前提条件

connector は、Tableau Server 2020.1 以降をサポートしています。これより前のバージョンのTableau Server の場合は、代わりにCData ODBC Driver またはJDBC Driver for Kintone を使用してください。

コネクタのインストール

Windows

1. setup.exe インストーラーを起動します。ドライバーJAR ファイルは自動的にドライバーディレクトリC:\Program Files\Tableau\Drivers に配置されます。
2. 「コネクタのライセンス」セクションの手順に従って、Tableau Server 内でコネクタのライセンスを取得します。
3. Tableau Server のインストールディレクトリ（TableauServerRoot）を決定します。通常はC:\ProgramData\Tableau\Tableau Server です。
4. 「Tableau Server への登録」セクションの手順に従って、パブリッシュされたワークブック、およびTableau Prep Conductor とTableau Prep Flow Authoring で使用するコネクタを登録します。

Linux

1. setup.zip アーカイブを展開します。コネクタ用のディレクトリは/opt/cdata/kintone のように作成することをお勧めしますが、正確なインストール場所は問題にはなりません。
2. cdata.tableau.kintone.jar をlib ディレクトリから/opt/tableau/tableau_driver/jdbc にコピーします。
3. 「コネクタのライセンス」セクションの手順に従って、Tableau Server 内でコネクタのライセンスを取得します。
4. Tableau Server のインストールディレクトリ（TableauServerRoot）を決定します。通常は/var/opt/tableau/tableau_server です。
5. 「Tableau Server への登録」セクションの手順に従って、パブリッシュされたワークブック、およびTableau Prep Conductor とTableau Prep Flow Authoring で使用するコネクタを登録します。

コネクタのライセンス

Windows では、connector セットアップでプロダクトキーの入力が促され、自動でライセンスが登録されます。 ライセンスファイルはC:\Program Files\CData\CData Tableau Connector for Kintone 2024\lib\cdata.tableau.kintone.lic に作成されます。 このファイルをC:\Program Files\Tableau\Drivers にコピーします。

Linux では、コネクタが展開された後にライセンスツールを実行する必要があります。コネクタのlib ディレクトリに移動し、次のコマンドを実行してconnector のライセンスを取得します。

java -jar cdata.tableau.kintone.jar -l

これにより、同じディレクトリにcdata.tableau.kintone.lic というライセンスファイルが生成されます。このファイルを/opt/tableau/tableau_driver/jdbc にコピーします。

java コマンドが実行できない場合は、Java ランタイム環境のインストールが必要です。Red Hat ベースのシステムとDebian ベースのシステムではパッケージの名称が異なります。

必要に応じて、Java 8をそれ以降のJava リリースで代用できます。

Tableau Server への登録

パブリッシュされたワークブックやフローで使用する前に、connector をTableau Server で登録する必要があります。

1. connector インストールディレクトリのlib フォルダに移動します。
2. cdata.kintone.taco をTableauServerRoot/data/tabsvc/vizqlserver/Connectors にコピーします。
3. Tableau Prep でコネクタを使用したい場合は、TACO ファイルを以下の場所にコピーしてください。
   • TableauServerRoot/data/tabsvc/flowprocessor/Connectors
   • TableauServerRoot/data/tabsvc/flowqueryservice/Connectors