CData Sync App は、Azure Cosmos DB データをデータベース、データレイク、またはデータウェアハウスに継続的にパイプライン化する簡単な方法を提供し、分析、レポート、AI、および機械学習で簡単に利用できるようにします。
Azure Cosmos DB コネクタはCData Sync アプリケーションから使用可能で、Azure Cosmos DB からデータを取得して、サポートされている任意の同期先に移動できます。
Sync App アプリケーションの接続 ページに移動し、接続の追加 パネルで対応するアイコンを選択して、Azure Cosmos DB への接続を作成します。Azure Cosmos DB アイコンが利用できない場合は、Add More アイコンをクリックしてCData サイトからAzure Cosmos DB コネクタをダウンロードおよびインストールします。
必須プロパティは[設定]タブにリストされています。[Advanced]タブには、通常は必要ない接続プロパティが表示されます。
Configure role-based access control for your Azure Cosmos DB account with Azure AD
You can either assign one of the built-in role definitions:
or create your own custom role definitions. You must also set the scope of the role assignment, where "/" means that the identity has access to all the databases.
Azure Portal にログインしてAzure Cosmos DB を選択し、 自分のアカウントを選択します。
認証するには以下のように設定します。
Azure AD は、OAuth を使用して認証する接続タイプです。OAuth では認証するユーザーにインターネットブラウザでAzure Cosmos DB との通信を要求します。下記で説明するとおり、Sync App はさまざまな方法でこれをサポートします。 AuthScheme をAzureAD に設定します。すべてのAzure AD フローは、すでに設定済みであることを前提として書かれています。
認証に関する2つの方法の違いは、カスタムOAuth アプリケーションを使用する場合に、2つの接続プロパティを追加で設定する必要があることだけです。
次の接続プロパティを設定して、接続してください。
接続すると、Sync App はデフォルトブラウザでOAuth エンドポイントを開きます。ログインして、アプリケーションにアクセス許可を与えます。
Web アプリケーション経由で接続する場合は、 Azure Cosmos DB にカスタムOAuth アプリを登録する必要があります。カスタムAzureAD アプリの作成 を参照してください。それからSync App を使用してOAuth トークンの値を取得および管理します。 OAuth アクセストークンの取得
認証タイプに応じて以下のいずれかの接続プロパティグループを設定して、OAuthAccessToken を取得します。
続いてストアドプロシージャを呼び出し、OAuth 交換を完了します。
GetOAuthAuthorizationURL ストアドプロシージャを呼び出します。AuthMode インプットをWEB に、CallbackURL インプットをアプリケーション設定で指定したリダイレクトURI に設定します。必要に応じて、Permissions パラメータを設定してカスタム権限をリクエストします。
ストアドプロシージャがOAuth エンドポイントのURL を返します。
OAuthAccessToken 接続プロパティをストアドプロシージャで返されたアクセストークンに設定し、データに接続します。ExpiresIn 秒後に、アクセストークンの期限が切れたときは、GetOAuthAccessToken を呼び出し、新しいアクセストークンを取得します。
クライアントOAuth フロー
クライアントOAuth フローに関連するすべての権限には、管理者の同意が必要です。これは、CData Sync App が埋め込まれたアプリをクライアントOAuth フローでは使用できないことを意味します。クライアント資格情報を使用するには、独自のOAuth アプリの作成が必要になります。 詳しくは、カスタムAzureAD アプリの作成 を参照してください。
portal.azure.com の[アプリの登録]で[API のアクセス許可]に移動し、Microsoft Graph アクセス許可を選択します。アクセス許可には、委任されたアクセス許可とアプリケーションの許可の2つの異なるアクセス許可セットがあります。 クライアントの資格情報認証時に使用されるアクセス許可は、[アプリケーションの許可]の下にあります。インテグレーションに必要なアクセス許可を選択します。
認証タイプに応じていずれかの接続プロパティグループを設定すると、接続できるようになります。
クライアント資格情報での認証は、他の接続同様に自動的に行われますが、ユーザーにプロンプトするウィンドウは表示されません。ユーザーコンテキストがないため、ブラウザのポップアップは必要ないからです。接続が行われ、内部的に処理されます。
Azure サービスプリンシパルは、OAuth を経由する接続タイプです。AuthScheme をAzureServicePrincipal に設定します。 Azure サービスプリンシパルとしての認証は、OAuth クライアントクレデンシャルフローを介して処理され、直接のユーザー認証は行われません。代わりに、クレデンシャルはアプリ自体のためだけに作成されます。アプリで実行されるすべてのタスクは、デフォルトユーザーコンテキストなしで実行されます。 リソースへのアプリケーションのアクセスは、割り当てられたロールの権限によって制御されます。
Note: ロールを割り当てる前に、カスタムアプリケーションを作成する必要があります。詳しくは、カスタムAzureAD アプリの作成 を参照してください。
Azure サービスプリンシパルを使用して認証する場合、Azure AD テナントにアプリケーションを登録する必要があります。以下の手順に従って、ロールベースのアクセス制御で使用できる新しいサービスプリンシパルを作成します。
両メソッド共通
クライアントシークレットか証明書認証を選択する前に、まず以下の手順に従って設定を行います。その後、該当するセクションの設定に進んでください。
続いて、以下を設定します。
証明書を使用した認証
続いて、以下を設定します。
次のプロパティを使って、Azure Cosmos DB API 機能およびSync App のストラテジーをさらに制御できます。
GenerateSchemaFiles:このプロパティを使用すると、例えばテーブルメタデータを、カスタマイズしやすい静的スキーマファイルに永続化したり、カラムのデータ型の変更を永続化したりできます。
このプロパティを"OnStart" に設定すると、接続時にデータベース内のすべてのテーブルのスキーマファイルを生成できます。あるいは、テーブルにSELECT クエリを実行したときにスキーマを生成できます。
生成されるスキーマは、自動スキーマ検出 の設定に使用する接続プロパティに基づいています。
生成されたスキーマファイルを使用するには、Location プロパティをスキーマを有するフォルダに設定します。
Just as described in the SQL 準拠 the Sync App supports batch CUD (Create, Update, Delete) operations. Batch processing is achieved by issuing multiple requests simultaneously. Even though this method greatly improves the performance for write operations, the cost of these operations is relatively high, thus the Request Units (RU) budget per second for a certain container or database may be exceeded. Depending on your Azure Cosmos DB Service Quotas, exceeding the RU budgets may incur in extra costs, or it may even temporary throttle or interrupt the Azure Cosmos DB usage for other workloads.
In order to avoid exceeding the RU budget per second, the Sync App dynamically adjusts the number of concurrent requests per second depending on the set WriteThroughputBudget and the constantly adjusted average RU cost per statement. The user can utilize the WriteThroughputBudget connection property to define the RU budged per second, that batch write operations should not exceed. Another important factor in batch write operations is the MaxThreads connection property, which specifies the maximum number of concurrent requests. If using a low MaxThreads value, the Sync App might not be able to efficiently use the available budget.
Since the requests throttling logic is applied client-side, in a few cases the RU/s budged may be exceeded by a relatively small amount. These cases include Inserting, Updating and Deleting records with highly variable column count and input value length per column.
Note: By default, the WriteThroughputBudget property is set 1000 RU/s and the MaxThreads property is set to 200 threads.
Azure Cosmos DB はスキーマレスなドキュメントデータベースで、高いパフォーマンス、使用性、およびスケーラビリティを提供します。これらの機能は、必ずしもSQL-92 のような標準準拠のクエリ言語と互換しないわけではありません。このセクションでは、Sync App が複数のやり方によって、リレーショナルSQL とドキュメントデータベースのギャップの橋渡しをいかに行うかを説明します。
Sync App では、スキーマレスなAzure Cosmos DB オブジェクトをリレーショナルテーブルにモデル化し、SQL クエリをAzure Cosmos DB クエリに読み替えることで、要求されたデータを取得します。 さまざまなAzure Cosmos DB 操作がSQL としてどのように表されるかの詳細については、クエリマッピング(Sql API) を参照してください。
自動スキーマ検出 スキームでは、設定された行数のオブジェクトをスキャンすることで、自動的にAzure Cosmos DB 内のデータ型を見つけます。Azure Cosmos DB コレクションのリレーショナル表現をコントロールするためにRowScanDepth、FlattenArrays、およびFlattenObjects を使うことができます。スキーマに結びついていない自由形式クエリ を記述することもできます。
オプションとして、カスタムスキーマ定義 を使って、Azure Cosmos DB オブジェクトの上に選択されたリレーショナル構造を投射することもできます。これにより、自分で選択したカラム名、データ型、 コレクション内の値の位置を定義することができます。
GenerateSchemaFiles を設定すると、検出されたスキーマを拡張しやすいシンプルな設定ファイルとして保存できます。データベース内のすべてのコレクション、もしくはSELECT クエリの結果にスキーマを保持することができます。
If the TypeDetectionScheme is set to RawValue, the Sync App will push each document as single aggregate value on a column named JsonData, along with its resource identifier on the separate Primary Key column. The JSON documents are not processed, and as a result, the below functionalities are NOT supported with this configuration.
Sync App は、コレクション内のAzure Cosmos DB ドキュメントをサンプルとして調べ、リレーショナルスキーマを提案します。RowScanDepth プロパティを使って、Sync App がスキャンするドキュメント数を設定することができます。検出プロセスで特定されるカラムはFlattenArrays およびFlattenObjects プロパティに依存します。
FlattenObjects が設定されている場合、すべてのネストされたオブジェクトは連続したカラムにフラット化されます。例えば、次のドキュメントを考えましょう。
{ id: 12, name: "Lohia Manufacturers Inc.", address: {street: "Main Street", city: "Chapel Hill", state: "NC"}, offices: ["Chapel Hill", "London", "New York"], annual_revenue: 35,600,000 }このドキュメントは次のカラムにより表されます:
カラム名 | データ型 | サンプル値 |
id | Integer | 12 |
name | String | Lohia Manufacturers Inc. |
address.street | String | Main Street |
address.city | String | Chapel Hill |
address.state | String | NC |
offices | String | ["Chapel Hill", "London", "New York"] |
annual_revenue | Double | 35,600,000 |
FlattenObjects が設定されていない場合、address.street、address.city、およびaddress.state カラムは別々にはなりません。文字列型の住所カラムは一つのオブジェクトとして表されます。値は次のようになります {street:"Main Street", city:"Chapel Hill", state:"NC"}。JSON アグリゲートの詳細についてはJSON 関数 を参照してください。
カラム名の区切り文字をドットから変更するには、SeparatorCharacter を設定します。
FlattenArrays プロパティは配列の値をフラット化してそれぞれのカラムとするために使われます。これは次の例のように短い配列の場合にのみ推奨されます。
"coord": [ -73.856077, 40.848447 ]FlattenArrays プロパティは2に設定して上の配列を次のように表すことができます:
カラム名 | データ型 | サンプル値 |
coord.0 | Float | -73.856077 |
coord.1 | Float | 40.848447 |
アンバウンドの配列をそのままにしておき、必要な際にJSON 関数 を使ってデータを取り出すことをお勧めします。
自動スキーマ検出 の説明にあるとおり、直感的なテーブルスキーマは非構造化Azure Cosmos DB データへのSQL アクセスを可能にします。JSON 関数 は標準のJSON 関数を使ってAzure Cosmos DB データをサマライズし、あらゆるネスト構造から値を抽出できます。 カスタムスキーマ定義 では静的なテーブルを定義でき、データのリレーショナルビューでの緻密な制御を可能にします。例えば、parent/child テーブルやfact/dimension テーブルを定義するスキーマを記述することができます。 しかし、これらのスキーマに限定されません。
接続後は、どんなネストされた構造でもデータをフラット化せずにクエリできますFlattenArrays やFlattenObjects でアクセスできるあらゆるリレーションへは、アドホックなSQL クエリを使ってもアクセスが可能です。
次のRestaurant データセットからのサンプルドキュメントを考えてみましょう。
{ "address": { "building": "1007", "coord": [ -73.856077, 40.848447 ], "street": "Morris Park Ave", "zipcode": "10462" }, "borough": "Bronx", "cuisine": "Bakery", "grades": [ { "grade": "A", "score": 2, "date": { "$date": "1393804800000" } }, { "date": { "$date": "1378857600000" }, "grade": "B", "score": 6 }, { "score": 10, "date": { "$date": "1358985600000" }, "grade": "C" } ], "name": "Morris Park Bake Shop", "restaurant_id": "30075445" }このドキュメントのあらゆるネスト構造にカラムとしてアクセスできます。以下のクエリで示すように、ドット表記法を使ってアクセスしたい値にドリルダウンします。配列のインデックスはゼロオリジンです。例えば、次のクエリではサンプル内のrestaurant のsecond grade を取得します。
SELECT [address.building], [grades.1.grade] FROM restaurants WHERE restaurant_id = '30075445'先のクエリは、次の結果を返します。
カラム名 | データ型 | サンプル値 |
address.building | String | 1007 |
grades.1.grade | String | A |
ドキュメントの配列を、個別のテーブルのように取得することが可能です。例えば、restaurants コレクションから次のJSON 構造を取得します。
{ "_id" : ObjectId("568c37b748ddf53c5ed98932"), "address" : { "building" : "1007", "coord" : [-73.856077, 40.848447], "street" : "Morris Park Ave", "zipcode" : "10462" }, "borough" : "Bronx", "cuisine" : "Bakery", "grades" : [{ "date" : ISODate("2014-03-03T00:00:00Z"), "grade" : "A", "score" : 2 }, { "date" : ISODate("2013-09-11T00:00:00Z"), "grade" : "A", "score" : 6 }, { "date" : ISODate("2013-01-24T00:00:00Z"), "grade" : "A", "score" : 10 }, { "date" : ISODate("2011-11-23T00:00:00Z"), "grade" : "A", "score" : 9 }, { "date" : ISODate("2011-03-10T00:00:00Z"), "grade" : "B", "score" : 14 }], "name" : "Morris Park Bake Shop", "restaurant_id" : "30075445" }垂直フラット化ではgrades 配列を別々のテーブルとして取得することを許可します。
SELECT * FROM [restaurants.grades]このクエリは、次のデータセットを返します。
date | grade | score | P_id | _index |
2014-03-03T00:00:00.000Z | A | 2 | 568c37b748ddf53c5ed98932 | 1 |
2013-09-11T00:00:00.000Z | A | 6 | 568c37b748ddf53c5ed98932 | 2 |
2013-01-24T00:00:00.000Z | A | 10 | 568c37b748ddf53c5ed98932 | 3 |
SELECT [restaurants].[restaurant_id], [restaurants.grades].* FROM [restaurants.grades] JOIN [restaurants] WHERE [restaurants].name = 'Morris Park Bake Shop'このクエリは、次のデータセットを返します。
restaurant_id | date | grade | score | P_id | _index |
30075445 | 2014-03-03T00:00:00.000Z | A | 2 | 568c37b748ddf53c5ed98932 | 1 |
30075445 | 2013-09-11T00:00:00.000Z | A | 6 | 568c37b748ddf53c5ed98932 | 2 |
30075445 | 2013-01-24T00:00:00.000Z | A | 10 | 568c37b748ddf53c5ed98932 | 3 |
30075445 | 2011-11-23T00:00:00.000Z | A | 9 | 568c37b748ddf53c5ed98932 | 4 |
30075445 | 2011-03-10T00:00:00.000Z | B | 14 | 568c37b748ddf53c5ed98932 | 5 |
Sync App では、JSON ストラクチャーをカラム値として返すことができます。Sync App を使って、これらのJSON ストラクチャーにおいて標準SQL 関数を使用できます。このセクションの例では、次の配列を使用します。
[ { "grade": "A", "score": 2 }, { "grade": "A", "score": 6 }, { "grade": "A", "score": 10 }, { "grade": "A", "score": 9 }, { "grade": "B", "score": 14 } ]
SELECT Name, JSON_EXTRACT(grades,'[0].grade') AS Grade, JSON_EXTRACT(grades,'[0].score') AS Score FROM Students;
カラム名 | サンプル値 |
Grade | A |
Score | 2 |
SELECT Name, JSON_COUNT(grades,'[x]') AS NumberOfGrades FROM Students;
カラム名 | サンプル値 |
NumberOfGrades | 5 |
SELECT Name, JSON_SUM(score,'[x].score') AS TotalScore FROM Students;
カラム名 | サンプル値 |
TotalScore | 41 |
SELECT Name, JSON_MIN(score,'[x].score') AS LowestScore FROM Students;
カラム名 | サンプル値 |
LowestScore | 2 |
SELECT Name, JSON_MAX(score,'[x].score') AS HighestScore FROM Students;
カラム名 | サンプル値 |
HighestScore | 14 |
DOCUMENT 関数はすべてのドキュメントをJSON 文字列として取得する場合に用いられます。例として、次のクエリとその結果をご覧ください。
SELECT DOCUMENT(*) FROM Customers;上のクエリはすべてのドキュメントを返します。
{ "id": 12, "name": "Lohia Manufacturers Inc.", "address": { "street": "Main Street", "city": "Chapel Hill", "state": "NC"}, "offices": [ "Chapel Hill", "London", "New York" ], "annual_revenue": 35,600,000 }
Cosmos DB also supports a number of built-in functions for common operations, that can be used inside queries. Here are some example of how can be used as part of select columns or the WHERE clause:
Use Built-in functions as part of SELECT columns
SELECT IS_NUMBER(user_id) AS ISN_ATTR, IS_NUMBER(id) AS ISN_ID FROM [users] SELECT POWER(user_id, 2) AS POWERSSS, LENGTH(id) AS LENGTH_ID, PI() AS JustThePI FROM [users]
Use Built-in functions as part of WHERE clause
SELECT * FROM [users] WHERE STARTSWITH(middle_name, 'G') SELECT * FROM [users] WHERE REPLACE(middle_name, 'Chr', '___') = '___istopher'
Function group | Operations |
Mathematical functions | ABS, CEILING, EXP, FLOOR, LOG, LOG10, POWER, ROUND, SIGN, SQRT, SQUARE, TRUNC, ACOS, ASIN, ATAN, ATN2, COS, COT, DEGREES, PI, RADIANS, SIN, and TAN |
Type checking functions | IS_ARRAY, IS_BOOL, IS_NULL, IS_NUMBER, IS_OBJECT, IS_STRING, IS_DEFINED, and IS_PRIMITIVE |
String functions | CONCAT, CONTAINS, ENDSWITH, INDEX_OF, LEFT, LENGTH, LOWER, LTRIM, REPLACE, REPLICATE, REVERSE, RIGHT, RTRIM, STARTSWITH, SUBSTRING, and UPPER |
Array functions | ARRAY_CONCAT, ARRAY_CONTAINS, ARRAY_LENGTH, and ARRAY_SLICE |
The mathematical functions each perform a calculation, based on input values that are provided as arguments, and return a numeric value. Here's a table of supported built-in mathematical functions.
Usage | Description |
ABS (num_expr) | Returns the absolute (positive) value of the specified numeric expression. |
CEILING (num_expr) | Returns the smallest integer value greater than, or equal to, the specified numeric expression. |
FLOOR (num_expr) | Returns the largest integer less than or equal to the specified numeric expression. |
EXP (num_expr) | Returns the exponent of the specified numeric expression. |
LOG (num_expr [,base]) | Returns the natural logarithm of the specified numeric expression, or the logarithm using the specified base |
LOG10 (num_expr) | Returns the base-10 logarithmic value of the specified numeric expression. |
ROUND (num_expr) | Returns a numeric value, rounded to the closest integer value. |
TRUNC (num_expr) | Returns a numeric value, truncated to the closest integer value. |
SQRT (num_expr) | Returns the square root of the specified numeric expression. |
SQUARE (num_expr) | Returns the square of the specified numeric expression. |
POWER (num_expr, num_expr) | Returns the power of the specified numeric expression to the value specified. |
SIGN (num_expr) | Returns the sign value (-1, 0, 1) of the specified numeric expression. |
ACOS (num_expr) | Returns the angle, in radians, whose cosine is the specified numeric expression; also called arccosine. |
ASIN (num_expr) | Returns the angle, in radians, whose sine is the specified numeric expression. This is also called arcsine. |
ATAN (num_expr) | Returns the angle, in radians, whose tangent is the specified numeric expression. This is also called arctangent. |
ATN2 (num_expr) | Returns the angle, in radians, between the positive x-axis and the ray from the origin to the point (y, x), where x and y are the values of the two specified float expressions. |
COS (num_expr) | Returns the trigonometric cosine of the specified angle, in radians, in the specified expression. |
COT (num_expr) | Returns the trigonometric cotangent of the specified angle, in radians, in the specified numeric expression. |
DEGREES (num_expr) | Returns the corresponding angle in degrees for an angle specified in radians. |
PI () | Returns the constant value of PI. |
RADIANS (num_expr) | Returns radians when a numeric expression, in degrees, is entered. |
SIN (num_expr) | Returns the trigonometric sine of the specified angle, in radians, in the specified expression. |
TAN (num_expr) | Returns the tangent of the input expression, in the specified expression. |
The type checking functions allow you to check the type of an expression within SQL queries. Type checking functions can be used to determine the type of properties within documents dynamically when it is variable or unknown. Here's a table of supported built-in type checking functions.
Usage | Description |
IS_ARRAY (expr) | Returns a Boolean indicating if the type of the value is an array. |
IS_BOOL (expr) | Returns a Boolean indicating if the type of the value is a Boolean. |
IS_NULL (expr) | Returns a Boolean indicating if the type of the value is null. |
IS_NUMBER (expr) | Returns a Boolean indicating if the type of the value is a number. |
IS_OBJECT (expr) | Returns a Boolean indicating if the type of the value is a JSON object. |
IS_STRING (expr) | Returns a Boolean indicating if the type of the value is a string. |
IS_DEFINED (expr) | Returns a Boolean indicating if the property has been assigned a value. |
IS_PRIMITIVE (expr) | Returns a Boolean indicating if the type of the value is a string, number, Boolean or null. |
The following scalar functions perform an operation on a string input value and return a string, numeric or Boolean value. Here's a table of built-in string functions:
Usage | Description |
LENGTH (str_expr) | Returns the number of characters of the specified string expression |
CONCAT (str_expr, str_expr [, str_expr]) | Returns a string that is the result of concatenating two or more string values. |
SUBSTRING (str_expr, num_expr, num_expr) | Returns part of a string expression. |
STARTSWITH (str_expr, str_expr) | Returns a Boolean indicating whether the first string expression starts with the second |
ENDSWITH (str_expr, str_expr) | Returns a Boolean indicating whether the first string expression ends with the second |
CONTAINS (str_expr, str_expr) | Returns a Boolean indicating whether the first string expression contains the second. |
INDEX_OF (str_expr, str_expr) | Returns the starting position of the first occurrence of the second string expression within the first specified string expression, or -1 if the string is not found. |
LEFT (str_expr, num_expr) | Returns the left part of a string with the specified number of characters. |
RIGHT (str_expr, num_expr) | Returns the right part of a string with the specified number of characters. |
LTRIM (str_expr) | Returns a string expression after it removes leading blanks. |
RTRIM (str_expr) | Returns a string expression after truncating all trailing blanks. |
LOWER (str_expr) | Returns a string expression after converting uppercase character data to lowercase. |
UPPER (str_expr) | Returns a string expression after converting lowercase character data to uppercase. |
REPLACE (str_expr, str_expr, str_expr) | Replaces all occurrences of a specified string value with another string value. |
REPLICATE (str_expr, num_expr) | Repeats a string value a specified number of times. |
REVERSE (str_expr) | Returns the reverse order of a string value. |
The following scalar functions perform an operation on an array input value and return numeric, Boolean or array value. Here's a table of built-in array functions:
Usage | Description |
ARRAY_LENGTH (arr_expr) | Returns the number of elements of the specified array expression. |
ARRAY_CONCAT (arr_expr, arr_expr [, arr_expr]) | Returns an array that is the result of concatenating two or more array values. |
ARRAY_CONTAINS (arr_expr, expr [, bool_expr]) | Returns a Boolean indicating whether the array contains the specified value. Can specify if the match is full or partial. |
ARRAY_SLICE (arr_expr, num_expr [, num_expr]) | Returns part of an array expression. |
You can also perform nested built-in functions, wich will be processed server side as well:
i.e. SELECT TOP 10 CONCAT(SUBSTRING(UPPER(cuisine), 0, 3), '-cuisine') FROM [restaurants]
The GROUP BY clause divides the query's results according to the values of one or more specified properties. This operation is partially done server-side because of some API limitations. We still need to operate a client-side grouping.
SELECT COUNT(*) AS CNT, gender FROM [users] GROUP BY gender SELECT COUNT(*) AS CNT, gender, doc_type FROM [users] GROUP BY gender, doc_type
Sync App は、SQL クエリを対応するAzure Cosmos DB クエリにマッピングします。ここではトランスフォーメーションの詳細は説明しませんが、いくつか代表的なものを説明します。Sync App は、Aggregation Framework などのSQL API の機能の良いところを使って望まれる結果を出します。
SQL クエリ | Sql API クエリ |
SELECT id, name FROM Users | SELECT C.id, C.name FROM C |
SELECT * FROM Users WHERE name = 'A' | SELECT * FROM C WHERE C.name = 'A' |
SELECT * FROM Users WHERE name = 'A' OR email = '[email protected]' | SELECT * FROM C WHERE C.name = 'A' OR C.email = '[email protected]' |
SELECT id, grantamt FROM WorldBank WHERE grantamt IN (4500000, 85400000) OR grantamt = 16200000 | SELECT C.id, C.grantamt FROM C WHERE C.grantamt IN (4500000, 85400000) OR C.grantamt = 16200000 |
SELECT * FROM WorldBank WHERE CountryCode = 'A' ORDER BY TotalCommAmt ASC | SELECT * FROM C WHERE C.countrycode = 'AL' ORDER BY C.totalcommamt ASC |
SELECT * FROM WorldBank WHERE CountryCode = 'A' ORDER BY TotalCommAmt DESC | SELECT * FROM C WHERE C.countrycode = 'AL' ORDER BY C.totalcommamt DESC |
SQL クエリ | Sql API クエリ |
SELECT COUNT(grantamt) AS COUNT_GRAMT FROM WorldBank | SELECT COUNT(C.grantamt) AS COUNT_GRAMT FROM C |
SELECT SUM(grantamt) AS SUM_GRAMT FROM WorldBank | SELECT SUM(C.grantamt) AS SUM_GRAMT FROM C |
SQL クエリ | Sql API クエリ |
SELECT IS_NUMBER(grantamt) AS ISN_ATTR, IS_NUMBER(id) AS ISN_ID FROM WorldBank | SELECT IS_NUMBER(C.grantamt) AS ISN_ATTR, IS_NUMBER(C.id) AS ISN_ID FROM C |
SELECT POWER(totalamt, 2) AS POWERS_A, LENGTH(id) AS LENGTH_ID, PI() AS ThePI FROM WorldBank | SELECT POWER(C.totalamt, 2) AS POWERS_A, LENGTH(C.id) AS LENGTH_ID, PI() AS ThePI FROM C |
自動スキーマ検出 で作成されたテーブルスキーマを、スキーマファイルに保存することで拡張できます。スキーマファイルはシンプルな形式で、変更は簡単です。
GenerateSchemaFiles を"OnStart" に設定すると、接続時にすべてのテーブルのスキーマを保持します。テーブルスキーマを必要に応じて生成することもできます。GenerateSchemaFiles を"OnUse" に設定して、テーブルにSELECT クエリを実行します。
例えば、レストランのデータセットのスキーマを考えてみましょう。これはAzure Cosmos DB が提供するサンプルデータです。
コレクションからのサンプルドキュメントは以下のとおりです。
{ "address":{ "building":"461", "coord":[ -74.138492, 40.631136 ], "street":"Port Richmond Ave", "zipcode":"10302" }, "borough":"Staten Island", "cuisine":"Other", "name":"Indian Oven", "restaurant_id":"50018994" }
GenerateSchemaFiles が設定されている場合、Sync App はLocation プロパティで指定されたフォルダ内にスキーマを格納します。 生成されたスキーマでカラムの動作を変更できます。
次のスキーマは、other:bsonpath プロパティを使用して、特定のカラムのデータをコレクションのどこに取得するかを定義します。このモデルを使って、階層構造のアービトラリーレベルをフラット化することができます。
以下はレストランのデータセットの対応するカラム定義です。カスタムスキーマ例 では、完全なスキーマを確認できます。
<rsb:script xmlns:rsb="http://www.rssbus.com/ns/rsbscript/2">
<rsb:info title="StaticRestaurants" description="Custom Schema for the restaurants data set.">
<!-- Column definitions -->
<attr name="_rid" xs:type="string" key="true" other:collrid="hWdRAKRi3Pg=" other:dbrid="hWdRAA==" other:partitionpath="/name" />
<attr name="borough" xs:type="string" />
<attr name="cuisine" xs:type="string" />
<attr name="address.building" xs:type="string" />
<attr name="address.street" xs:type="string" />
<attr name="address.coord.0" xs:type="double" />
<attr name="address.coord.1" xs:type="double" />
<input name="rows@next" desc="Internal attribute used for paging through data." />
</rsb:info>
<rsb:set attr="collection" value="restaurants"/>
</rsb:script>
このセクションには、完全なスキーマが含まれています。info セクションではAzure Cosmos DB オブジェクトのリレーショナルビューを可能にします。詳細はカスタムスキーマ定義 を参照してください。次のテーブルではSELECT、INSERT、UPDATE、およびDELETE コマンドが以下のスキーマのGET、POST、MERGE、およびDELETE セクションとして実行されます。
スキーマにrows@next input をas-is でコピーします。 cosmosdbadoSysData のような操作は内部実装で、そのままコピーができます。
Location プロパティをスキーマファイルを格納するファイルディレクトリに設定します。
When, creating custom schemas, the attr for _rid, shown below, is required.
Also required are three properties for the _rid column definition:
<rsb:script xmlns:rsb="http://www.rssbus.com/ns/rsbscript/2">
<rsb:info title="StaticRestaurants" description="Custom Schema for the restaurants data set.">
<!-- Column definitions -->
<attr name="_rid" xs:type="string" key="true" other:collrid="hWdRAKRi3Pg=" other:dbrid="hWdRAA==" other:partitionpath="/name" />
<attr name="borough" xs:type="string" />
<attr name="cuisine" xs:type="string" />
<attr name="address.building" xs:type="string" />
<attr name="address.street" xs:type="string" />
<attr name="address.coord.0" xs:type="double" />
<attr name="address.coord.1" xs:type="double" />
<input name="rows@next" desc="Internal attribute used for paging through data." />
</rsb:info>
<rsb:script method="GET">
<rsb:call op="cosmosdbadoSysData">
<rsb:push />
</rsb:call>
</rsb:script>
<rsb:script method="POST">
<rsb:call op="cosmosdbadoSysData">
<rsb:push />
</rsb:call>
</rsb:script>
<rsb:script method="MERGE">
<rsb:call op="cosmosdbadoSysData">
<rsb:push />
</rsb:call>
</rsb:script>
<rsb:script method="DELETE">
<rsb:call op="cosmosdbadoSysData">
<rsb:push />
</rsb:call>
</rsb:script>
</rsb:script>
プロパティ | 説明 |
AuthScheme | The type of authentication to use when connecting to Azure Cosmos DB. |
AccountEndpoint | 値は、Cosmos DB アカウントの[Keys]ブレードからのCosmos DB アカウントURL である必要があります。 |
AccountKey | Azure Cosmos DB REST API に接続するためのマスターキートークンまたはリソーストークン。 |
TokenType | トークンの種類を示します:マスターまたはリソース。 |
プロパティ | 説明 |
AzureTenant | データにアクセスするために使用されるMicrosoft Online テナント。指定しない場合は、デフォルトのテナントが使用されます。 |
AzureEnvironment | 接続を確立するときに使用するAzure 環境。 |
プロパティ | 説明 |
OAuthGrantType | OAuth フローのグラント種別。 |
プロパティ | 説明 |
SSLClientCert | SSL クライアント認証(2-way SSL)のためのTLS/SSL クライアント証明書ストア。 |
SSLClientCertType | TLS/SSL クライアント証明書を格納するキーストアの種類。 |
SSLClientCertPassword | TLS/SSL クライアント証明書のパスワード。 |
SSLClientCertSubject | TLS/SSL クライアント証明書のサブジェクト。 |
SSLServerCert | TLS/SSL を使用して接続するときに、サーバーが受け入れ可能な証明書。 |
プロパティ | 説明 |
FirewallType | プロキシベースのファイアウォールで使われるプロトコル。 |
FirewallServer | プロキシベースのファイアウォールの名前もしくはIP アドレス。 |
FirewallPort | プロキシベースのファイアウォールのTCP ポート。 |
FirewallUser | プロキシベースのファイアウォールに認証するために使うユーザー名。 |
FirewallPassword | プロキシベースのファイアウォールへの認証に使われるパスワード。 |
プロパティ | 説明 |
ProxyAutoDetect | これは、システムプロキシ設定を使用するかどうかを示します。これは他のプロキシ設定よりも優先されるため、カスタムプロキシ設定を使用するにはProxyAutoDetect をFALSE に設定する必要があります。 |
ProxyServer | HTTP トラフィックをルートするためのプロキシのホストネームもしくはIP アドレス。 |
ProxyPort | ProxyServer プロキシが起動しているTCP ポート。 |
ProxyAuthScheme | ProxyServer プロキシへの認証で使われる認証タイプ。 |
ProxyUser | ProxyServer プロキシへの認証に使われるユーザー名。 |
ProxyPassword | ProxyServer プロキシへの認証に使われるパスワード。 |
ProxySSLType | ProxyServer プロキシへの接続時に使用するSSL タイプ。 |
ProxyExceptions | ProxyServer 経由での接続が免除される宛先ホスト名またはIP のセミコロン区切りのリスト。 |
プロパティ | 説明 |
LogModules | ログファイルに含めるコアモジュール。 |
プロパティ | 説明 |
Location | テーブル、ビュー、およびストアドプロシージャを定義するスキーマファイルを格納するディレクトリへのパス。 |
BrowsableSchemas | このプロパティは、使用可能なスキーマのサブセットにレポートされるスキーマを制限します。例えば、BrowsableSchemas=SchemaA,SchemaB,SchemaC です。 |
Tables | このプロパティは、使用可能なテーブルのサブセットにレポートされるテーブルを制限します。例えば、Tables=TableA,TableB,TableC です。 |
Views | 使用可能なテーブルのサブセットにレポートされるビューを制限します。例えば、Views=ViewA,ViewB,ViewC です。 |
Schema | 作業するAzure Cosmos DB データベースを指定します。 |
プロパティ | 説明 |
CalculateAggregates | 集計の計算値を返すか、パーティション範囲でグループ化するかを指定します。 |
ConsistencyLevel | Denotes the type of token: master or resource. |
FlattenArrays | デフォルトで、ネスト配列はJSON 文字列として返されます。 FlattenArrays プロパティはネスト配列のエレメントをフラット化してそれぞれのカラムとするために使われます。ネスト配列から返すエレメントの数に FlattenArrays を設定します。 |
FlattenObjects | フラット化されたオブジェクトプロパティとしてカラムを表示するには、 FlattenObjects をtrue に設定します。そうでなければ、配列にネストされたオブジェクトはJSON 文字列として返されます。 |
GenerateSchemaFiles | スキーマを生成して保存するユーザーの好みのタイミングを示します。 |
MaxRows | クエリで集計またはグループ化を使用しない場合に返される行数を制限します。これにより、設計時にパフォーマンスの問題を回避できます。 |
MaxThreads | Specifies the maximum number of concurrent requests for Batch CUD (Create, Update, Delete) operations. |
MultiThreadCount | パーティション化されたコレクション内の集計クエリでは、異なるパーティション範囲に対する並列リクエストが必要になります。このプロパティを、同時に発行する並列リクエストの数に設定します。 |
Other | これらの隠しプロパティは特定のユースケースでのみ使用されます。 |
Pagesize | Azure Cosmos DB から返されるページあたりの結果の最大数。 |
PseudoColumns | このプロパティは、テーブルのカラムとして疑似カラムが含まれているかどうかを示します。 |
RowScanDepth | テーブルで利用可能なカラムを探すためにスキャンする行数の最大値。 |
SeparatorCharacter | 階層を示すために使用する記号。 |
SetPartitionKeyAsPK | Whether or not to use the collection's Partition Key field as part of composite Primary Key for the corresponding exposed table. |
Timeout | タイムアウトエラーがスローされ、処理をキャンセルするまでの秒数。 |
TypeDetectionScheme | 各ドキュメントコレクションのフィールドおよびデータタイプを決定するために、provider がデータをどのようにスキャンするかを示すカンマ区切りのオプション。 |
UserDefinedViews | カスタムビューを含むJSON コンフィギュレーションファイルを指すファイルパス。 |
UseRidAsPk | Set this property to false to switch using the id column as primary key instead the default _rid. |
WriteThroughputBudget | Defines the Requests Units (RU) budget per Second that the Batch CUD (Create, Update, Delete) operations should not exceed. |
このセクションでは、本プロバイダーの接続文字列で設定可能なAuthentication プロパティの全リストを提供します。
プロパティ | 説明 |
AuthScheme | The type of authentication to use when connecting to Azure Cosmos DB. |
AccountEndpoint | 値は、Cosmos DB アカウントの[Keys]ブレードからのCosmos DB アカウントURL である必要があります。 |
AccountKey | Azure Cosmos DB REST API に接続するためのマスターキートークンまたはリソーストークン。 |
TokenType | トークンの種類を示します:マスターまたはリソース。 |
The type of authentication to use when connecting to Azure Cosmos DB.
値は、Cosmos DB アカウントの[Keys]ブレードからのCosmos DB アカウントURL である必要があります。
値は、Cosmos DB アカウントの[Keys]ブレードからのCosmos DB アカウントURL である必要があります。
Azure Cosmos DB REST API に接続するためのマスターキートークンまたはリソーストークン。
Azure ポータルで、Cosmos DB サービスに移動してAzure Cosmos DB アカウントを選択します。リソースメニューから、 [Keys]ページに移動します。[PRIMARY KEY]値を見つけ、Token をこの値に設定します。
トークンの種類を示します:マスターまたはリソース。
マスターキーは、アカウントの作成時に作成されます。マスターキーには、プライマリキーとセカンダリキーの2つがあります。 アカウントの管理者は、セカンダリキーを使用してキーローテーションを実行できます。さらに、アカウント管理者は必要に応じてキーを再生成することもできます。
リソーストークンは、データベース内のユーザーに、リソースへの正確なアクセス制御のためのアクセス許可が付与されたときに作成されます。アクセス許可リソースとも呼ばれます。 アクセス許可リソースには、ユーザーがアクセスできるリソースパスとアクセスタイプに関する情報で構成されたハッシュリソーストークンが含まれています。 アクセス許可リソーストークンには有効期限があり、有効期限はオーバーライドできます。 アクセス許可リソースがPOST、GET、PUT で動作するときに、新しいリソーストークンが生成されます。
このセクションでは、本プロバイダーの接続文字列で設定可能なAzure Authentication プロパティの全リストを提供します。
プロパティ | 説明 |
AzureTenant | データにアクセスするために使用されるMicrosoft Online テナント。指定しない場合は、デフォルトのテナントが使用されます。 |
AzureEnvironment | 接続を確立するときに使用するAzure 環境。 |
データにアクセスするために使用されるMicrosoft Online テナント。指定しない場合は、デフォルトのテナントが使用されます。
データにアクセスするために使用されるMicrosoft Online テナント。例えば、contoso.onmicrosoft.com です。あるいは、 テナントId を指定します。この値は[Azure ポータル]->[Azure Active Directory]->[プロパティ]のディレクトリId です。
通常、Tenant を指定する必要はありません。OAuthGrantType をCODE(デフォルト)に設定している場合は、Microsoft が自動的に決定します。 ただし、ユーザーがマルチテナントに所属している場合は失敗する可能性があります。 例えば、ドメインA の管理者がドメインB のユーザーをゲストユーザーとして招待した場合。ユーザーは両方のテナントに属していることになります。 Tenant を指定するのはグッドプラクティスですが、一般的には指定しなくてもうまく動作するはずです。
OAuthGrantType をCLIENT に設定する場合は、AzureTenant が必須です。クライアント資格情報を使用する場合、ユーザーコンテキストはありません。 資格情報は、アプリ自体のコンテキストから取得されます。Microsoft ではTenant を指定せずにクライアント資格情報を取得することを許容していますが、使用する特定のテナントを選択する可能性ははるかに低くなっています。 このため、接続するドメインに適用される資格情報を確実に取得するために、すべてのクライアント資格情報接続に対してAzureTenant を明示的に指定する必要があります。
データにアクセスするために使用されるMicrosoft Online テナント。例えば、contoso.onmicrosoft.com です。あるいは、 テナントId を指定します。この値は[Azure ポータル]->[Azure Active Directory]->[プロパティ]のディレクトリId です。
通常、Tenant を指定する必要はありません。OAuthGrantType をCODE(デフォルト)に設定している場合は、Microsoft が自動的に決定します。 ただし、ユーザーがマルチテナントに所属している場合は失敗する可能性があります。 例えば、ドメインA の管理者がドメインB のユーザーをゲストユーザーとして招待した場合。ユーザーは両方のテナントに属していることになります。 Tenant を指定するのはグッドプラクティスですが、一般的には指定しなくてもうまく動作するはずです。
OAuthGrantType をCLIENT に設定する場合は、AzureTenant が必須です。クライアント資格情報を使用する場合、ユーザーコンテキストはありません。 資格情報は、アプリ自体のコンテキストから取得されます。Microsoft ではTenant を指定せずにクライアント資格情報を取得することを許容していますが、使用する特定のテナントを選択する可能性ははるかに低くなっています。 このため、接続するドメインに適用される資格情報を確実に取得するために、すべてのクライアント資格情報接続に対してAzureTenant を明示的に指定する必要があります。
接続を確立するときに使用するAzure 環境。
ほとんどの場合、環境をグローバルに設定したままにしておくとうまく機能します。ただし、 Azure アカウントが別の環境に追加されている場合は、AzureEnvironment を使用してどの環境かを 指定できます。利用可能な値はGLOBAL、CHINA、USGOVT、USGOVTDOD です。
OAuth フローのグラント種別。
次のオプションが利用可能です:CODE,CLIENT,PASSWORD
このセクションでは、本プロバイダーの接続文字列で設定可能なSSL プロパティの全リストを提供します。
プロパティ | 説明 |
SSLClientCert | SSL クライアント認証(2-way SSL)のためのTLS/SSL クライアント証明書ストア。 |
SSLClientCertType | TLS/SSL クライアント証明書を格納するキーストアの種類。 |
SSLClientCertPassword | TLS/SSL クライアント証明書のパスワード。 |
SSLClientCertSubject | TLS/SSL クライアント証明書のサブジェクト。 |
SSLServerCert | TLS/SSL を使用して接続するときに、サーバーが受け入れ可能な証明書。 |
SSL クライアント認証(2-way SSL)のためのTLS/SSL クライアント証明書ストア。
クライアント証明書のための証明書ストア名。
SSLClientCertType フィールドは、SSLClientCert により指定された証明書ストアの種類を指定します。ストアがパスワードで保護されている場合は、SSLClientCertPassword でパスワードを指定します。
SSLClientCert は、SSLClientCertSubject フィールドとともにクライアント証明書を指定するために使われます。SSLClientCert に値がある場合で、SSLClientCertSubject が設定されている場合は、証明書の検索が始まります。詳しくは、SSLClientCertSubject を参照してください。
証明書ストアの指定はプラットフォームに依存します。
Windows の共通のユーザとシステム証明書ストアの指定は以下のとおりです。
MY | 個人証明書と関連付けられた秘密キーを格納している証明書ストア。 |
CA | 証明機関の証明書。 |
ROOT | ルート証明書。 |
SPC | ソフトウェア発行元証明書。 |
Javaでは、証明書ストアは通常、証明書および任意の秘密キーを含むファイルです。
証明書ストアの種類がPFXFile の場合は、このプロパティにファイル名を設定します。PFXBlob の場合は、このプロパティをPFX ファイルのバイナリコンテンツ(例えば、PKCS12証明書ストア)に設定する必要があります。
TLS/SSL クライアント証明書を格納するキーストアの種類。
このプロパティには次の値の一つを設定できます。
USER - デフォルト | Windows の場合、現在のユーザーにより所有された証明書ストアであることを指定します。この種類はJava では利用できませんので注意してください。 |
MACHINE | Windows の場合、この証明書ストアがシステムストアであることを指定します。この種類はJava では利用できませんので注意してください。 |
PFXFILE | この証明書ストアは、証明書を含むPFX(PKCS12)ファイルの名前です。 |
PFXBLOB | この証明書ストアは、PFX(PKCS12)形式の証明書ストアを表すBase-64でエンコードされた文字列です。 |
JKSFILE | この証明書ストアは、証明書を含むJava key store(JKS)ファイルの名前です。この種類はJava でのみ利用できますので注意してください。 |
JKSBLOB | この証明書ストアは、Java key store(JKS)形式の証明書ストアを表すBase-64でエンコードされた文字列です。この種類はJava でのみ利用できますので注意してください。 |
PEMKEY_FILE | この証明書ストアは、秘密キーと任意の証明書を含むPEM でエンコードされたファイルの名前です。 |
PEMKEY_BLOB | この証明書ストアは、秘密キーと任意の証明書を含むBase-64でエンコードされた文字列です。 |
PUBLIC_KEY_FILE | この証明書ストアは、PEM またはDER でエンコードされた公開キーの証明書を含むファイルの名前です。 |
PUBLIC_KEY_BLOB | この証明書ストアは、PEM またはDER でエンコードされた公開キーの証明書を含むBase-64でエンコードされた文字列です。 |
SSHPUBLIC_KEY_FILE | この証明書ストアは、SSH 公開キーを含むファイルの名前です。 |
SSHPUBLIC_KEY_BLOB | この証明書ストアは、SSH 公開キーを含むBase-64でエンコードされた文字列です。 |
P7BFILE | この証明書ストアは、証明書を含むPKCS7 ファイルの名前です。 |
PPKFILE | この証明書ストアは、PuTTY 秘密キー(PPK)を含むファイルの名前です。 |
XMLFILE | この証明書ストアは、XML 形式の証明書を含むファイルの名前です。 |
XMLBLOB | この証明書ストアは、XML 形式の証明書を含む文字列の名前です。 |
TLS/SSL クライアント証明書のパスワード。
証明書ストアでパスワードが必要である場合、このプロパティを使用してパスワードを指定し、証明書ストアにアクセスできます。
TLS/SSL クライアント証明書のサブジェクト。
証明書のサブジェクトは、証明書をロードするときにストア内の証明書を検索するために使用されます。
完全に一致するものが見つからない場合、ストアはプロパティの値を含むサブジェクトを検索します。それでも一致するものが見つからない場合、プロパティは空白で設定され、証明書は選択されません。
"*" に設定すると、証明書ストアの1番目の証明書が選択されます。
証明書のサブジェクトは識別の名前フィールドおよび値のカンマ区切りのリストです。例えば、"CN=www.server.com, OU=test, C=US, [email protected]" です。共通のフィールドとその説明は以下のとおりです。
フィールド | 説明 |
CN | 共通名。一般的には、www.server.com のようなホスト名です。 |
O | 法人名 |
OU | 法人の部署名 |
L | 法人の住所(市町村名) |
S | 法人の住所(都道府県) |
C | 国名 |
E | Eメールアドレス |
フィールド値にカンマが含まれている場合は、それを引用符で囲む必要があります。
TLS/SSL を使用して接続するときに、サーバーが受け入れ可能な証明書。
TLS/SSL 接続を使用する場合は、このプロパティを使用して、サーバーが受け入れるTLS/SSL 証明書を指定できます。コンピュータによって信頼されていない他の証明書はすべて拒否されます。
このプロパティは、次のフォームを取ります:
説明 | 例 |
フルPEM 証明書(例では省略されています) | -----BEGIN CERTIFICATE----- MIIChTCCAe4CAQAwDQYJKoZIhv......Qw== -----END CERTIFICATE----- |
証明書を保有するローカルファイルへのパス。 | C:\cert.cer |
公開鍵(例では省略されています) | -----BEGIN RSA PUBLIC KEY----- MIGfMA0GCSq......AQAB -----END RSA PUBLIC KEY----- |
MD5 Thumbprint (hex 値はスペースおよびコロン区切り) | ecadbdda5a1529c58a1e9e09828d70e4 |
SHA1 Thumbprint (hex 値はスペースおよびコロン区切り) | 34a929226ae0819f2ec14b4a3d904f801cbb150d |
これを指定しない場合は、マシンが信用するすべての証明書が受け入れられます。
すべての証明書の受け入れを示すには、'*'を使用します。セキュリティ上の理由から、これはお勧めできません。
このセクションでは、本プロバイダーの接続文字列で設定可能なFirewall プロパティの全リストを提供します。
プロパティ | 説明 |
FirewallType | プロキシベースのファイアウォールで使われるプロトコル。 |
FirewallServer | プロキシベースのファイアウォールの名前もしくはIP アドレス。 |
FirewallPort | プロキシベースのファイアウォールのTCP ポート。 |
FirewallUser | プロキシベースのファイアウォールに認証するために使うユーザー名。 |
FirewallPassword | プロキシベースのファイアウォールへの認証に使われるパスワード。 |
プロキシベースのファイアウォールで使われるプロトコル。
このプロパティは、Sync App がFirewallServer プロキシ経由でトンネルトラフィックを使うためのプロトコルを指定します。デフォルトでは、Sync App はシステムプロキシに接続します。この動作を無効化し次のプロキシタイプのどれかで接続するには、ProxyAutoDetect をfalse に設定します。
タイプ | デフォルトポート | 説明 |
TUNNEL | 80 | これが設定されている場合、Sync App はAzure Cosmos DB への接続を開き、プロキシを経由して通信が行われます。 |
SOCKS4 | 1080 | これが設定されている場合、Sync App はデータをFirewallServer およびFirewallPort で指定されたSOCS 4 プロキシ経由で送信し、接続リクエストが許容されるかどうかを決定します。 |
SOCKS5 | 1080 | これが設定されている場合、Sync App はデータをFirewallServer およびFirewallPort で指定されたSOCS 5 プロキシ経由で送信します。プロキシに認証が必要な場合には、FirewallUser およびFirewallPassword をプロキシが認識する認証情報に設定します。 |
HTTP プロキシへの接続には、ProxyServer およびProxyPort ポートを使ってください。HTTP プロキシへの認証には、ProxyAuthScheme、ProxyUser、およびProxyPassword を使ってください。
プロキシベースのファイアウォールの名前もしくはIP アドレス。
ファイアウォールトラバーサルを許容するために設定するIP アドレス、DNS 名、もしくはプロキシホスト名を指定するプロパティです。プロトコルはFirewallType で指定されます。このプロパティとFirewallServer を使って、SOCKS 経由での接続、もしくはトンネリングが可能です。HTTP プロキシへの接続には、ProxyServer を使用します。
Sync App はデフォルトでシステムプロキシを使うので注意してください。他のプロキシを使う場合には、ProxyAutoDetect をfalse に設定してください。
プロキシベースのファイアウォールのTCP ポート。
ファイアウォールトラバーサルを許容するために設定するプロキシベースのファイアウォールのTCP ポート。名前もしくはIP アドレスを指定するには、FirewallServer を使います。FirewallType でプロトコルを指定します。
プロキシベースのファイアウォールに認証するために使うユーザー名。
FirewallUser およびFirewallPassword プロパティは、FirewallType により指定された認証方式に則り、FirewallServer、およびFirewallPort で指定されたプロキシに対しての認証に使われます。
プロキシベースのファイアウォールへの認証に使われるパスワード。
このプロパティは、FirewallType により指定された認証メソッドに則り、FirewallServer およびFirewallPort で指定されたプロキシに渡されます。
このセクションでは、本プロバイダーの接続文字列で設定可能なProxy プロパティの全リストを提供します。
プロパティ | 説明 |
ProxyAutoDetect | これは、システムプロキシ設定を使用するかどうかを示します。これは他のプロキシ設定よりも優先されるため、カスタムプロキシ設定を使用するにはProxyAutoDetect をFALSE に設定する必要があります。 |
ProxyServer | HTTP トラフィックをルートするためのプロキシのホストネームもしくはIP アドレス。 |
ProxyPort | ProxyServer プロキシが起動しているTCP ポート。 |
ProxyAuthScheme | ProxyServer プロキシへの認証で使われる認証タイプ。 |
ProxyUser | ProxyServer プロキシへの認証に使われるユーザー名。 |
ProxyPassword | ProxyServer プロキシへの認証に使われるパスワード。 |
ProxySSLType | ProxyServer プロキシへの接続時に使用するSSL タイプ。 |
ProxyExceptions | ProxyServer 経由での接続が免除される宛先ホスト名またはIP のセミコロン区切りのリスト。 |
これは、システムプロキシ設定を使用するかどうかを示します。これは他のプロキシ設定よりも優先されるため、カスタムプロキシ設定を使用するにはProxyAutoDetect をFALSE に設定する必要があります。
これは他のプロキシ設定よりも優先されるため、カスタムプロキシ設定を使用するにはProxyAutoDetect をFALSE に設定する必要があります。
HTTP プロキシへの接続には、ProxyServer を参照してください。SOCKS やトンネリングなどの他のプロキシには、FirewallType を参照してください。
HTTP トラフィックをルートするためのプロキシのホストネームもしくはIP アドレス。
HTTP トラフィックをルートするためのプロキシのホストネームもしくはIP アドレス。HTTP プロキシへの認証には、Sync App はHTTP、Windows(NTLM)、もしくはKerberos 認証タイプを使用することができます。
SOCKS プロキシを経由して接続する、もしくは接続をトンネルするには、FirewallType を参照してください。
デフォルトで、Sync App はsystem プロキシを使います。他のプロキシを使う場合には、ProxyAutoDetect をfalse に設定します。
ProxyServer プロキシが起動しているTCP ポート。
HTTP トラフィックをリダイレクトするHTTP プロキシが実行されているポート。ProxyServer でHTTP プロキシを指定します。その他のプロキシタイプについては、FirewallType を参照してください。
ProxyServer プロキシへの認証で使われる認証タイプ。
この値は、ProxyServer およびProxyPort で指定されるHTTP プロキシに認証するために使われる認証タイプを指定します。
Sync App は、デフォルトでsystem proxy settings を使い、追加での設定が不要です。他のプロキシへの接続をする場合には、ProxyServer およびProxyPort に加え、ProxyAutoDetect をfalse に設定します。認証するには、ProxyAuthScheme を設定し、必要な場合にはProxyUser およびProxyPassword を設定します。
認証タイプは、次のどれかになります。
SOCKS 5 認証のような他の認証タイプを使用するには、FirewallType を参照してください。
ProxyServer プロキシへの認証に使われるユーザー名。
ProxyUser および ProxyPassword オプションは、ProxyServer で指定されたHTTP プロキシに対して接続および認証するために使用されます。
ProxyAuthScheme で使用可能な認証タイプを選択することができます。HTTP 認証を使う場合、これをHTTP プロキシで識別可能なユーザーのユーザー名に設定します。Windows もしくはKerberos 認証を使用する場合、このプロパティを次の形式のどれかでユーザー名に設定します。
user@domain domain\user
ProxyServer プロキシへの認証に使われるパスワード。
このプロパティは、NTLM(Windows)、Kerberos、もしくはHTTP 認証をサポートするHTTP プロキシサーバーに認証するために使われます。HTTP プロキシを指定するためには、ProxyServer およびProxyPort を設定します。認証タイプを指定するためにはProxyAuthScheme を設定します。
HTTP 認証を使う場合、さらにHTTP プロキシにProxyUser およびProxyPassword を設定します。
NTLM 認証を使う場合、Windows パスワードにProxyUser およびProxyPassword を設定します。Kerberos 認証には、これらを入力する必要があります。
SOCKS 5 認証もしくは、トンネリングは、FirewallType を参照してください。
デフォルトで、Sync App はsystem プロキシを使います。他のプロキシに接続する場合には、これをfalse に設定します。
ProxyServer プロキシへの接続時に使用するSSL タイプ。
このプロパティは、ProxyServer で指定されたHTTP プロキシへの接続にSSL を使用するかどうかを決定します。この値は、AUTO、ALWAYS、NEVER、TUNNEL のいずれかです。有効な値は次のとおりです。
AUTO | デフォルト設定。URL がHTTPS URL の場合、Sync App は、TUNNEL オプションを使います。URL がHTTP URL の場合、コンポーネントはNEVER オプションを使います。 |
ALWAYS | 接続は、常にSSL 有効となります。 |
NEVER | 接続は、SSL 有効になりません。 |
TUNNEL | 接続は、トンネリングプロキシを経由します。プロキシサーバーがリモートホストへの接続を開き、プロキシを経由して通信が行われます。 |
ProxyServer 経由での接続が免除される宛先ホスト名またはIP のセミコロン区切りのリスト。
ProxyServer は、このプロパティで定義されたアドレスを除くすべてのアドレスに使用されます。セミコロンを使用してエントリを区切ります。
Sync App は、追加設定なしにデフォルトでシステムのプロキシ設定を使います。この接続のプロキシ例外を明示的に構成するには、ProxyAutoDetect をfalse に設定して、ProxyServer およびProxyPort を設定する必要があります。認証するには、ProxyAuthScheme を設定し、必要な場合にはProxyUser およびProxyPassword を設定します。
ログファイルに含めるコアモジュール。
指定された(';' で区切られた)モジュールのみがログファイルに含まれます。デフォルトではすべてのモジュールが含まれます。
概要はログ ページを参照してください。
このセクションでは、本プロバイダーの接続文字列で設定可能なSchema プロパティの全リストを提供します。
プロパティ | 説明 |
Location | テーブル、ビュー、およびストアドプロシージャを定義するスキーマファイルを格納するディレクトリへのパス。 |
BrowsableSchemas | このプロパティは、使用可能なスキーマのサブセットにレポートされるスキーマを制限します。例えば、BrowsableSchemas=SchemaA,SchemaB,SchemaC です。 |
Tables | このプロパティは、使用可能なテーブルのサブセットにレポートされるテーブルを制限します。例えば、Tables=TableA,TableB,TableC です。 |
Views | 使用可能なテーブルのサブセットにレポートされるビューを制限します。例えば、Views=ViewA,ViewB,ViewC です。 |
Schema | 作業するAzure Cosmos DB データベースを指定します。 |
テーブル、ビュー、およびストアドプロシージャを定義するスキーマファイルを格納するディレクトリへのパス。
Sync App のスキーマファイル(テーブルとビューの場合は.rsd ファイル、ストアドプロシージャの場合は.rsb ファイル)を含むディレクトリへのパス。このフォルダの場所は、実行ファイルの場所からの相対パスにすることができます。Location プロパティは、定義をカスタマイズしたり(例えば、カラム名を変更する、カラムを無視するなど)、新しいテーブル、ビュー、またはストアドプロシージャでデータモデルを拡張する場合にのみ必要です。
指定しない場合、デフォルトの場所は"%APPDATA%\\CData\\CosmosDB Data Provider\\Schema" となり、%APPDATA% はユーザーのコンフィギュレーションディレクトリに設定されます:
このプロパティは、使用可能なスキーマのサブセットにレポートされるスキーマを制限します。例えば、BrowsableSchemas=SchemaA,SchemaB,SchemaC です。
スキーマをデータベースからリストすると、負荷がかかる可能性があります。接続文字列でスキーマのリストを提供すると、 パフォーマンスが向上します。
このプロパティは、使用可能なテーブルのサブセットにレポートされるテーブルを制限します。例えば、Tables=TableA,TableB,TableC です。
テーブルを複数のデータベースからリストすると、負荷がかかる可能性があります。接続文字列でテーブルのリストを提供すると、Sync App のパフォーマンスが向上します。
このプロパティは、作業したいビューがすでにわかっていて、ビューが多すぎる場合に、ビューを自動的にリストする代わりに使用することもできます。
カンマ区切りのリストで使用したいテーブルを指定します。各テーブルは、角かっこ、二重引用符、またはバッククオートを使用してエスケープされた特殊文字列を含む有効なSQL 識別子である必要があります。 例えば、Tables=TableA,[TableB/WithSlash],WithCatalog.WithSchema.`TableC With Space` です。
複数のスキーマまたはカタログを持つデータソースに接続する場合は、複数のカタログやスキーマに存在するテーブル間の曖昧さを避けるため、最後の例のように、このプロパティにテーブルの完全修飾名を指定する必要があることに注意してください。
使用可能なテーブルのサブセットにレポートされるビューを制限します。例えば、Views=ViewA,ViewB,ViewC です。
ビューを複数のデータベースからリストすると、負荷がかかる可能性があります。接続文字列でビューのリストを提供すると、Sync App のパフォーマンスが向上します。
このプロパティは、作業したいビューがすでにわかっていて、ビューが多すぎる場合に、ビューを自動的にリストする代わりに使用することもできます。
カンマ区切りのリストで使用したいビューを指定します。各ビューは、角かっこ、二重引用符、またはバッククオートを使用してエスケープされた特殊文字列を含む有効なSQL 識別子である必要があります。 例えば、Views=ViewA,[ViewB/WithSlash],WithCatalog.WithSchema.`ViewC With Space` です。
複数のスキーマまたはカタログを持つデータソースに接続する場合は、複数のカタログやスキーマに存在するテーブル間の曖昧さを避けるため、最後の例のように、このプロパティにテーブルの完全修飾名を指定する必要があることに注意してください。
作業するAzure Cosmos DB データベースを指定します。
作業するAzure Cosmos DB データベースを指定します。
このセクションでは、本プロバイダーの接続文字列で設定可能なMiscellaneous プロパティの全リストを提供します。
プロパティ | 説明 |
CalculateAggregates | 集計の計算値を返すか、パーティション範囲でグループ化するかを指定します。 |
ConsistencyLevel | Denotes the type of token: master or resource. |
FlattenArrays | デフォルトで、ネスト配列はJSON 文字列として返されます。 FlattenArrays プロパティはネスト配列のエレメントをフラット化してそれぞれのカラムとするために使われます。ネスト配列から返すエレメントの数に FlattenArrays を設定します。 |
FlattenObjects | フラット化されたオブジェクトプロパティとしてカラムを表示するには、 FlattenObjects をtrue に設定します。そうでなければ、配列にネストされたオブジェクトはJSON 文字列として返されます。 |
GenerateSchemaFiles | スキーマを生成して保存するユーザーの好みのタイミングを示します。 |
MaxRows | クエリで集計またはグループ化を使用しない場合に返される行数を制限します。これにより、設計時にパフォーマンスの問題を回避できます。 |
MaxThreads | Specifies the maximum number of concurrent requests for Batch CUD (Create, Update, Delete) operations. |
MultiThreadCount | パーティション化されたコレクション内の集計クエリでは、異なるパーティション範囲に対する並列リクエストが必要になります。このプロパティを、同時に発行する並列リクエストの数に設定します。 |
Other | これらの隠しプロパティは特定のユースケースでのみ使用されます。 |
Pagesize | Azure Cosmos DB から返されるページあたりの結果の最大数。 |
PseudoColumns | このプロパティは、テーブルのカラムとして疑似カラムが含まれているかどうかを示します。 |
RowScanDepth | テーブルで利用可能なカラムを探すためにスキャンする行数の最大値。 |
SeparatorCharacter | 階層を示すために使用する記号。 |
SetPartitionKeyAsPK | Whether or not to use the collection's Partition Key field as part of composite Primary Key for the corresponding exposed table. |
Timeout | タイムアウトエラーがスローされ、処理をキャンセルするまでの秒数。 |
TypeDetectionScheme | 各ドキュメントコレクションのフィールドおよびデータタイプを決定するために、provider がデータをどのようにスキャンするかを示すカンマ区切りのオプション。 |
UserDefinedViews | カスタムビューを含むJSON コンフィギュレーションファイルを指すファイルパス。 |
UseRidAsPk | Set this property to false to switch using the id column as primary key instead the default _rid. |
WriteThroughputBudget | Defines the Requests Units (RU) budget per Second that the Batch CUD (Create, Update, Delete) operations should not exceed. |
集計の計算値を返すか、パーティション範囲でグループ化するかを指定します。
集計の計算値を返すか、パーティション範囲でグループ化するかを指定します。
Denotes the type of token: master or resource.
The consistency level override for read options against documents and attachments. The valid values are: Strong, Bounded, Session, or Eventual (in order of strongest to weakest). The override must be the same or weaker than the account's configured consistency level.
The consistency level override for read options against documents and attachments. The valid values are: Strong, Bounded, Session, or Eventual (in order of strongest to weakest). The override must be the same or weaker than the account's configured consistency level.
デフォルトで、ネスト配列はJSON 文字列として返されます。 FlattenArrays プロパティはネスト配列のエレメントをフラット化してそれぞれのカラムとするために使われます。ネスト配列から返すエレメントの数に FlattenArrays を設定します。
デフォルトで、ネスト配列はJSON 文字列として返されます。FlattenArrays プロパティはネスト配列のエレメントをフラット化してそれぞれのカラムとするために使われます。これは短い配列の場合にのみ推奨されます。
ネスト配列から返すエレメントの数にFlattenArrays を設定します。特定されたエレメントはカラムとして返されます。Zero-base のインデックスはカラム名にコンカテネートされます。他のエレメントは無視されます。
例えば、文字列の配列からエレメントのアービトラリー数を返すことができます。
["FLOW-MATIC","LISP","COBOL"]FlattenArrays が1に設定されている場合、配列は次のテーブルのようにフラット化されます。
カラム名 | カラム値 |
languages.0 | FLOW-MATIC |
FlattenArrays を-1 に設定すると、ネストされた配列のすべてのエレメントをフラット化します。
フラット化されたオブジェクトプロパティとしてカラムを表示するには、 FlattenObjects をtrue に設定します。そうでなければ、配列にネストされたオブジェクトはJSON 文字列として返されます。
フラット化されたオブジェクトプロパティとしてカラムを表示するには、FlattenObjects をtrue に設定します。そうでなければ、配列にネストされたオブジェクトはJSON 文字列として返されます。プロパティ名は、カラム名を作り出すためにオブジェクト名にドットでコンカティネイトされます。
例えば、次のネストされたオブジェクトをコネクションタイムでフラット化できます:
[ { "grade": "A", "score": 2 }, { "grade": "A", "score": 6 }, { "grade": "A", "score": 10 }, { "grade": "A", "score": 9 }, { "grade": "B", "score": 14 } ]FlattenObjects がtrue に設定されていて、FlattenArrays が1に設定されている場合、配列は次のテーブルのようにフラット化されます。
Column Name | カラム値 |
grades.0.grade | A |
grades.0.score | 2 |
スキーマを生成して保存するユーザーの好みのタイミングを示します。
GenerateSchemaFiles を使用すると、自動スキーマ検出 によって識別されたテーブル定義を保存できます。 このプロパティは、Location で指定されたパスの.rsd ファイルにスキーマをアウトプットします。
有効な設定は次のとおりです。
GenerateSchemaFiles をOnUse に設定すると、Sync App はSELECT クエリを実行したときにスキーマを生成します。スキーマはクエリのそれぞれの参照されたテーブルに対して生成されます。
GenerateSchemaFiles をOnCreate に設定すると、CREATE TABLE クエリが実行されたときにのみスキーマが生成されます。
このプロパティのもう一つの使い方は、接続するときにデータベース内のすべてのテーブルのスキーマを取得することです。これには、GenerateSchemaFiles をOnStart に設定して接続します。
データ構造が変化する場合には、GenerateSchemaFiles をNever に設定して動的なスキーマを使うことを検討してください。動的なスキーマの詳細については、自動スキーマ検出 を参照してください。
スキーマファイルはシンプルな形式となっており、変更は簡単です。詳しくは、カスタムスキーマ定義 を参照してください。
クエリで集計またはグループ化を使用しない場合に返される行数を制限します。これにより、設計時にパフォーマンスの問題を回避できます。
クエリで集計またはグループ化を使用しない場合に返される行数を制限します。これにより、設計時にパフォーマンスの問題を回避できます。
Specifies the maximum number of concurrent requests for Batch CUD (Create, Update, Delete) operations.
This property should be used in conjunction with the WriteThroughputBudget connection property. The Sync App may execute less parallel requests than the configured MaxThreads value, since it always aims to not exceed the WriteThroughputBudget limit. The number of concurrent requests will also depend on the running machine's resources.
Note: This property is applicable only when executing batch CUD operations.
パーティション化されたコレクション内の集計クエリでは、異なるパーティション範囲に対する並列リクエストが必要になります。このプロパティを、同時に発行する並列リクエストの数に設定します。
パーティション化されたコレクション内の集計クエリでは、異なるパーティション範囲に対する並列リクエストが必要になります。このプロパティを、同時に発行する並列リクエストの数に設定します。
これらの隠しプロパティは特定のユースケースでのみ使用されます。
以下にリストされているプロパティは、特定のユースケースで使用可能です。通常のドライバーのユースケースおよび機能では、これらのプロパティは必要ありません。
複数のプロパティをセミコロン区切りリストで指定します。
DefaultColumnSize | データソースがメタデータにカラムの長さを提供しない場合に、文字列フィールドのデフォルトの長さを設定します。デフォルト値は2000です。 |
ConvertDateTimeToGMT | 日時の値を、マシンのローカルタイムではなくGMT グリニッジ標準時に変換するかどうかを決定します。 |
RecordToFile=filename | 基底のソケットデータ転送を指定のファイルに記録します。 |
Azure Cosmos DB から返されるページあたりの結果の最大数。
Pagesize プロパティは、Azure Cosmos DB から返されるページあたりの結果の最大数に影響を与えます。より大きい値を設定すると、1ページあたりの消費メモリが増える代わりに、パフォーマンスが向上する場合があります。
このプロパティは、テーブルのカラムとして疑似カラムが含まれているかどうかを示します。
Entity Framework ではテーブルカラムでない疑似カラムに値を設定できないため、この設定はEntity Framework で特に便利です。この接続設定の値は、"Table1=Column1, Table1=Column2, Table2=Column3" の形式です。"*=*" のように"*" 文字を使用して、すべてのテーブルとすべてのカラムを含めることができます。
テーブルで利用可能なカラムを探すためにスキャンする行数の最大値。
テーブルのカラムはテーブル行をスキャンすることで決定される必要があります。この値はスキャンされる行数の最大値を設定します。
大きい値を設定すると、パフォーマンスが低下する場合があります。小さい値を設定すると、特にnull データがある場合には、データ型を正しく判定できない場合があります。
階層を示すために使用する記号。
階層構造をフラット化するために、Sync App には階層を通るカラムへのパスを表す指定子が必要です。この値が"." の場合、カラムがaddress.city という名前で返されたときには、city という名の子がマップされた属性であることを示します。 データにすでにピリオドを属性名として使っているカラムが存在する場合には、記号を区別するためにSeparatorCharacter を設定してください。
Whether or not to use the collection's Partition Key field as part of composite Primary Key for the corresponding exposed table.
By default, this is set to TRUE, and the collection's Partition Key is used as part of the table's composite Primary Key along with the _rid column. If this is set to FALSE, only the _rid column will serve as the Primary Key for the exposed table.
タイムアウトエラーがスローされ、処理をキャンセルするまでの秒数。
Timeout が0に設定されている場合は、操作がタイムアウトしません。処理が正常に完了するか、エラー状態になるまで実行されます。
Timeout の有効期限が切れても処理が完了していない場合は、Sync App は例外をスローします。
各ドキュメントコレクションのフィールドおよびデータタイプを決定するために、provider がデータをどのようにスキャンするかを示すカンマ区切りのオプション。
None | TypeDetectionScheme をNone に設定した場合は、すべてのカラムは文字列型で返されます。他のオプションとの併用はできません。 |
RowScan | TypeDetectionScheme をRowScan に設定した場合には、ヒューリスティックにデータ型を決定します。RowScanDepth ではスキャンする行数を決定します。Recent と一緒に使用できます。 |
Recent | TypeDetectionScheme をRecent に設定すると、コレクション内の直近のドキュメントでRowScan を実行するかどうかを決定します。RowScan と一緒に使用できます。 |
RawValue | Setting TypeDetectionScheme to RawValue will push each document as single aggregate on a column named JsonData, along with its resource identifier on the separate Primary Key column. Cannot be combined with other options. |
カスタムビューを含むJSON コンフィギュレーションファイルを指すファイルパス。
ユーザー定義ビューは、UserDefinedViews.json というJSON 形式のコンフィギュレーションファイルで定義されています。Sync App は、このファイルで指定されたビューを自動的に検出します。
また、複数のビュー定義を持ち、UserDefinedViews 接続プロパティを使用して制御することも可能です。このプロパティを使用すると、指定されたビューのみがSync App によって検知されます。
このユーザー定義ビューのコンフィギュレーションファイルは、次のようにフォーマットされています。
次に例を示します。
{ "MyView": { "query": "SELECT * FROM [CData].[Entities].Customers WHERE MyColumn = 'value'" }, "MyView2": { "query": "SELECT * FROM MyTable WHERE Id IN (1,2,3)" } }UserDefinedViews 接続プロパティを使用して、JSON コンフィギュレーションファイルの場所を指定します。次に例を示します。
"UserDefinedViews", "C:\\Users\\yourusername\\Desktop\\tmp\\UserDefinedViews.json"
Set this property to false to switch using the id column as primary key instead the default _rid.
Since CosmosDB allows you to use both _rid and id fields as unique values for retrieving resource data, you can set this property to false to switch using the id column as primary key instead the default _rid.
Defines the Requests Units (RU) budget per Second that the Batch CUD (Create, Update, Delete) operations should not exceed.
The Sync App will dynamically adjust the maximum number of requests per second depending on the configured RU budget. Although the Sync App always aims to not exceed the RU budget, since the requests throttling logic is applied client-side, it may be exceeded by a relatively small amount in a few cases. These cases include Inserting, Updating and Deleting records with highly variable column count and input value length per column.
Note: This property is applicable only when executing batch CUD operations.