DSN の作成
このセクションでは、DSN 設定の編集方法と、Redis API への認証および接続について説明します。
DSN 設定
Microsoft ODBC データソースアドミニストレーターを使ってDSN 設定を編集できます。インストールプロセスではコネクタのインストール で説明のとおり、ユーザーDSN とシステムDSN の両方が作成されることに注意してください。
Note: 本製品 は、接続情報をWindows レジストリに保存します。本製品 がレジストリに書き込めるようにするには、Power BI を管理者として実行するか、接続にシステムDSN ではなくユーザーDSN を使用します。
ユーザーDSN
DSN 設定を編集するには、次の手順を実行してください。
- スタート -> 検索 を選択し、検索ボックスにODBC データソース と入力します。
- Power BI Desktop インストールのビット数(32-bit または64-bit)に対応するODBC アドミニストレーターのバージョンを選択してください。
- システムデータソースを選択して構成をクリックします。
- 接続タブの情報を編集してOK をクリックします。
システムDSN
システムDSN をユーザーDSN と同じ方法で設定します。ただし、ステップ3を実行する前に、システムDSN タブに切り替える必要があります。
Redis への接続
Server 接続プロパティをRedis インスタンスが実行されているサーバーの名前またはアドレスに設定します。
Redis サーバーがデフォルト(6379)以外のポートで起動している場合、Port プロパティでポートを指定できます。
Redis への認証
本製品 はパスワードおよびACL 認証をサポートします。また、パスワード保護されていないRedis インスタンスへの接続もサポートされています。
認証なし
AuthScheme プロパティをNone に設定します。この場合Redis インスタンスはパスワード保護を受けません (設定ファイルでrequirepass ディレクティブを使用している場合)。
パスワード
AuthScheme プロパティをPassword に設定し、Password プロパティを、パスワード保護されたRedis インスタンスへの、Redis AUTH コマンドを使用した認証に使用されるパスワードに設定します。
ACL(アクセスコントロールリスト)
接続するには以下を設定します。
- AuthScheme:ACL に設定。
- User:Redis ACL へ認証するために使用するユーザー名に設定。
- Password:Redis ACL へ認証するために使用するパスワードに設定。
セキュアなRedis への接続
UseSSL を設定すると、接続時にSSL/TLS 暗号化をネゴシエートできます。