CData Python Connector for Domino

Build 24.0.9062

データモデル

概要

本製品 は、Domino のフォームやビューに関連するノートを動的に取得し、それらをテーブルやビューとしてモデル化します。

Note: 本製品 によって公開されるフォームとビューは、DatabaseScope で指定されたスコープによって管理されるスキーマで公開されるものに限定されます。

テーブル

本製品 は、テーブルとしてdqlモードを有効にしたDomino フォームをモデル化します。テーブルをクエリして、フォームに関連するノートを取得します。

Note: フォームを検出してクエリするには、TableTypesForms に設定する必要があります。

利用可能なテーブルは、"sys_tables" システムテーブルをクエリすることでリストされます。

次に例を示します。

SELECT * FROM sys_tables WHERE TableName = 'Person'

ビュー

本製品 は、Domino ビューをビューとしてモデル化します。ビューをクエリして、ビューに関連するノートを取得します。

Note: ビューを検出してクエリするには、TableTypesViews に設定する必要があります。

利用可能なビューは、"sys_tables" システムテーブルをクエリすることでリストされます。

次に例を示します。

SELECT * FROM sys_tables WHERE TableName = '($Account)'

カラム

テーブルおよびビューで利用可能なカラムは、"sys_tablecolumns" システムテーブルをクエリすることでリストされます。

次に例を示します。

SELECT * FROM sys_tablecolumns WHERE TableName = 'Person'

ストアドプロシージャ

ストアドプロシージャは、Domino に対して関数のような操作を実行できます。

例えば、添付ファイルはDownloadAttachment、UploadAttachment、およびRemoveAttachment ストアドプロシージャを介して操作できます。

ノートのメタデータ

Domino は、各ノートに定義された項目に加え、サーバー上のすべてのデータベースで特定のノートを識別する一意のノート識別子であるunid を公開します。これは、すべてのテーブルおよびビューで使用できます。

メタデータ表示設定

本製品 は、テーブル、ビューおよびカラムの命名規則を制御するオプションに対応しています。

デフォルトでは、UseDisplayNames はtrue に設定され、本製品 はカラムラベルをビューのカラム名として使用します。UseDisplayNames をfalse に設定すると、本製品 はビューのカラムの内部名を表示します。

UseSimpleNames を有効にすると、テーブル名とカラム名に英数字とアンダースコアのみが表示される命名スキームが強制されます。英数字以外の文字はアンダースコアに置き換えられます。

Null 値

Domino にはSQL のNULL 値に直接相当するものはありません。本製品 は、次のシナリオでカラムのNULL 値を返します。

  • ノートに項目が設定されていない場合。Domino の式では、これは@IsAvailable(item) = 0 に相当します。
  • ノート上の単一値項目が空のテキスト値である場合。Domino の式では、これは@IsNull(item) = 1 に相当します。 ここで、単一値項目とは、タイプの検出時に本製品 が複数値エントリを見つけられなかった基本テーブルまたはビューの項目です。

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