接続の確立
コネクタ内で利用可能なオブジェクトは、"cdata.dynamicsgp" モジュールからアクセスできます。モジュールのオブジェクトを直接使用するには:
- モジュールを以下のようにインポートします。
import cdata.dynamicsgp as mod
- 接続を確立するには、以下のような適切な接続文字列を使用してコネクタオブジェクトからconnect() メソッドを呼び出します。
mod.connect("CompanyId=mycompanyId;user=myuser;password=mypassword;URL=http://{servername}:{port}/Dynamics/GPService")
Microsoft Dynamics GP への接続
接続するには、URL をWeb サービスのエンドポイントに設定します。例えば、http://{servername}:{port}/Dynamics/GPService です。さらに、CompanyId を接続する会社の一意の識別子に設定します。この値は、Company テーブルをクエリしてプロパティを空にしたままにすることで取得できます。
Microsoft Dynamics GP への認証
Microsoft Dynamics GP データソースは、次の認証メソッドをサポートしています:
- 匿名認証
- WS-Security(WSS)認証
- Basic 認証
- NTLM ユーザー認証
- Digest
- Negotiate (Kerberos)
匿名認証
状況によっては、認証接続プロパティの設定なしでMicrosoft Dynamics GP に接続できます。そのためには、AuthScheme をNone (デフォルト)に設定するだけで接続できるようになります。
WS-Security(WSS)
User とPassword を設定して接続し、AuthScheme をWSS に設定します。
Note: WSS 認証はデフォルトの認証スキームです。
Basic
User とPassword を設定して接続し、AuthScheme をBasic に設定します。
Windows(NTLM)
Windows のUser とPassword を設定して接続し、AuthScheme をNTLM に設定します。
Digest
User とPassword を設定して接続し、AuthScheme をDigest に設定します。
Kerberos
Kerberos で認証する方法についての詳細は、Kerberos の使用 を参照してください。
データアクセスのファインチューニング
本製品 はデフォルトでデータサマリを返し、パフォーマンスを節約します。Line items などの詳細を返すには、LookupIds をtrue に設定します。ただしエンティティは一度に一つずつ返される必要があります。