BingAdsDataSource の使用
BingAdsDataSource は、単一Web コントロールを使ってMicrosoft Ads への接続およびデータのクエリを可能にします。このコントロールをGridView やListBox などの他のコントロールに連結することにより、ASP.NET ページ上にMicrosoft Ads データの表示、編集、および保存が可能になります。また、Visual Studio のデザイナを使用して、コントロールの初期化、視覚的なクエリの作成、およびコントロールの連結のような操作が実現できます。さらに、ページコードからSQL コマンドも定義できます。以下では、GridView コントロールを使用してデータ連結を行う方法を説明します。
BingAdsDataSource を使用するには、ASP.NET プロジェクトでSystem.Data.CData.BingAds.Web.dll を参照する必要があります。
コードを記述してデータ連結を行うには
以下のコード例は、Microsoft Ads クエリの結果をASP.NET データグリッドに連結する方法を示します。BingAdsDataSource で使用するアセンブリを登録した後、GridView コントロールのDataSourceID フィールドの値をBingAdsDataSource コントロールのId フィールドに設定します。
<%@ Register Assembly="System.Data.CData.BingAds.Web" Namespace="System.Data.CData.BingAds" TagPrefix="cc1" %> ... <cc1:BingAdsDataSource Id="BingAdsDataSource1" runat="server" ConnectionString="InitiateOAuth=GETANDREFRESH;AccountId=442311;CustomerId=5521444;DeveloperToken=11112332233;" SelectCommand="SELECT * FROM AdGroups WHERE CampaignId = '234505536' LIMIT 10"></cc1:BingAdsDataSource> <asp:GridView DataSourceID="BingAdsDataSource1" runat="server"></asp:GridView>
デザイナを使用してデータ連結を行うには
Visual Studio のデザイナを使用してBingAdsDataSource をGridView コントロールに連結するには、次の手順を実行してください。
- ツールボックスのGridView コントロールをページにドラッグします。
- GridView コントロールのスマートタグをクリックします。
- [データソースの構成]をクリックします。これによりコントロールを設定するためのウィザードが起動します。
- 最初の画面で、ドロップダウンから任意の接続文字列を選択します。定義済みの接続文字列がない場合は、[新しい接続]ボタンをクリックして新しい接続文字列を作成するか、アプリケーションのWeb.config ファイル内に保存します。
- 次のステップでは、任意のSQL ステートメントまたはクエリを作成します。
データソースの構成が完了すると、連結したデータはGridView コントロールに表示されます。