接続の確立
CData Cmdlets ユーザーは、データモジュールをインストールし、接続プロパティを設定してスクリプトを開始できます。このセクションでは、CSV インポートおよびエクスポートcmdlet などのネイティブPowerShell cmdlet でShipStation Cmdlets を使用する例を示します。
インストールおよび接続
PSGet がある場合は、PowerShell Gallery から次のコマンドを使ってcmdlet をインストールできます。CData サイトからセットアップを取得することもできます。
Install-Module ShipStationCmdlets
プロファイルに以下を追加すると、次のセッションでcmdlet がロードされます。
Import-Module ShipStationCmdlets;
Connect-ShipStation cmdlet を使って、別のcmdlet に渡すことができる接続オブジェクトを作成します。
$conn = Connect-ShipStation -APIKey "YourAPIKey" -APISecret "YourAPISecret"
ShipStation への接続には、BASIC 認証標準を使います。
ShipStation への接続
- ShipStation アカウント: ShipStation Login にログインします。
- 右上隅にある[設定]アイコンをクリックします。左側にカラムメニューが表示されます。
- [アカウント]->[API 設定]をクリックします。
- [API 設定]ページで、API Key とAPI Secret を書き留めます。
ShipStation への認証
- APIKey:[API 設定]ページのAPI Key に設定。
- APISecret:[API 設定]ページのSecret key に設定。
データの取得
Select-ShipStation cmdlet はデータを取得するためのネイティブなPowerShell インターフェースを提供します。
$results = Select-ShipStation -Connection $conn -Table "Tags" -Columns @("Id, Color") -Where "CustomerId='1368175'"Invoke-ShipStation cmdlet はSQL インターフェースを提供します。このcmdlet を使うと、Query パラメータを介してSQL クエリを実行できます。
cmdlet 出力のパイプ処理
cmdlet は行オブジェクトをパイプラインに一度に一行ずつ返します。以下は、結果をCSV ファイルにエクスポートします。
Select-ShipStation -Connection $conn -Table Tags -Where "CustomerId = '1368175'" | Select -Property * -ExcludeProperty Connection,Table,Columns | Export-Csv -Path c:\myTagsData.csv -NoTypeInformation
Select-ShipStation からの結果をSelect-Object cmdlet にパイプして、Export-CSV cmdlet にパイプする前にいくつかのプロパティを実行していることがわかるでしょう。これをする理由は、CData Cmdlets は接続、テーブル、およびカラムの情報を結果セットの各行オブジェクトに追加しますが、必ずしもその情報がCSV ファイルに必要ではないからです。
ただし、これによってcmdlet の出力を別のcmdlet にパイプすることが容易になります。以下に、結果セットをJSON に変換する例を示します。
PS C:\> $conn = Connect-ShipStation -APIKey "YourAPIKey" -APISecret "YourAPISecret" PS C:\> $row = Select-ShipStation -Connection $conn -Table "Tags" -Columns (Id, Color) -Where "CustomerId = '1368175'" | select -first 1 PS C:\> $row | ConvertTo-Json { "Connection": { }, "Table": "Tags", "Columns": [ ], "Id": "MyId", "Color": "MyColor" }