データモデル
概要
本製品 は、Domino データベースからノートおよびビューを動的に取得し、それらをテーブルおよびビューとしてモデル化します。Domino のノートはテーブルとしてモデル化されます。Domino のビューはビューとしてモデル化されます。
テーブル、ビュー、カラム、およびストアドプロシージャ
シンプルネームとディスプレイネーム
本製品 は、テーブル、ビューおよびカラムの命名規則を制御するオプションに対応しています。
ノートのメタデータ
各ノートで定義された項目に加え、Domino は本製品 が特別なカラムにマッピングした各ノートのメタデータを公開します。 これらのカラムは次のとおりです。
- unid サーバー上のすべてのデータベースで特定のノートを識別する、一意のノート識別子です。すべてのテーブルおよびビューで使用できます。
カラム名には特殊文字が含まれることがあるため、UseSimpleNames を有効にするとカラム名の一部が異なることに注意してください。
Null 値
Domino にはSQL のNULL 値に直接相当するものはありません。本製品 は、次のシナリオでカラムのNULL 値を返します。
- ノートに項目が設定されていない場合。Domino の式では、これは@IsAvailable(item) = 0 に相当します。
- ノート上の単一値項目が空のテキスト値である場合。Domino の式では、これは@IsNull(item) = 1 に相当します。 ここで、単一値項目とは、タイプの検出時に本製品 が複数値エントリを見つけられなかった基本テーブルまたはビューの項目です。
テーブル
利用可能なテーブルは、System Tables クエリを使用してリストされます。次に例を示します。
SELECT * FROM sys_tables WHERE TableName = 'Person'
ビュー
利用可能なビューは、System Tables クエリを使用してリストされます。次に例を示します。
SELECT * FROM sys_tables WHERE TableName = '($Account)'
カラム
テーブルおよびビューで利用可能なカラムは、System Table Columns クエリを使用してリストされます。次に例を示します。
SELECT * FROM sys_tablecolumns WHERE TableName = 'Person'
ストアドプロシージャ
ストアドプロシージャを使用すると、Domino に操作を実行できます。 添付ファイルはDownloadAttachment、UploadAttachment、およびRemoveAttachment ストアドプロシージャを介して操作できます。