このセクションでは、JDBC DriverManager またはOracleHCMDataSource インターフェースに接続する方法について説明します。

DriverManager で接続

DriverManager クラスを使用して接続する場合、CData JDBC Driver for Oracle Fusion Cloud HCM はJDBC 規則に従います。最初にOracleHCM ドライバークラスをロードします。次に、接続を作成します。

ドライバーのロード

JDBC 4.0仕様では、次の手順はオプションです。

Class.forName("cdata.jdbc.oraclehcm.OracleHCMDriver");

接続の確立

静的なDriverManager クラスのgetConnection メソッドで接続文字列を指定します。接続文字列を"jdbc:oraclehcm:" で始めます。一般的な接続文字列は以下のとおりです。

Connection conn = DriverManager.getConnection("jdbc:oraclehcm:Url=https://abc.oraclecloud.com;User=user;Password=password;");

または、Properties オブジェクトを使用して接続オプションを準備できます。Properties オブジェクトをDriverManager に渡します。

Properties prop = new Properties();
prop.setProperty("Url","https://abc.oraclecloud.com");
prop.setProperty("User","user");
prop.setProperty("Password","password");
Connection conn = DriverManager.getConnection("jdbc:oraclehcm:",prop);

OracleHCMDataSource クラスで接続

以下の例に示すように、OracleHCMDataSource クラスを使用してプールされた接続を作成できます。詳しくは、接続プール を参照してください。

次の例は、プールされたConnection オブジェクトをインスタンス化します。

OracleHCMDataSource ds = new OracleHCMDataSource("jdbc:oraclehcm:UseConnectionPooling=true;Url=https://abc.oraclecloud.com;User=user;Password=password;"); 
Connection conn = ds.getConnection();