ProxyAutoDetect
この接続プロパティをTrue に設定すると、provider は既存のプロキシサーバー構成についてシステムプロキシ設定をチェックします(プロキシサーバーの詳細を手動で入力する必要はありません)。特定のプロキシサーバーに接続するためにprovider を手動で構成する場合は、False に設定します。
データ型
bool
デフォルト値
false
解説
この接続プロパティは他のプロキシ設定よりも優先されるため、カスタムプロキシ設定を使用するにはProxyAutoDetect をFalse に設定する必要があります。
このプロパティがTrue に設定されている場合、使用するプロキシはこれらの場所をこの順番でチェックして決定されます。ある場所でプロキシが決定できない場合、本製品 は次の場所をチェックします。
- 本製品 は、JVM のプロパティ(http.proxy、https.proxy、socksProxy など)から検索を行います。
- JVM のプロパティが存在しない場合、本製品 はjava.home/lib/net.properties を検索します。
- java.net.useSystemProxies がTrue に設定されている場合、本製品 はSystemProxy を検索します。
- Windows では、プロキシ設定はレジストリのインターネットオプション、具体的にはレジストリキーHKCU\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Internet Settings\ から読み込まれます。Windows 10以降では、Windows の設定にあるプロキシの設定に対応します。
これらの設定は、マシンの現在のユーザーにのみ適用されることに注意してください。アプリケーションをサービスとして実行している場合、本製品 はユーザー設定を読み込みません。代わりに、本製品 の接続プロパティでプロキシ設定を手動で行う必要があります。
HTTP プロキシへの接続には、ProxyServer を参照してください。SOCKS やトンネリングなどの他のプロキシには、FirewallType を参照してください。