CData Python Connector for JSON

Build 24.0.8963

INSERT 実行

INSERT ステートメントが実行されると、本製品 は、スキーマのPOST メソッドを実行し、HTTP 挿入リクエストを作成します。

JSON へのInsert の実行

POST メソッドでは、Items in API Script の1つである_input アイテムに、挿入するカラムが含まれます。 例えば、次のステートメントを考えてみましょう。

INSERT INTO Persons
(Name, Id)
VALUES
('Maria Anders','7') 

_input アイテムの属性を使用して、HTTP 挿入リクエストでこれらのカラム値を設定できます。OData API では、これはHTTP POST です。OData API で先の挿入を行うためのPOST データは次のとおりです。

{
  "@odata.type": "#ODataDemo.Person",
  "Name": "Maria Anders",
  "ID": 7
}
サンプルスキーマの対応するPOST メソッドでは、必須カラムが最初に検証され、それからPOST データを定義するために使用されます。カラムが提供されたかをチェックし、api:validate キーワードを伴わない場合には、ユーザーにアラートを出すことができます。

必要な属性が存在することを検証したら、POST データにカラムの値を設定できます。データ属性をPOST データに設定します。api:set キーワードのボディは、このように長い、もしくは複数行の値を設定する際に便利です。

api:call キーワードは、HTTP 要求を行う操作を呼び出します。操作を呼び出す前に、api:set を使用してメソッド属性をapi:script キーワードのスコープ内で必要なHTTP メソッドに設定します。

<api:script method="POST">
  <api:set attr="method" value="POST"/>
  <api:validate attr="_input.Name" desc="Name and Id are required to insert." />
  <api:validate attr="_input.Id" desc="Name and Id are required to insert." />
  <api:set attr="data">
  {
    "@odata.type": "#ODataDemo.Person",
    "Name": "[_input.Name]",
    "ID": [_input.Id]
  }
  </api:set>
  <api:call op="jsonproviderGet"/>
</api:script>
INSERT 構文はデータを返すことがあります。例えば、新しいレコードからの発行されたId です。挿入から返された値にアクセスしたい場合には、api:callキーワードの代わりにapi:push キーワードを使います。

INSERT ステートメントのコンポーネントへのアクセス

POST メソッドでは、_query アイテムに次の属性が含まれます。

query次のステートメントのような、SQL ステートメント。
INSERT INTO Account (account_name, account_type) VALUES ('Contoso','Company')
tableSQL ステートメント内のテーブル。例えば、先のクエリのAccount です。

キーワードの参照

このセクションで使われているキーワードの詳細情報は、API Script Reference を参照してください。

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