. IAM と管理 -> サービスアカウントに移動します。アカウントをまだ持っていない場合は、作成する必要があります(詳細な手順はこちらを参照してください)。
  2. サービスアカウントのメールアドレス(例:[email protected])をクリックします。
  3. タブに移動します。
  4. 鍵を追加 -> 新しい鍵を作成 を選択します。
  5. 鍵のタイプとしてJSON を選択します。次に、作成をクリックします。
Note: キーのファイルがダウンロードされると、セキュリティ上の理由から再ダウンロードすることはできません。ただし、必要に応じて追加のキーを生成できます。

OAuthJWT でのAlloyDB への認証

  1. IAM 管理ツール(IAM と管理 -> IAM)を使用して、新規または既存のサービスアカウントにalloydb.databaseUser およびserviceusage.serviceUsageConsumer ロールを付与します。
  2. そのサービスアカウントをクラスタに追加します(詳細な手順はこちらを参照してください)。
  3. 必要な接続プロパティを設定します。

    • AuthSchemeOAuthJWT
    • OAuthJWTCertTypeGOOGLEJSON
    • OAuthJWTCert:ダウンロードしたサービスアカウントキーファイルへのパス(例:C:\keys\my-gcp-project-service-account.json
    • User:gserviceaccount.com サフィックスを除いたサービスアカウントのアドレス(例:[email protected]

ドライバーエンコーディングの設定

ODBC ドライバーは、ODBC ドライバーマネージャーで使用するエンコーディングを指定する必要があります。デフォルトでは、Unix 用のCData ODBC ドライバーはunixODBC と互換性のあるUTF-16 を使用するように設定されていますが、他のドライバーマネージャーでは代替エンコーディングが必要な場合があります。

また、ANSI ODBC API を使用するアプリケーションからODBC ドライバーを使用している場合は、ANSI コードページを設定する必要があります。例えば、ANSI アプリケーションに日本語の文字をインポートするには、設定ファイル'/opt/cdata/cdata-odbc-driver-for-alloydb/lib/cdata.odbc.alloydb.ini' でコードページを指定できます。

[Driver]
AnsiCodePage = 932

Copyright (c) 2026 CData Software, Inc. - All rights reserved.
Build 25.0.9540