EF 6の使用
現在、Entity Framework は、.NET Framework とは別に開発されています。したがって、.NET Framework に含まれていたいくつかの依存関係は、現在Entity Framework に含まれています。このセクションでは、プロジェクトでEntity Framework 6 (EF6) を使用する方法について説明します。
Entity Framework 6 のインストール
初めに、EF6 環境をインストールおよび設定します。Visual Studio でPackage Manager Console を使用して、最新バージョンのEntity Framework をインストールします。次のコマンドを実行すると、Entity Framework が自動的にダウンロードされ、インストールされます。
Install-Package EntityFramework
Entity Framework プロバイダーの登録
Entity Framework プロバイダーを登録するには、次の手順を実行してください。
- App.config またはWeb.config の"providers" セクションに次のプロバイダーエントリを追加します。Entity Framework のインストールが正常に完了していれば、このセクションはすでに存在します。
<configuration> ... <entityFramework> <providers> ... <provider invariantName="System.Data.CData.ZohoCreator" type="System.Data.CData.ZohoCreator.ZohoCreatorProviderServices, System.Data.CData.ZohoCreator.Entities.EF6" /> </providers> </entityFramework> </configuration>
- System.Data.CData.ZohoCreator.Entities.EF6.dll への参照を追加します。これは、インストールディレクトリのlib サブフォルダ内にあります。
- プロジェクトをビルドして、EF6 を使用するための設定を完了します。
プロジェクトのビルド
プロジェクトは、ローカルのビルドの場所に参照アセンブリがコピーされるようにビルドする必要があります。これらのアセンブリは、Visual Studio Entity Data Model ウィザードで使用されます。
Entity Framework の使用
設定が完了したら、モデルファーストアプローチ で説明しているEntity Data Model ウィザードを使用するか、コードファーストアプローチ で説明しているコードファーストアプローチを使用することができます。