ODBC Driver for Domino

Build 23.0.8839

データモデル

概要

本製品 は、Domino データベースからノートおよびビューを動的に取得し、それらをテーブルおよびビューとしてモデル化します。Domino のノートはテーブルとしてモデル化されます。Domino のビューはビューとしてモデル化されます。

テーブル、ビュー、カラム、およびストアドプロシージャ

シンプルネームとディスプレイネーム

本製品 は、テーブル、ビューおよびカラムの命名規則を制御するオプションに対応しています。

ノートのメタデータ

各ノートで定義された項目に加え、Domino は本製品 が特別なカラムにマッピングした各ノートのメタデータを公開します。 これらのカラムは次のとおりです。

  • unid サーバー上のすべてのデータベースで特定のノートを識別する、一意のノート識別子です。すべてのテーブルおよびビューで使用できます。

カラム名には特殊文字が含まれることがあるため、UseSimpleNames を有効にするとカラム名の一部が異なることに注意してください。

Null 値

Domino にはSQL のNULL 値に直接相当するものはありません。本製品 は、次のシナリオでカラムのNULL 値を返します。

  • ノートに項目が設定されていない場合。Domino の式では、これは@IsAvailable(item) = 0 に相当します。
  • ノート上の単一値項目が空のテキスト値である場合。Domino の式では、これは@IsNull(item) = 1 に相当します。 ここで、単一値項目とは、タイプの検出時に本製品 が複数値エントリを見つけられなかった基本テーブルまたはビューの項目です。

テーブル

利用可能なテーブルは、System Tables クエリを使用してリストされます。

次に例を示します。

SELECT * FROM sys_tables WHERE TableName = 'Person'

ビュー

利用可能なビューは、System Tables クエリを使用してリストされます。

次に例を示します。

SELECT * FROM sys_tables WHERE TableName = '($Account)'

カラム

テーブルおよびビューで利用可能なカラムは、System Table Columns クエリを使用してリストされます。

次に例を示します。

SELECT * FROM sys_tablecolumns WHERE TableName = 'Person'

ストアドプロシージャ

ストアドプロシージャを使用すると、Domino に操作を実行できます。 添付ファイルはDownloadAttachmentUploadAttachment、およびRemoveAttachment ストアドプロシージャを介して操作できます。

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