Power BI Connector for AlloyDB

Build 24.0.9062

CacheMetadata

このプロパティは、テーブルメタデータをファイルストアにキャッシュするかどうかを決定します。

データ型

bool

デフォルト値

false

解説

このプロパティを設定してクエリを実行すると、AlloyDB カタログのテーブルメタデータが設定されている場合にはCacheLocation で指定されたファイルストアに、設定されていない場合にはホームディレクトリにキャッシュされます。テーブルのメタデータの取得は、テーブルがはじめてクエリされた際に一度だけ行われます。

CacheMetadata を使用するタイミング

本製品 は、はじめてテーブルやビューを発見したときから1時間の間、メタデータをインメモリに自動的に保管します。そのため、CacheMetadata は一般的には必要ありません。CacheMetadata は、大量のメタデータを扱う場合でメタデータオペレーションのコストが高い場合や、短い接続を大量に行う場合などに役立ちます。

CacheMetadata を使用しないタイミング

  • 変化しやすいメタデータを扱う場合:はじめてテーブルをクエリするとき、本製品 はそのメタデータをキャッシュします。このキャッシュはテーブルスキーマの更新を反映するために動的に更新されることはないため、新規、変更、削除されたカラムを取得するには、メタデータキャッシュを削除してリビルドする必要があります。よって、メタデータが頻繁に変更される場合には、インメモリキャッシュを使う方が便利です。
  • データベースにキャッシュする場合CacheMetadataCacheLocation でのみ使用可能です。CacheProvider およびCacheConnection プロパティで他のデータベースへのキャッシュが可能です。黙示的なキャッシュにはAutoCache を使ってください。

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