CData Python Connector for SAP BusinessObjects BI

Build 24.0.9062

接続の確立

コネクタ内で利用可能なオブジェクトは、"cdata.sapbusinessobjectsbi" モジュールからアクセスできます。モジュールのオブジェクトを直接使用するには:

  1. モジュールを以下のようにインポートします。
    import cdata.sapbusinessobjectsbi as mod
  2. 接続を確立するには、以下のような適切な接続文字列を使用してコネクタオブジェクトからconnect() メソッドを呼び出します。
    mod.connect("User=MyUser;Password=MyPassword;Url=http://myserver:6405/biprws;")

SAPBusinessObjectsBI への接続

SAP BusinessObjects BI インスタンスに接続するには、以下を設定する必要があります。

  • Url:SAP BusinessObjects BI REST API URL。これを見つけるには:

    1. セントラル管理コンソールにログインします。
    2. コンボボックスからアプリケーションを選択します。
    3. RESTful Web Service を選択します。セントラル管理コンソールは、アクセスURL を表示します。デフォルトでは、http://{Server-Name}:6405/biprws です。

  • AuthScheme:SAP BusinessObjects BI に接続する際に使用する認証の種類に設定。

Basic

Basic 認証を使用してSAP BusinessObjects BI に接続するには、AuthSchemeBasic に設定し、次のプロパティを設定します。

  • User:インスタンスのユーザー名。
  • Password:インスタンスのパスワード。

CyberArk

CyberArk に接続するには、AuthSchemeCyberArk に設定し、次のプロパティを設定します。

  • User:CyberArk のログイン名(user@domain)。
  • Password:CyberArk ユーザーのパスワード。
  • SSOLoginURL:アプリのシングルサインオンURL。
  • SSOExchangeUrl:The url used for the exchange of the SAML token for SAP BusinessObjects BI credentials.

MFA を設定している場合、CyberArk を使用して認証するにはSSOProperties を組み合わせて使用する必要があります。必要に応じて、以下のいずれかを設定します。

  • MFAType:MFA を設定している場合、認証時に選択するメカニズムの名前を設定します。
  • MFAPassCode:MFA を設定している場合、選択したメカニズムに対して有効な回答を設定します。
    この値を空欄または無効な値に設定すると、本製品 は帯域外メカニズムを開始します。本製品 は、ユーザーとの対話を通じてチャレンジが完了するまでAPI をポーリングしてから、接続を閉じるかどうかを決定します。
  • MFATimeout:MFA を設定している場合、本製品 がユーザーとの対話によってチャレンジが完了するまでAPI のポーリングを継続する秒数を設定します。デフォルトでは、本製品 は接続を閉じる前に60秒間API をポーリングします。

接続文字列の例:

AuthScheme=CyberArk;SSOLoginURL='https://abc1234.id.cyberark.cloud/run?appkey=00000000-0000-0000-0000-000000000000&customerId=ABC1234';User=cyberarkUserName;Password=cyberarkPassword;SSOExchangeUrl=http://myserver:8080/biprws/saml/SSO;

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