接続の確立
コネクタ内で利用可能なオブジェクトは、"cdata.sybaseiq" モジュールからアクセスできます。モジュールのオブジェクトを直接使用するには:
- モジュールを以下のようにインポートします。
import cdata.sybaseiq as mod
- 接続を確立するには、以下のような適切な接続文字列を使用してコネクタオブジェクトからconnect() メソッドを呼び出します。
mod.connect("user=myuser;password=mypassword;Server=localhost;Database=Northwind")
SybaseIQ への接続
SybaseIQ に接続するには、次の接続プロパティを指定します。
- Server:SybaseIQ またはSAP SQL Anywhere データベースインスタンスの名前またはネットワークアドレスに設定。
- Database:指定されたサーバーで実行されているSybaseIQ またはSAP SQL Anywhere データベースの名前に設定。
オプションで、UseSSL をtrue に設定することにより、TLS/SSL で接続を保護できます。
Note: 上記の本製品 設定でSAP SQL Anywhere のインスタンスに接続することもできます。
SybaseIQ への認証
SybaseIQ は、Basic 認証、Kerberos 認証、LDAP 認証などの認証方法をいくつかサポートしています。
Basic
Set the AuthScheme to Basic and set the following connection properties to use SybaseIQ authentication.
- User:認証SybaseIQ ユーザーのユーザー名に設定。
- Password:認証SybaseIQ ユーザーのパスワードに設定。
LDAP
LDAP 認証で接続するには、LDAP 認証メカニズムを使用するようにSybaseIQサーバーサイドを設定する必要があります。
LDAP 用にSybaseIQ を設定したら、Basic 認証と同じクレデンシャルを使用して接続できます。
Kerberos
Kerberos 認証を活用するには、次の接続プロパティを使用してそれを有効にすることから始めます。
- AuthScheme:Set to Kerberos will be used for authentication to SybaseIQ.
以下は接続文字列の例です。
Server=MyServer;Port=MyPort;User=SampleUser;Password=SamplePassword;Database=MyDB;Kerberos=true;KerberosKDC=MyKDC;KerberosRealm=MYREALM.COM;KerberosSPN=server-name