ODBC Driver for HubSpot

Build 24.0.9032

macOS DSN の構成

このセクションでは、macOS でODBC 接続をセットアップしDSN を設定する方法を示します:

macOS の最小バージョン

CData ODBC Driver for HubSpot 本製品 にはmacOS Sierra (10.12) 以上が必要です。

ドライバーのライセンス

端末で次のコマンドを実行して、本製品 のライセンスを取得します。評価版をアクティベートするには、<key> の入力を省略してください。

cd "/Applications/CData ODBC Driver for HubSpot/bin"
sudo ./install-license.sh <key>

名前とパスワードを入力するよう求められます。これらは、あなたの名前とマシンのパスワードを指します。

HubSpot への認証

HubSpot はOAuth 認証 およびPrivateAppToken ベース認証をサポートします。

Note: HubspotV3 スキーマには、PrivateAppToken 認証でのみ動作するテーブルが2つあります。QuoteAssociations およびQuotes です。 詳しくは、データモデル -> HubSpot V3 データモデル -> テーブルを参照してください。

OAuth

HubSpot は埋め込みOAuth 認証情報を提供しており、デスクトップアプリケーション またはヘッドレスマシンからの接続を簡単にします。 Web アプリケーションから接続するには、カスタムOAuth アプリケーションの作成 で説明するようにカスタムOAuth アプリケーションを作成する必要があります。

すべての認証フローで、OAuth 経由で接続するにはAuthSchemeOAuth に設定する必要があります。

以下のサブセクションでは、利用可能なOAuth フローでのHubSpot への認証について詳しく説明します。 カスタムOAuth アプリケーションの作成についての情報と、すでに埋め込みOAuth 認証情報を持つ認証フローでもカスタムOAuth アプリケーションを作成したほうがよい場合の説明については、カスタムOAuth アプリケーションの作成 を参照してください。

HubSpot で利用可能な接続文字列プロパティの全リストは、Connection を参照してください。

デスクトップアプリケーション

CData は、デスクトップでの認証を簡略化する埋め込みOAuth アプリケーションを提供します。

また、HubSpot コンソールで設定および登録するカスタムOAuth アプリケーションを介してデスクトップから認証することもできます。詳しくは、カスタムOAuth アプリケーションの作成 を参照してください。

OAuth アクセストークンの取得およびリフレッシュ

以下を設定して、接続してください。

  • OAuthClientId(カスタムアプリケーションのみ):カスタムOAuth アプリケーションの登録時に割り当てられたクライアントId。
  • OAuthClientSecret(カスタムアプリケーションのみ):カスタムOAuth アプリケーションの登録時に割り当てられたクライアントシークレット。
  • CallbackURL(カスタムアプリケーションのみ):カスタムOAuth アプリケーションの登録時に定義されたリダイレクトURI。
接続すると、本製品 はデフォルトブラウザでHubSpot のOAuth エンドポイントを開きます。ログインして、アプリケーションにアクセス許可を与えます。 本製品 はアクセストークンの期限が切れると自動的にリフレッシュします。

ヘッドレスマシン

ヘッドレスマシンのユーザーアカウントでOAuth を使用するようにドライバーを設定するには、インターネットブラウザに対応した別の端末で認証する必要があります。

次のいずれかを実行します。

  • オプション1:後述の「Verifier code を取得および交換」に従い、OAuthVerifier 値を取得します。
  • オプション2:インターネットブラウザに対応したマシンに本製品 をインストールし、後述の「OAuth 設定を転送」の説明に従い、通常のブラウザベースのフローで認証後にOAuth 認証値を転送します。

オプション1:Verifier code を取得および交換

Verifier code を取得するには、OAuth Authorization URL で認証する必要があります。

インターネットブラウザに対応したマシンから認証してOAuthVerifier 接続プロパティを取得するには、以下の手順に従います。

  1. 次のアクションのいずれかを実行します。
    • 埋め込みOAuth アプリケーションを使用する場合は、GetOAuthAuthorizationURL ストアドプロシージャを呼び出します。ストアドプロシージャによって返されたURL をブラウザで開きます。
    • カスタムOAuth アプリケーションを使用するには、以下のプロパティを設定します。
      • InitiateOAuthOFF
      • OAuthClientId:カスタムOAuth アプリケーションの登録時に割り当てられたクライアントId。
      • OAuthClientSecret:カスタムOAuth アプリケーションの登録時に割り当てられたクライアントシークレット。
      次に、適切なCallbackURL を指定してGetOAuthAuthorizationURL ストアドプロシージャを呼び出します。ストアドプロシージャによって返されたURL をブラウザで開きます。
  2. ログインして、本製品 にアクセス許可を与えます。リダイレクトURI にリダイレクトされます。リダイレクトURI にcode というパラメータが付加されます。このパラメータの値を控えておきます。この値は後でOAuthVerifier 接続プロパティを設定する際に必要です。
次に、OAuth verifier code をOAuth リフレッシュトークンおよびアクセストークンと交換する必要があります。

ヘッドレスマシンでは、次の接続プロパティを設定してOAuth 認証値を取得します。

  • InitiateOAuthREFRESH
  • OAuthSettingsLocation:暗号化されたOAuth 認証値を指定された場所に永続化。
  • OAuthVerifier:控えておいたverifier code(リダイレクトURI のcode パラメータの値)。
  • OAuthClientId(カスタムアプリケーションのみ):カスタムOAuth アプリケーション設定のクライアントId。
  • OAuthClientSecret(カスタムアプリケーションのみ):カスタムOAuth アプリケーション設定のクライアントシークレット。

接続をテストしてOAuth 設定ファイルを生成し、以下のプロパティを再設定して接続します。

  • InitiateOAuthREFRESH
  • OAuthSettingsLocation:暗号化されたOAuth 認証値が保存される場所。アクセストークンの自動リフレッシュを有効にするために、この場所が本製品 に読み書きのアクセス許可を与えることを確認してください。
  • OAuthClientId(カスタムアプリケーションのみ):カスタムOAuth アプリケーションの登録時に割り当てられたクライアントId。
  • OAuthClientSecret(カスタムアプリケーションのみ):カスタムOAuth アプリケーションの登録時に割り当てられたクライアントシークレット。

オプション2:OAuth 設定を転送

ヘッドレスマシンでの接続に先立ち、インターネットブラウザに対応したデバイスでドライバーとの接続をインストールし、作成する必要があります。上述の「デスクトップアプリケーション」の説明に従って、接続プロパティを設定します。

「デスクトップアプリケーション」の手順が完了すると、生成された認証値は、OAuthSettingsLocation で指定された場所に暗号化されて書き込まれます。デフォルトのファイル名はOAuthSettings.txt です。

接続をテストしてOAuth 設定ファイルを生成し、OAuth 設定ファイルをヘッドレスマシンにコピーします。

ヘッドレスマシンで、次のプロパティを設定します。

  • InitiateOAuthREFRESH
  • OAuthSettingsLocation:ブラウザでマシンからコピーしたOAuth 設定ファイルの場所。アクセストークンの自動リフレッシュを有効にするために、この場所が本製品 に読み書きのアクセス許可を与えることを確認してください。
  • OAuthClientId(カスタムアプリケーションのみ):カスタムOAuth アプリケーションの登録時に割り当てられたクライアントId。
  • OAuthClientSecret(カスタムアプリケーションのみ):カスタムOAuth アプリケーションの登録時に割り当てられたクライアントシークレット。

非公開アプリトークン

Hubspot 非公開アプリトークンを使用して接続するには、AuthScheme プロパティをPrivateAppToken に設定し、OAuthAccessToken をアプリケーションのアクセストークンの値に設定します。

HubSpot 非公開アプリのトークンを生成するには:

  1. HubSpot アカウントで、メインナビゲーションバーにある設定アイコンをクリックします。
  2. 左のサイドバーメニューから、連携 -> 非公開アプリに移動します。
  3. 非公開アプリを作成をクリックします。
  4. 基本情報タブでアプリケーションの詳細(名前、ロゴ、説明)を設定します。
  5. スコープタブで、非公開アプリケーションがアクセスできるようにしたい各スコープについて読み取りまたは書き込みを選択します。これは、ドライバーが取得できるデータを決定するものです。選択するスコープの推奨は、OAuthRequiredScopes およびOAuthOptionalScopes プロパティを参照してください。
  6. アプリケーションの設定が完了したら、右上のアプリを作成をクリックします。
  7. アプリケーションのアクセストークンの情報を確認し、作成を続行トークンを表示の順にクリックします。

これで、取得したトークンをOAuthAccessToken プロパティに設定できます(OAuthAccessToken は非公開アプリアクセストークンとOAuth アクセストークンに使用されます)。

ドライバーのアンインストール

ドライバーをアンインストールする最も簡単な方法は、ターミナルを開いて、インストールディレクトリにあるuninstall.sh スクリプトを実行します。次に例を示します。

cd "/Applications/CData ODBC Driver for HubSpot"
sudo ./uninstall.sh

Note:このスクリプトはインストールディレクトリから実行される必要があります。

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