DataModel
JSON ドキュメントをパースしてデータベースのメタデータを生成するときに使用するデータモデルを指定します。
Possible Values
Document, FlattenedDocuments, Relationalデータ型
string
デフォルト値
"Document"
解説
connector は、配列にネストされたオブジェクトに基づいてJSON ドキュメントを行に分割します。DataModel 設定を選択して、connector がネストされたオブジェクト配列をテーブルにモデル化する方法を設定します。 さまざまな設定でデータをクエリする例については、階層データの解析 を参照してください。
データモデリングストラテジーの選択
次のDataModel 設定が利用可能です。さまざまな設定でデータをクエリする例については、階層データの解析 を参照してください。
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Document
各トップレベルオブジェクトの行を表す単一テーブルを返します。このデータモデルでは、ネストされたオブジェクト配列はフラット化されず、集計として返されます。JSONPath 値が明示的に指定されていない限り、connector はXPath として見つかった一番上のオブジェクト配列を識別して使用します。
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FlattenedDocuments
ファイル内で利用可能なドキュメントのJOIN を表す単一テーブルを返します。このデータモデルでは、ネストされたJSONPath 値はSQL JOIN と同じ作法で動作します。さらに、ネストされた兄弟JSONPath 値(同じ高さの子パス)は、SQL CROSS JOIN として扱われます。明示的に指定されない限り、connector は、ファイルを解析し、ネストされたドキュメントを含む利用可能なドキュメントを識別することによって、利用可能なJSONPath 値を識別します。
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Relational
指定された各JSONPath 値に対して1つずつ、複数のテーブルを返します。このデータモデルでは、ネストされたドキュメント(オブジェクト配列)は、親テーブルにリンクする主キーと外部キーを含むリレーショナルテーブルとして返されます。明示的に指定されない限り、connector は、ファイルを解析し、利用可能なドキュメント(ネストされたドキュメントを含む)を識別することによって、利用可能なJSONPath 値を識別します。
関連項目
- JSONPath:含めるドキュメントへのパスを明示的に設定します。
- FlattenArrays およびFlattenObjects:これらのデータモデルごとに識別されるカラムをカスタマイズします。これらのプロパティの使用例については、自動スキーマ検出 を参照してください。
- 階層データの解析:異なるDataModel 設定から得られたスキーマを、サンプルクエリで比較します。
- JSON データのモデリング:connector で利用可能なデータモデリングとフラット化のテクニックをについて学びます。
- JSON データソースへの接続:接続する必要があるプロパティの概要については、この設定ガイドを参照してください。