接続の確立
Twitter Ads への接続
Twitter Ads はOAuth 認証のみサポートします。この認証を有効にするには、すべてのOAuth フローでAuthScheme をOAuth に設定し、カスタムOAuth アプリケーションを作成する必要があります。カスタムアプリケーションの作成について詳しくは、カスタムOAuth アプリケーションの作成 を参照してください。デスクトップアプリケーション
カスタムOAuth アプリケーションの資格情報を使用して認証するには、OAuth アクセストークンを取得し、更新する必要があります。これらを設定すると、接続の準備が整います。OAuth アクセストークンの取得およびリフレッシュ:
- InitiateOAuth = GETANDREFRESH。OAuthAccessToken を自動的に取得およびリフレッシュするために使用します。
- OAuthClientId = アプリケーションの登録時に割り当てられたクライアントId。
- OAuthClientSecret = アプリケーションの登録時に割り当てられたクライアントシークレット。
- CallbackURL = アプリケーションの登録時に定義されたリダイレクトURI。
接続すると、本製品 はデフォルトブラウザでTwitter Ads のOAuth エンドポイントを開きます。ログインして、アプリケーションにアクセス許可を与えます。
アプリケーションにアクセス許可を与えると、本製品 はOAuth プロセスを完了します。
- 本製品 はTwitter Ads からアクセストークンを取得し、それを使ってデータをリクエストします。
- OAuth 値はOAuthSettingsLocation で指定されたパスに保存されます。これらの値は接続間で永続化されます。
アクセストークンの期限が切れたときは、本製品 は自動でアクセストークンをリフレッシュします。
Web アプリケーション
Web 経由で認証する場合は、カスタムOAuth アプリケーションの作成 で説明するようにTwitter Ads にカスタムOAuth アプリケーションを作成および登録する必要があります。それから本製品 を使用してOAuth トークンの値を取得および管理します。このセクションでは、OAuth アクセストークンの取得方法と、ドライバーにOAuth アクセストークンを自動的にリフレッシュさせる方法について説明します。
OAuth アクセストークンの取得:
- 次の接続プロパティを設定し、OAuthAccessToken を取得します。
- OAuthClientId = アプリケーション設定のクライアントId。
- OAuthClientSecret = アプリケーション設定のクライアントシークレット。
- ストアドプロシージャを呼び出し、OAuth 交換を完了します。
- GetOAuthAuthorizationURL ストアドプロシージャを呼び出します。AuthMode インプットをWEB に、CallbackURL をアプリケーション設定で指定したリダイレクトURI に設定します。 ストアドプロシージャは、OAuth エンドポイントへのURL を返します。
- ステップ1でストアドプロシージャが返したURL に移動します。ログインしてWeb アプリケーションを認可します。コールバックURL にリダイレクトされます。
- GetOAuthAccessToken ストアドプロシージャを呼び出します。AuthMode インプットをWEB に設定します。Verifier インプットを、リダイレクトURI のクエリ文字列のcode パラメータに設定します。
アクセストークンとリフレッシュトークンを取得したのち、データに接続してOAuth アクセストークンを自動的にリフレッシュできます。
OAuth アクセストークンの自動リフレッシュ:
本製品 がOAuth アクセストークンを自動的にリフレッシュするようにするには、次のように設定します。
- はじめてデータに接続する前に、次の接続プロパティを設定します。
- InitiateOAuth = REFRESH。
- OAuthClientId = アプリケーション設定のクライアントId。
- OAuthClientSecret = アプリケーション設定のクライアントシークレット。
- OAuthAccessToken = GetOAuthAccessToken によって返されたアクセストークン。
- OAuthSettingsLocation = 本製品 がOAuth 値を保存する場所のパス。これは接続間で維持されます。
- その後のデータ接続では、以下を設定します。
- InitiateOAuth
- OAuthSettingsLocation
ヘッドレスマシン
ヘッドレスマシンに置かれているリソースにログインする必要がある場合は、インターネットブラウザに対応した別の端末で認証する必要があります。以下のいずれかの方法で行います。
- オプション1:OAuthVerifier 値を取得します。
- オプション2:インターネットブラウザに対応したマシンに本製品 をインストールし、通常のブラウザベースのフローで認証した後でOAuth 認証値を転送します。
オプション1またはオプション2を実行後、ヘッドレスマシンからアクセストークンを自動的にリフレッシュするようにドライバーを設定します。
オプション1:Verifier code を取得および交換
Verifier code を取得するには、OAuth Authorization URL で認証する必要があります。以下の手順に従います。
-
インターネットブラウザに対応したマシンから認証してOAuthVerifier 接続プロパティを取得します。
次のプロパティを設定します。
- InitiateOAuth = OFF。
- OAuthClientId = アプリケーションの登録時に割り当てられたクライアントId。
- OAuthClientSecret = アプリケーションの登録時に割り当てられたクライアントシークレット。
-
GetOAuthAuthorizationURL ストアドプロシージャを呼び出します。ストアドプロシージャは、カスタムOAuth アプリケーションが登録されたときに構築されたCallbackURL を返します。 (カスタムOAuth アプリケーションの作成 を参照してください。)
このURL をコピーして、新しいブラウザのタブに貼り付けます。
-
ログインして、本製品 にアクセス許可を与えます。OAuth アプリケーションは、code というパラメータを付加したリダイレクトURI にリダイレクトします。このパラメータの値を控えておきます。OAuthVerifier 接続プロパティを設定するために、後で必要になります。
-
OAuth verifier code をOAuth リフレッシュトークンおよびアクセストークンと交換します。ヘッドレスマシンでは、次の接続プロパティを設定してOAuth 認証値を取得します。
- InitiateOAuth = REFRESH。
- OAuthVerifier = 控えておいたverifier code(リダイレクトURI のcode パラメータの値)。
- OAuthSettingsLocation = 暗号化されたOAuth 認証値を指定されたファイルに永続化。
- OAuthClientId = カスタムOAuth アプリケーション設定のクライアントId。
- OAuthClientSecret = カスタムOAuth アプリケーション設定のクライアントシークレット。
-
接続をテストしてOAuth 設定ファイルを生成します。
-
次のプロパティを再設定して、接続してください。
- InitiateOAuth = REFRESH。
- OAuthSettingsLocation = 暗号化されたOAuth 認証値を含むファイル。アクセストークンの自動リフレッシュを有効にするには、このファイルが本製品 に読み書きのアクセス許可を与えることを確認してください。
- OAuthClientId = アプリケーションの登録時に割り当てられたクライアントId。
- OAuthClientSecret = アプリケーションの登録時に割り当てられたクライアントシークレット。
オプション2:OAuth 設定を転送
ヘッドレスマシンでの接続に先立ち、インターネットブラウザに対応したデバイスでドライバーとの接続をインストールし、作成する必要があります。上述の「デスクトップアプリケーション」の説明に従って、接続プロパティを設定します。
「デスクトップアプリケーション」の手順が完了すると、生成された認証値は、OAuthSettingsLocation で指定されたパスに暗号化されて書き込まれます。デフォルトのファイル名はOAuthSettings.txt です。
接続をテストしてOAuth 設定ファイルを生成し、OAuth 設定ファイルをヘッドレスマシンにコピーします。
ヘッドレスマシンでデータに接続するには、次の接続プロパティを設定します。
- InitiateOAuth = REFRESH
- OAuthSettingsLocation = ブラウザでマシンからコピーしたOAuth 設定ファイルへのパス。アクセストークンの自動リフレッシュを有効にするために、このファイルが本製品 に読み書きのアクセス許可を与えることを確認してください。
- OAuthClientId = カスタムOAuth アプリケーションの登録時に割り当てられたクライアントId。
- OAuthClientSecret = カスタムOAuth アプリケーションの登録時に割り当てられたクライアントシークレット。