データモデル
CData JDBC Driver for Bing Ads は、Microsoft Ads API のエンティティをデータベースのビューおよびストアドプロシージャにモデル化します。これらは、簡単なテキストベースのコンフィギュレーションファイルであるスキーマファイルにて定義されます。
次のセクションでは、使用可能なAPI オブジェクトへのSQL の実行について説明します。本製品 は、Microsoft Ads にできるだけ多くのSELECT 構文処理をオフロードし、残りのクエリをインメモリで処理します。API の制限事項および要件については、このセクションで説明します。
ビュー
レポートを含む、ビュー としての本製品 Microsoft Ads オブジェクト。
集計および期間に基づいてReports をクエリできます。デフォルトの期間は今年です。期間を変更するには、以下のTime Filter セクションを参照してください。
一部のレポートカラムのみを取得する場合、'Select Requirement' としてマークされたすべてのカラム、および'Metric' としてマークされているカラムのうち少なくとも1つを、有効なレポート要求を発行するために選択します。一方、すべてのカラムを取得する場合、ドライバーはデフォルトで必要最小限のカラムを要求に含めます。
Time Filter の指定
日付範囲WHERE 句では、"Date" フィールドで演算子(=、<、>)を使用して日付範囲を指定できます。
次の定義済み日付フィールドをサポートしています。
- Today
- Yesterday
- LastSevenDays
- ThisWeek
- LastWeek
- LastFourWeeks
- ThisMonth
- LastMonth
- LastThreeMonths
- LastSixMonths
- ThisYear
- LastYear
定義済みの日付範囲を検索するには、WHERE 句のDatePreset 疑似カラムを定義済みの日付フィールドのいずれかの値に設定します。
SELECT Monthly, AccountName, AccountStatus, Impressions, Clicks, ConversionRate FROM [ AccountPerformanceReport ] WHERE DatePreset = 'LastYear'カスタム日付範囲を指定するには、WHERE 句にStartDate およびEndDate 疑似カラムを指定します。
SELECT Monthly, AccountName, AccountStatus, Impressions, Clicks, ConversionRate FROM [ AccountPerformanceReport ] WHERE StartDate = '2014-01-01' AND EndDate = '2017-09-19'集計
Aggregation はデータを縮小してまとめる作業です。次の集計カラムのいずれかを選択して、レポートデータを集計できます。
- Daily:レポートの各行は、トランザクションが発生した月、日、および年を示します。レポートデータは毎日集計されます。レポートには、Daily という名前のカラムが含まれ、このカラムにはyyyy-mm-dd 形式の日付が含まれます。
SELECT Daily, AccountName, AccountStatus, Impressions, Clicks, ConversionRate FROM AccountPerformanceReport
- DayOfWeek:レポートの各行は、トランザクションが発生した曜日を示します。レポートデータは週7日ごとに集計されます。レポートにはDayOfWeek というカラムが含まれます。利用可能な値は1 - 7で、1が日曜日、7が土曜日を表します。
レポートの期間が数週間に及ぶ場合、すべての週の特定の曜日のパフォーマンスデータが、1つの行に集計されます。例えば、レポート期間の3週間にわたってキャンペーンA のインプレッションが毎週月曜日(day 2)に5回発生した場合、レポートにはDayOfWeek が2に設定された行と、その行に合計15のインプレッションが含まれます。
SELECT DayOfWeek, AccountName, AccountStatus, Impressions, Clicks, ConversionRate FROM AccountPerformanceReport
- Hourly:レポートの各行は、トランザクションが発生した時間を示します。レポートデータは1時間ごとに集計されます。レポートにはHourly というカラムが含まれます。利用可能な値は0 - 23です。
SELECT Hourly, AccountName, AccountStatus, Impressions, Clicks, ConversionRate FROM AccountPerformanceReport
- HourOfDay:レポートの各行は、トランザクションが発生した時刻を示します。レポートデータはすべての日にわたって24時間ごとに集計されます。レポートにはHourOfDay というカラムが含まれます。利用可能な値は0 - 23です。
レポートの期間が数日に及ぶ場合、すべての日の特定の時間のパフォーマンスデータが、1つの行に集計されます。例えば、レポート期間の3日間にわたってキャンペーンA のインプレッションが7時に5回発生した場合、レポートにはHourOfDay に合計15のインプレッションが含まれます。
SELECT HourOfDay, AccountName, AccountStatus, Impressions, Clicks, ConversionRate FROM AccountPerformanceReport
- Monthly:レポートの各行は、トランザクションが発生した月を示します。レポートデータは毎月集計されます。レポートには、Monthly という名前のカラムが含まれ、このカラムには月の初日がyyyy-mm-dd 形式で含まれます。
SELECT Monthly, AccountName, AccountStatus, Impressions, Clicks, ConversionRate FROM AccountPerformanceReport
- Weekly:レポートの各行は、トランザクションが発生した週を示します。レポートデータは毎週集計されます。レポートには、Weekly という名前のカラムが含まれ、このカラムには各週の日曜日の日付がyyyy-mm-dd 形式で含まれます。
SELECT Weekly, AccountName, AccountStatus, Impressions, Clicks, ConversionRate FROM AccountPerformanceReport
- Yearly:レポートの各行は、トランザクションが発生した年を示します。レポートデータは1年ごとに集計されます。レポートには、Yearly という名前のカラムが含まれ、このカラムにはyyyy 形式の年が含まれます。
SELECT Yearly, AccountName, AccountStatus, Impressions, Clicks, ConversionRate FROM AccountPerformanceReport
ストアドプロシージャ
ストアドプロシージャ は、データソースのファンクションライクなインターフェースです。これらを使用して、データソース内の情報を検索、更新、および変更できます。