Excel Add-In for Slack

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接続の確立

接続プロファイルの設定

[CData]リボンから[データの取得]をクリックし、[取得元:Slack]> 設定済みの接続 を選択してCData クエリウィンドウを起動します。新しい接続を設定するには、[新しいSlack 接続]をクリックします。ここでは、接続の設定、接続のテスト、および接続プロファイルの保存を行うことができます。

Slack への接続

本製品 は、次の認証メカニズムをサポートしています。

  • OAuth (Slack のOAuth 2.0 "V2" 実装とOpenId Connect 経由のOAuth がサポートされています)
  • ユーザートークン認証

OAuth

AuthSchemeOAuth に設定します。

以下のサブセクションでは、利用可能なOAuth フローを介したSlack への認証について詳しく説明します。

サポートされているOAuth 認証方法は2種類あります。設定プロセスは(カスタムアプリに設定されるスコープを除けば)すべてのOAuth メソッドで同じなので、認証に使用するアプリのタイプに合わせて本製品 を設定してください。

  • 最新のSlack アプリの場合、OAuthVersionv2 に設定します。
  • "Sign in with Slack" を使用するSlack アプリの場合は、OAuthVersionopenid に設定します。

デスクトップアプリケーション

CData は、デスクトップでの認証を簡単にする埋め込みOAuth アプリケーションを提供します。例えば、ユーザーがインターネットに接続されていないローカルサーバーを使用しているような場合に利用できます。

また、Slack コンソールで設定および登録するカスタムOAuth アプリケーションを介してデスクトップから認証することもできます。詳しくは、カスタムOAuth アプリケーションの作成 を参照してください。

接続する前に、次のプロパティを設定します。

  • InitiateOAuthGETANDREFRESHOAuthAccessToken を自動的に取得およびリフレッシュするために使用します。
  • カスタムOAuth アプリケーションのみ:
    • OAuthClientId:カスタムOAuth アプリケーションの登録時に割り当てられたクライアントId。
    • OAuthClientSecret:カスタムOAuth アプリケーションの登録時に割り当てられたクライアントシークレット。
    • CallbackURL:カスタムOAuth アプリケーションの登録時に定義されたリダイレクトURI。

接続すると、本製品 はデフォルトブラウザでSlack のOAuth エンドポイントを開きます。ログインして、アプリケーションにアクセス許可を与えます。

アクセストークンの期限が切れたときは、本製品 は自動でアクセストークンをリフレッシュします。

ユーザートークン

カスタムOAuth アプリケーションの作成 とスコープの選択後、標準的なOAuth 認証情報(クライアント、クライアントシークレット、コールバックURL)を設定するかわりに、User OAuth Token を使用して認証することができます。

トークンを使用するには、AuthSchemeUserToken に設定し、UserToken をアプリ設定のFeatures > OAuth & Permissions にある「User OAuth Token」の値に設定します。

接続プロパティ

最後に、Connection プロパティを参照してください。接続の確立に使用できるさまざまなオプションの説明があります。

接続の管理

Slack への認証に成功すると、インポートするデータをカスタマイズすることができます。詳しくは、接続の管理 を参照してください。

関連項目

  • データのクエリ:[データ選択]ウィザードを使用してスプレッドシートにデータをプルします。また、ここではスケジュールされたデータのリフレッシュも設定できます。
  • Excel アドインの使用:利用可能なCData Excel 関数 を使用するなど、Slack データとやり取りする他の方法が見つかります。

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