ODBC Driver for Microsoft Dynamics 365 Business Central

Build 24.0.9175

Tables

Microsoft Dynamics 365 Business Central 本製品 は、アカウントでWeb Services として設定されたテーブルのみを公開します。Microsoft Dynamics 365 Business Central OData サービスを使用して、接続時にテーブルリストを動的に取得して表示します。追加テーブルを表示することが可能です。追加方法については次のセクションを参照してください。

テーブルの追加表示

Microsoft Dynamics 365 Business Central 本製品 が表示した以外のテーブル(エンドポイント)を表示するには、自身のアカウントでWeb サービスとして必要なテーブルを設定する必要があります。設定すると、本製品 が公開されたエンドポイントを検出して表示します。

これを行うには、次の手順に従います。

  1. Dynamics 365 Business Central アカウントにログインします。
  2. Web Services に移動してNew をクリックします。
  3. Object TypePage またはQuery を選択します。Codeunit オプションは、Dynamics 365 Business Central バージョン16.3以降で利用可能です。
  4. Object ID ドロップダウンを使用してSelect from full list を選択します。
  5. Object Name カラムから表示するテーブルを選択します。
  6. Service Name を指定し、サービスがどのように表示されるかを定義します。
  7. Published チェックボックスを選択し、OData V4 URL フィールドが入力されるまで待ちます。
  8. ページの右上を確認し、変更が保存されたことを確認します。
  9. 追加したい他のテーブル(Web Services として設定されているもの)についても、この手順を繰り返します。

AL Enum オブジェクトによるフィルタリング

Business Central API ページの一部(ほとんどのAPI v2.0 ページを含む)には、AL Enum オブジェクトに基づくフィールドがあります。

AL Enum オブジェクトに基づくフィールドは、使用している言語やOS に関係なくレポートのフィルタが常に機能するように、一貫性があり常に同じ名前でなければなりません。 このため、AL Enum に基づくフィールドは変換されず、Buisness Central API は特殊文字を避けるためにエンコードされる必要があります。

Enum 値でフィルタリングするには、https://www.w3.org/Style/XSL/TestSuite/results/4/XEP/symbol.pdf ドキュメントを参照し、シンボルの前後に _(アンダースコア)を付けて値をエンコードする必要があります。

例えば、スペースは"_x0020_" なので、以下のコードスニペットが機能します。

SELECT * FROM DimensionSetLines WHERE parentid={id} and parentType='Sales_x0020_Order'

ヒント: フィールドが列挙型オブジェクトであるかどうかを確認するには、sys_tablecolumns テーブルのIsEnumeration カラムを参照してください。

API の制限

SalesInvoiceLines テーブルへのINSERT ステートメントは、売上請求書のステータスが'DRAFT' の場合にのみ機能することに注意してください。ステータスが'PAID' または'OPEN' の場合、INSERT ステートメントは正常に完了しません。これはAPI の制限事項です。

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