JDBC Driver for Bullhorn CRM

Build 23.0.8839

接続の確立

JDBC データソースの作成

Java アプリケーションから接続するJDBC データソースを作成できます。CData JDBC Driver for Bullhorn CRM に基づくJDBC データソースの作成は、3つの基本ステップで構成されます。

  • ドライバーのJAR ファイルをクラスパスに追加します。JAR ファイルはインストールディレクトリの[lib]サブフォルダ内にあります。.lic ファイルはJAR ファイルと同じフォルダ内に配置される必要があることに注意してください。
  • ドライバークラスを入力します。次に例を示します。
    cdata.jdbc.bullhorncrm.BullhornCRMDriver
  • JDBC URL を入力します。次に例を示します。
    jdbc:bullhorncrm:DataCenterCode=CLS33;OAuthClientId=myoauthclientid;OAuthClientSecret=myoauthclientsecret;InitiateOAuth=GETANDREFRESH;
    
    or
    
    jdbc:cdata:bullhorncrm:DataCenterCode=CLS33;OAuthClientId=myoauthclientid;OAuthClientSecret=myoauthclientsecret;InitiateOAuth=GETANDREFRESH;

    上記の2つ目の形式は、同じURL 形式を使用しているドライバー間でアプリケーションに競合がある場合は、CData ドライバーを使用していることを確認するために常に使用できます。URL は "jdbc:bullhorncrm:" または"jdbc:cdata:bullhorncrm:" のいずれかから始まり、任意の接続プロパティの名前と値のペアをセミコロン区切りで入力します。

Bullhorn CRM への接続

まず、Bullhorn CRM アカウントの資格情報を入力します。DataCenterCode をデータセンターに応答するデータセンターコードに設定します。リストhere を参照してください。

データセンターコードが不明な場合、CLS2、CLS21 などのコードはクラスタID で、ユーザーがログインするとブラウザのURL(アドレスバー)に含まれます。

例: https://cls21.bullhornstaffing.com/BullhornSTAFFING/MainFrame.jsp?#no-ba...はログインしたユーザーがCLS21 にいることを示します。

Note:If you specify callback URL value that contains "/" character at the end, e.g., http://localhost:33333/ you must specify exactly the same value. It must match the callback URL you specify in your application settings.
Adding or removing any character of this parameter results in an error.

Bullhorn CRM への認証(OAuth)

Bullhorn CRM はOAuth 2.0 認証標準を利用しています。

すべてのシナリオで、OAuth を使用して認証するには、カスタムOAuth アプリケーションを作成して構成する必要があります。詳しくは、カスタムOAuth アプリの作成 を参照してください。

デスクトップアプリケーション

下記の手順に従って、カスタムOAuth アプリケーションの資格情報を使用して認証します。

シナリオ1:Verifier Code

OAuth アプリケーション(CallbackURL など)に変更を加えることは、Bullhorn CRM に直接つながる必要があるため、時間がかかる可能性があります。そのため、代わりにOAuthVerifier を使用して接続することを強くお勧めします。ベリファイアを取得するには、OAuth Authorization URL も必要です。

OAuth Verifier Code の取得

認証URL を次のように構成します。
https://<authurl for your data center>/oauth/authorize?client_id=<your OAuth client id>&response_type=code

例えば、データセンターが"CLS5" だった場合、認証URL はhttps://auth.bullhornstaffing.com/oauth/authorize?client_id=your_client_id&response_type=code となります。

リストhere を参照して、データセンターの認証URL を決定してください。

次に、OAuth verifier code を取得します。

  1. 認可URL をブラウザで開きます。ログインして、本製品 にアクセス許可を与えます。すると、verifier code を含むコールバックURL にリダイレクトされます。
  2. verifier code の値を保存します。

OAuth アクセストークンの取得およびリフレッシュ

次を設定して、接続してください。

  • OAuthVerifier:先ほど取得したOAuth Verifier code に設定。
  • DataCenterCode:アカウントが接続されているそれぞれのデータセンターに設定。データセンターのリストを探してください here。例えば、CLS33 です。
  • OAuthClientId:アプリケーションの登録時に割り当てられたクライアントId に設定。
  • OAuthClientSecret:アプリケーションの登録時に割り当てられたクライアントシークレットに設定。
  • InitiateOAuthGETANDREFRESH に設定。InitiateOAuth を使うと、OAuth 交換の繰り返しや、手動でのOAuthAccessToken 設定を避けられます。

接続すると、本製品 はデフォルトブラウザでOAuth エンドポイントを開きます。ログインして、アプリケーションにアクセス許可を与えます。本製品 はこれでOAuth プロセスを完了します。

  1. コールバックURL からアクセストークンを取得し、リクエストを認証します。
  2. 古いトークンの期限が切れたときは、新しいアクセストークンを取得します。
  3. OAuth 値をOAuthSettingsLocation に保存します。これらの保存された値は接続間で永続化されます。
シナリオ2:カスタムCallbackURL

Bullhorn CRM からカスタムCallback Url(例:http://localhost:33333)をリクエストするオプションもあります。カスタムCallbackURL が提供されている場合は、次を設定してデータに接続できます。

  • CallbackURL:Bullhorn CRM によって提供されるカスタムコールバックURL に設定。
  • DataCenterCode:アカウントが接続されているそれぞれのデータセンターに設定。データセンターのリストを探してください here。例えば、CLS33 です。
  • OAuthClientId:アプリケーションの登録時に割り当てられたクライアントId に設定。
  • OAuthClientSecret:アプリケーションの登録時に割り当てられたクライアントシークレットに設定。
  • InitiateOAuthGETANDREFRESH に設定。InitiateOAuth を使うと、OAuth 交換の繰り返しや、手動でのOAuthAccessToken 設定を避けられます。
本製品 がOAuth プロセスを完了します。
  1. 本プロセスは、Bullhorn CRM API から返されたアクセストークンで終了します。
  2. アクセストークンの期限が切れたときにはリフレッシュしてください。
  3. OAuthSettingsLocation にOAuth 値を保存し、接続間で永続化されるようにします。

Web アプリケーション

Web アプリケーション経由で接続する場合は、Bullhorn CRM にカスタムOAuth アプリケーションを登録する必要があります。カスタムOAuth アプリの作成 を参照してください。それから本製品 を使用してOAuth トークンの値を取得および管理します。 OAuth アクセストークンの取得

次の接続プロパティを設定し、OAuthAccessToken を取得します。

  • OAuthClientId:Bullhorn CRM が提供するClient Id に設定。
  • OAuthClientSecret:Bullhorn CRM が提供するClient Secret に設定。

続いてストアドプロシージャを呼び出し、OAuth 交換を完了します。

  1. GetOAuthAuthorizationURL ストアドプロシージャを呼び出します。AuthMode インプットをWEB に、CallbackURL をリダイレクトURI に設定します。ストアドプロシージャがOAuth エンドポイントのURL を返します。

  2. URL を開き、ログインして、アプリケーションを認可します。コールバックURL にリダイレクトされます。
  3. GetOAuthAccessToken ストアドプロシージャを呼び出します。AuthMode インプットをWEB に設定します。Verifier インプットを、コールバックURL のクエリ文字列の"code" パラメータに設定します。

OAuth アクセストークンのリフレッシュ

InitiateOAuthREFRESH に設定してOAuth アクセストークンの期限が切れたときに自動的にリフレッシュするか、RefreshOAuthAccessToken ストアドプロシージャを呼び出してトークンを手動でリフレッシュできます。

自動リフレッシュ

InitiateOAuth でトークンをリフレッシュするには、最初のデータ接続で次のように設定します。

  • OAuthAccessTokenGetOAuthAccessToken によって返されたアクセストークンに設定。
  • InitiateOAuthREFRESH に設定。InitiateOAuth を使うと、OAuth 交換の繰り返しや、手動でのOAuthAccessToken 設定を避けられます。
  • OAuthSettingsLocation:本製品 がOAuth 値を保存する場所に設定。これらの値は接続間で永続化されます。
  • OAuthClientId:Bullhorn CRM が提供するクライアントId に設定。
  • OAuthClientSecret:Bullhorn CRM が提供するクライアントシークレットに設定。
  • OAuthRefreshToken:これをGetOAuthAccessToken によって返されたリフレッシュトークンに設定します。

その後のデータ接続では、次を設定します。

  • InitiateOAuth
  • OAuthSettingsLocation

手動でリフレッシュ

RefreshOAuthAccessToken ストアドプロシージャを使用してOAuthAccessToken を手動でリフレッシュできます。GetOAuthAccessToken によって返されたExpiresIn パラメータ値が経過した後にストアドプロシージャを呼び出します。以下の接続プロパティが設定されている必要があります。

  • OAuthClientId:Bullhorn CRM が提供するクライアントId に設定。
  • OAuthClientSecret:Bullhorn CRM が提供するクライアントシークレットに設定。

You can then call RefreshOAuthAccessToken with the OAuthRefreshToken paraemter set to the OAuthRefreshToken returned by GetOAuthAccessToken.

ヘッドレスマシン

ヘッドレスマシンのユーザーアカウントでOAuth を使用するようにドライバーを設定するには、インターネットブラウザに対応した別の端末で認証する必要があります。

  1. 以下の2つのオプションから選択します。

    • オプション1:後述の「Verifier code を取得および交換」に従い、OAuthVerifier 値を取得します。
    • オプション2:別のマシンに本製品 をインストールし、後述の「OAuth 設定を転送」の説明に従い、通常のブラウザベースのフローで認証後にOAuth 認証値を転送します。

  2. その後、ヘッドレスマシンからアクセストークンを自動的にリフレッシュするように本製品 を設定します。

オプション1:Verifier code を取得および交換

ヘッドレスマシンで次のプロパティを設定します。

  • DataCenterCode:データセンターに応答するデータセンターコードに設定。リストhere を参照してください。
  • InitiateOAuthOFF に設定。
  • OAuthClientId:Bullhorn CRM が提供するクライアントId に設定。
  • OAuthClientSecret:Bullhorn CRM が提供するクライアントシークレットに設定。

別のマシンから認証してOAuthVerifier 接続プロパティを取得する方法は次のとおりです。

  1. CallbackURL 入力パラメータを、正確なリダイレクトURI に設定して、GetOAuthAuthorizationURL ストアドプロシージャを呼び出します。
  2. 返されたURL をブラウザで開きます。ログインして、本製品 にアクセス許可を与えます。すると、verifier code を含むコールバックURL にリダイレクトされます。
  3. verifier code の値を保存します。これをOAuthVerifier 接続プロパティに設定します。
  4. REST URL を保存します。これをRestUrl プロパティに設定します。

ヘッドレスマシンでは、次の接続プロパティを設定してOAuth 認証値を取得します。

  • OAuthClientId:Bullhorn CRM が提供するコンシューマーキーに設定。
  • OAuthClientSecret:Bullhorn CRM が提供するコンシューマーシークレットに設定。
  • DataCenterCode:データセンターに応答するデータセンターコードに設定。
  • RestUrl:これをGetOAuthAccessToken ストアドプロシージャによって返されたURL に設定します。
  • OAuthVerifier:verifier code に設定。
  • OAuthSettingsLocation:これを設定すると、暗号化されたOAuth 認証値が指定された場所に永続化されます。
  • InitiateOAuthREFRESH に設定。

OAuth 設定ファイルが生成されたら、次のプロパティを設定してデータに接続します。

  • OAuthClientId:Bullhorn CRM が提供するコンシューマーキーに設定。
  • OAuthClientSecret:Bullhorn CRM が提供するコンシューマーシークレットに設定。
  • DataCenterCode:データセンターに応答するデータセンターコードに設定。
  • RestUrl:これをGetOAuthAccessToken ストアドプロシージャによって返されたURL に設定します。
  • OAuthSettingsLocation:暗号化されたOAuth 認証値を含む場所に設定。アクセストークンの自動リフレッシュを有効にするために、この場所がプロバイダーに読み書きのアクセス許可を与えることを確認してください。
  • InitiateOAuthREFRESH に設定。

オプション2:OAuth 設定を転送

別のマシンに本製品 をインストールして認証し、結果のOAuth 値を転送する方法は次のとおりです。

セカンドマシンに、本製品 をインストールして、次の接続プロパティセットで接続します。

  • DataCenterCode:データセンターに応答するデータセンターコードに設定。
  • RestUrl:これをGetOAuthAccessToken ストアドプロシージャによって返されたURL に設定します。
  • OAuthSettingsLocation:書き込み可能な場所に設定。
  • InitiateOAuthGETANDREFRESH に設定。
  • OAuthClientId:アプリケーションの登録時に割り当てられたクライアントId に設定。
  • OAuthClientSecret:アプリケーションの登録時に割り当てられたクライアントシークレットに設定。
  • CallbackURL:Redirect URI に設定。 Note: Bullhorn CRM スタッフから別のコールバックURL を明示的にリクエストする必要があります。例:https://host/user_impersonation

認証する接続をテストします。生成された認証値は、OAuthSettingsLocation で指定された場所に暗号化されて書き込まれます。接続テストに成功したら、OAuth 設定ファイルをヘッドレスマシンにコピーします。ヘッドレスマシンで、次の接続プロパティを設定し、データに接続します。

  • RestUrl:これをGetOAuthAccessToken ストアドプロシージャによって返されたURL に設定します。
  • DataCenterCode:データセンターに応答するデータセンターコードに設定。
  • InitiateOAuthREFRESH に設定。
  • OAuthClientId:Bullhorn CRM が提供するコンシューマーキーに設定。
  • OAuthClientSecret:Bullhorn CRM が提供するコンシューマーシークレットに設定。
  • OAuthSettingsLocation:OAuth 設定ファイルの場所に設定。アクセストークンの自動リフレッシュを有効にするために、この場所が本製品 に読み書きのアクセス許可を与えることを確認してください。

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