接続の確立
接続プロファイルの設定
[CData]リボンから[データの取得]をクリックし、[取得元:Bullhorn CRM]> 設定済みの接続 を選択してCData クエリウィンドウを起動します。新しい接続を設定するには、[新しいBullhorn CRM 接続]をクリックします。ここでは、接続の設定、接続のテスト、および接続プロファイルの保存を行うことができます。
接続前の要件
他の多くのデータソースとは異なり、Bullhorn CRM ではユーザーが独自のカスタムOAuth アプリケーションを作成したり、CallbackURL を直接編集したりすることはできません。代わりに、 Bullhorn CRM に連絡して、OAuth アプリケーション認証情報(クライアントID とクライアントシークレット)の作成または変更をリクエストする必要があります。
Bullhorn CRM はまた、必要に応じて使用するCallbackURL を提供したり更新したりします。しかしながら、Bullhorn CRM からの新しいCallbackURL を待つのは時間がかかる可能性があるため、CallbackURL の代わりにOAuth verifier コードを使用しての接続を検討することをお勧めします。 一度Bullhorn CRM がOAuth 認証情報を提供したら、それを使用してアプリケーションを認証することができます。
Bullhorn CRM への接続
アカウントへの認証とアクセスには、ユーザー名とパスワードが必要です。次の手順に従い接続を確立します。
- アカウント認証情報を使用して、Bullhorn CRM アカウントにログインします。
- アプリケーション設定のDataCenterCode をデータセンターに対応するデータセンターコードに設定します。データセンターコードの一覧は、こちらのリストを参照してください。
注記:
- データセンターコードが不明な場合は、CLS2、CLS21 などのコードは、ログイン後にブラウザのアドレスバーに表示されるURL に含まれるクラスタID であることに注意してください。例えば、 https://cls21.bullhornstaffing.com/BullhornSTAFFING/MainFrame.jsp?#no-ba... は、ログインユーザーがデータセンターCLS21 に関連付けられていることを示します。
- もしhttp://localhost:33333/ のようなCallbackURL を指定する場合は、アプリケーション設定で指定したものと全く同じであることを確認してください。これには末尾のスラッシュ("/")も含まれます。 このURL から文字を追加または削除するとエラーになります。
Bullhorn CRM への認証(OAuth)
Bullhorn CRM はOAuth 認証のみサポートします。他の多くのデータソースとは異なり、Bullhorn CRM ではユーザーが独自のカスタムOAuth アプリケーションを作成したり、CallbackURL を直接編集したりすることはできません。 代わりに、カスタムOAuth アプリケーションの設定をBullhorn CRM にリクエストする必要があります。Bullhorn CRM サポートに連絡して設定プロセスを開始します。カスタムOAuth アプリケーションの作成については、カスタムOAuth アプリケーションの作成 を参照してください。
以下のサブセクションでは、3つの一般的な認証フローでのBullhorn CRM への認証について詳しく説明します。
Bullhorn CRM で利用可能な接続文字列プロパティの全リストは、Connection を参照してください。
デスクトップアプリケーション
デスクトップアプリケーションを認証するには、verifier コードまたはカスタムCallbackURL のいずれかのオプションを使用します。カスタムCallbackURL を使用する方法は単純ですが、変更をリクエストするためにBullhorn CRM に直接連絡する必要があり、時間がかかる場合があります。 そのため、代わりにverifier コードを使用することを強く推奨します。セットアップの手間は若干増えるものの、認証プロセスは効率化されます。
オプション1:verifier コードの使用
verifier コードで認証プロセスを開始するには、認可URL を作成します。このURLは、アウトプットが一意のコードを生成するOAuth プロセスのトリガーとなるもので、アプリケーションとBullhorn CRM 間のセキュアなやりとりを可能にするアクセストークンを取得するために不可欠です。
OAuth verifier コードの取得
- 認可URL を次のように構成します。 https://<authorization URL for your data center>/oauth/authorize?client_id=<your OAuth Client Id>&response_type=code
- 例えば、データセンターが"CLS40" である場合、認証に使用されるURL はhttps://auth-east.bullhornstaffing.com/oauth/authorize?client_id=<your OAuth Client Id>&response_type=code となります。
- こちらのリストを参照して、データセンターコードに固有の認可URL を見つけます。
- 次に、認可URL をブラウザで開きます。
- ログインして、本製品 にアクセス許可を与えます。verifier コードを含むCallbackURL にリダイレクトされます。URL の形式は次のとおりです: https://www.bullhorn.com/?code=<verifiercode>&client_id=<clientid>
- verifier コードの値をURL から直接保存します。
OAuth アクセストークンの取得およびリフレッシュ
OAuth verifier コードを取得したら、次の手順ではそのコードを使用してOAuth アクセストークンを取得および管理します。このトークンによりお使いのアプリケーションは認証され、Bullhorn CRM とセキュアにやりとりすることができます。次の設定を行います。
- OAuthVerifier:OAuth verifier コード。
- DataCenterCode:アカウントが接続されているデータセンター。こちらからデータセンターのリストを探してください。
- OAuthClientId:カスタムOAuth アプリケーションの登録時に割り当てられたクライアントId。
- OAuthClientSecret:カスタムOAuth アプリケーションの登録時に割り当てられたクライアントシークレット。
- CallbackURL:カスタムOAuth アプリケーションの登録時に定義されたリダイレクトURI。
オプション2:カスタムCallbackURL の使用
CallbackURL(例:http://localhost:33333)の使用を希望する場合は、Bullhorn CRM に連絡して選択したURL をOAuth コールバックの認可エンドポイントとして設定するよう依頼してください。 Bullhorn CRM で使用するCallbackURLが準備されたことを確認したら、以下の設定を行いアプリケーションの設定を進めます。
- CallbackURL:Bullhorn CRM に提供されたカスタムCallbackURL。
- DataCenterCode:アカウントが接続されているデータセンター。こちらからデータセンターのリストを探してください。
- OAuthClientId:カスタムOAuth アプリケーションの登録時に割り当てられたクライアントId。
- OAuthClientSecret:カスタムOAuth アプリケーションの登録時に割り当てられたクライアントシークレット。
接続プロパティ
最後に、Connection プロパティを参照してください。接続の確立に使用できるさまざまなオプションの説明があります。
接続の管理
Bullhorn CRM への認証に成功すると、インポートするデータをカスタマイズすることができます。詳しくは、接続の管理 を参照してください。
関連項目
- データのクエリ:[データ選択]ウィザードを使用してスプレッドシートにデータをプルします。また、ここではスケジュールされたデータのリフレッシュも設定できます。
- Excel アドインの使用:利用可能なCData Excel 関数 を使用するなど、Bullhorn CRM データとやり取りする他の方法が見つかります。