JDBC Driver for Bing Ads

Build 24.0.9062

データモデル

CData JDBC Driver for Bing Ads は、Microsoft Ads API のエンティティをデータベースのビューおよびストアドプロシージャにモデル化します。これらは、簡単なテキストベースのコンフィギュレーションファイルであるスキーマファイルにて定義されます。

次のセクションでは、使用可能なAPI オブジェクトへのSQL の実行について説明します。本製品 は、Microsoft Ads にできるだけ多くのSELECT 構文処理をオフロードし、残りのクエリをインメモリで処理します。API の制限事項および要件については、このセクションで説明します。

ビュー

レポートを含む、ビュー としての本製品 Microsoft Ads オブジェクト。

集計および期間に基づいてReports をクエリできます。デフォルトの期間は今年です。期間を変更するには、以下のTime Filter セクションを参照してください。

一部のレポートカラムのみを取得する場合、'Select Requirement' としてマークされたすべてのカラム、および'Metric' としてマークされているカラムのうち少なくとも1つを、有効なレポート要求を発行するために選択します。一方、すべてのカラムを取得する場合、ドライバーはデフォルトで必要最小限のカラムを要求に含めます。

Time Filter の指定

日付範囲

WHERE 句では、"Date" フィールドで演算子(=、<、>)を使用して日付範囲を指定できます。

次の定義済み日付フィールドをサポートしています。

  • Today
  • Yesterday
  • LastSevenDays
  • ThisWeek
  • LastWeek
  • LastFourWeeks
  • ThisMonth
  • LastMonth
  • LastThreeMonths
  • LastSixMonths
  • ThisYear
  • LastYear
DatePreset のデフォルト値は"ThisYear" です。

定義済みの日付範囲を検索するには、WHERE 句のDatePreset 疑似カラムを定義済みの日付フィールドのいずれかの値に設定します。

SELECT Monthly, AccountName, AccountStatus, Impressions, Clicks, ConversionRate FROM [ AccountPerformanceReport ] WHERE DatePreset = 'LastYear'
カスタム日付範囲を指定するには、WHERE 句にStartDate およびEndDate 疑似カラムを指定します。
SELECT Monthly, AccountName, AccountStatus, Impressions, Clicks, ConversionRate FROM [ AccountPerformanceReport ] WHERE StartDate = '2014-01-01' AND EndDate = '2017-09-19'
集計

Aggregation はデータを縮小してまとめる作業です。次の集計カラムのいずれかを選択して、レポートデータを集計できます。

  • Daily:レポートの各行は、トランザクションが発生した月、日、および年を示します。レポートデータは毎日集計されます。レポートには、Daily という名前のカラムが含まれ、このカラムにはyyyy-mm-dd 形式の日付が含まれます。
    SELECT Daily, AccountName, AccountStatus, Impressions, Clicks, ConversionRate FROM AccountPerformanceReport
  • DayOfWeek:レポートの各行は、トランザクションが発生した曜日を示します。レポートデータは週7日ごとに集計されます。レポートにはDayOfWeek というカラムが含まれます。利用可能な値は1 - 7で、1が日曜日、7が土曜日を表します。

    レポートの期間が数週間に及ぶ場合、すべての週の特定の曜日のパフォーマンスデータが、1つの行に集計されます。例えば、レポート期間の3週間にわたってキャンペーンA のインプレッションが毎週月曜日(day 2)に5回発生した場合、レポートにはDayOfWeek が2に設定された行と、その行に合計15のインプレッションが含まれます。

    SELECT DayOfWeek, AccountName, AccountStatus, Impressions, Clicks, ConversionRate FROM AccountPerformanceReport

  • Hourly:レポートの各行は、トランザクションが発生した時間を示します。レポートデータは1時間ごとに集計されます。レポートにはHourly というカラムが含まれます。利用可能な値は0 - 23です。
    SELECT Hourly, AccountName, AccountStatus, Impressions, Clicks, ConversionRate FROM AccountPerformanceReport
  • HourOfDay:レポートの各行は、トランザクションが発生した時刻を示します。レポートデータはすべての日にわたって24時間ごとに集計されます。レポートにはHourOfDay というカラムが含まれます。利用可能な値は0 - 23です。

    レポートの期間が数日に及ぶ場合、すべての日の特定の時間のパフォーマンスデータが、1つの行に集計されます。例えば、レポート期間の3日間にわたってキャンペーンA のインプレッションが7時に5回発生した場合、レポートにはHourOfDay に合計15のインプレッションが含まれます。

    SELECT HourOfDay, AccountName, AccountStatus, Impressions, Clicks, ConversionRate FROM AccountPerformanceReport

  • Monthly:レポートの各行は、トランザクションが発生した月を示します。レポートデータは毎月集計されます。レポートには、Monthly という名前のカラムが含まれ、このカラムには月の初日がyyyy-mm-dd 形式で含まれます。
    SELECT Monthly, AccountName, AccountStatus, Impressions, Clicks, ConversionRate FROM AccountPerformanceReport
  • Weekly:レポートの各行は、トランザクションが発生した週を示します。レポートデータは毎週集計されます。レポートには、Weekly という名前のカラムが含まれ、このカラムには各週の日曜日の日付がyyyy-mm-dd 形式で含まれます。
    SELECT Weekly, AccountName, AccountStatus, Impressions, Clicks, ConversionRate FROM AccountPerformanceReport
  • Yearly:レポートの各行は、トランザクションが発生した年を示します。レポートデータは1年ごとに集計されます。レポートには、Yearly という名前のカラムが含まれ、このカラムにはyyyy 形式の年が含まれます。
    SELECT Yearly, AccountName, AccountStatus, Impressions, Clicks, ConversionRate FROM AccountPerformanceReport

ストアドプロシージャ

ストアドプロシージャ は、データソースのファンクションライクなインターフェースです。これらを使用して、データソース内の情報を検索、更新、および変更できます。

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