ADO.NET Provider for AlloyDB

Build 24.0.9062

接続プール

本製品 は標準ADO.NETコネクションプーリングを実装しています 。プーリングの有効化にはUseConnectionPooling を設定します。次のセクションでは、それらの設定および使用方法について説明します。

プールされた接続の操作

プールされていない接続との通信と同じように、標準ADO.NET オブジェクトを使って接続を開いたり、閉じたりすることができます。この場合、取得されたAlloyDB Connection オブジェクトは、コネクションプールにより所有される物理的接続のハンドルです。接続が閉じられると、接続が廃棄されずにハンドルがプールに戻され、次の接続リクエストに使われます。

プールに戻されるには、明示的に接続を閉じなければなりません。

コネクションプールの設定

UseConnectionPooling に加え、次の接続プロパティを設定し、コネクションプールをコントロールします。

  • PoolMaxSize:同時に開ける接続の最大数を定義します。
  • PoolIdleTimeout:どのくらいの時間接続プールで接続がアイドル状態を維持できるかを設定します。この制限を超えた場合、接続はプールから削除されます。
  • PoolWaitTime:どのくらいの時間新しい接続リクエストが、接続が有効になるまで待機すべきかの制限を設定します。この制限を超えた場合、リクエストはエラーを返します。デフォルトで接続リクエストは接続が有効になるまで無制限で待ち続けます。

AlloyDBConnection でのコネクションプーリング

接続をプールするためのデフォルトのメソッドを使用するには、UseConnectionPooling を使用してAlloyDBConnection をインスタンス化します。

C#

using (AlloyDBConnection connection = new AlloyDBConnection("UseConnectionPooling=true;User=alloydb;Password=admin;Database=alloydb;Server=127.0.0.1;Port=5432")) {connection.Open();}

VB.NET

Using (AlloyDBConnection connection = new AlloyDBConnection("UseConnectionPooling=true;User=alloydb;Password=admin;Database=alloydb;Server=127.0.0.1;Port=5432")) 
  connection.Open()
End Using

コネクションプールを閉じる

アクティブ処理が終了するとコネクションプールは閉じられます。

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