CacheConnection
指定されたキャッシュデータベースの接続文字列。
データ型
string
デフォルト値
""
解説
対象のキャッシュデータベースは、この接続プロパティとCacheProvider 接続プロパティの組み合わせによって決定されます。指定されたキャッシュデータベースを使用するには、両方のプロパティが必要です。
この接続プロパティで指定された接続文字列は、CacheProvider 接続プロパティで指定されたに直接渡されます。使用可能な接続プロパティの詳細については、指定された のドキュメントを参照してください。
以下に、一般的なキャッシュデータベースの設定例を示します。
SQLite
MySQL
一般的な接続プロパティは次のとおりです:
- Server:キャッシュ先のMySQL データベースをホストしているサーバーのIP アドレスまたはドメイン名。
- Port:指定されたサーバー上のMySQL インスタンスが実行されているポート。
- Database:キャッシュ先のMySQL データベースの名前。指定されたサーバーでホストされているMySQL データベースの名前と一致する必要があります。
- User:選択したMySQL データベースに登録されているユーザーのユーザー名。
- Password:指定されたMySQL ユーザーに紐付けられたパスワード。
SQL Server
次は一般的なSQL Server 接続プロパティです。
- Server:SQL Server を起動しているコンピューターの名前またはネットワークアドレス名。デフォルトのインスタンスではなく、名前付きインスタンスに接続するには、ホスト名とインスタンス名をバックスラッシュで区切って指定します。
- Port:指定されたサーバー上のSQL Server インスタンスが実行されているポート。
- Database:キャッシュ先のSQL Server データベースの名前。指定されたサーバーでホストされているSQL Server データベースの名前と一致する必要があります。
- Integrated Security:現在のWindows アカウントを認証に使用する場合は、このオプションをTrue に設定します。代わりにUser とPassword で認証するには、このオプションをFalse に設定します。
- User Id:選択したSQL Server データベースに登録されているユーザーのユーザー名。このプロパティは、統合セキュリティを使用していない場合にのみ必要です。
- Password:指定されたSQL Server ユーザーに紐付けられたパスワード。このプロパティは、統合セキュリティを使用していない場合にのみ必要です。
Oracle
次は一般的な接続プロパティです。
-
Data Source:Oracle データベースを識別する接続記述子。これは、TSN 接続記述子、接続記述子を決定するOracle Net Services 名、またはバージョン11g 以降ではEasy Connect ネーミング(任意のポート名およびサービス名を持つOracle サーバーのホスト名)になります。
- User Id:選択したOracle データベースに登録されているユーザーのユーザー名。
- Password:指定されたOracle ユーザーにに紐付けられたパスワード。
PostgreSQL
一般的な接続プロパティは次のとおりです:
- Host:PostgreSQL データベースをホストしているサーバーのアドレス。
- Port:指定されたホストサーバー上のPostgreSQL データベースがホストされているポート。
- Database:キャッシュ先のPostgreSQL データベースの名前。指定されたサーバーでホストされているPostgreSQL データベースの名前と一致する必要があります。
- User name:選択したPostgreSQL データベースに登録されているユーザーのユーザー名。
- Password:指定されたユーザーに紐付けられたパスワード。