接続の設定
コネクタのインストール 後、MongoDB 内のデータのデータソースに接続して作成できます。
データソースの設定
データに接続するには、次の手順を実行してください:
- 接続 | To a Server で詳細をクリックします。
- MongoDB by CData というデータソースを選択します。
- 接続に必要な情報を入力します。
- サインインをクリックします。
- 必要に応じて、データベースおよびスキーマを選択して利用可能なテーブルとビューを確認できます。
Connection Builder の使用
connector は、代表的な接続プロパティをTableau 内で直接利用できるようにします。 しかし、より高度な設定が必要な場合や接続に関するトラブルシューティングが必要な場合には、使いにくいことがあります。 connector には、Tableau の外で接続を作成してテストできる、独立したConnection Builder が付属しています。
Connection Builder にアクセスする方法は2つあります。
- Windows では、スタートメニューのCData Tableau Connector for MongoDB フォルダの下にあるConnection Builder というショートカットを使用します。
- また、ドライバーのインストールディレクトリに移動し、lib ディレクトリで.jar ファイルを実行することによってもConnection Builder を開始できます。
Connection Builder では、接続プロパティに値を設定し、接続テストをクリックしてその動作を確認できます。 また、クリップボードにコピーボタンを使用して、接続文字列をコピーすることもできます。 この接続文字列は、Tableau 内のconnector 接続ウィンドウにあるConnection String オプションに指定できます。
MongoDB への接続
次の接続プロパティを設定し、単一のMongoDB インスタンスに接続します。
- Server:MongoDB インスタンスが実行されているサーバーの名前またはアドレスに設定。ポートはここで指定できます。またはPort で指定します。
- Database:読み書きするデータベースに設定。
DNS シードリストを使用してMongoDB に接続
DSN シードリストを使用して接続するには、以下を設定します。- Server:"mongodb+srv://"" + MongoDB インスタンスが実行されているサーバーの名前に設定。ポートはここで指定できます。またはPort で指定します。
- Database:読み書きするデータベースに設定。
- DNSServer:必要なDNS エントリを解決できるDNSServer のホスト名に設定。
レプリカセットへの接続
レプリカセットに接続するには、前述の接続プロパティに加えて、 次の設定を行います。
- ReplicaSet:アドレスとポートで指定されたレプリカセット内のセカンダリサーバーのカンマ区切りリストに設定。
- SlaveOK:セカンダリ(スレーブ)サーバーから読み出す場合は、これをtrue に設定。
- ReadPreference:これを設定すると、connector のセカンダリサーバーからの読み出し方法が微調整されます。
セキュアなMongoDB への接続
UseSSL を設定すると、接続時にSSL/TLS 暗号化をネゴシエートできます。
MongoDB 接続の認証
サポートされているAuthScheme 認証タイプ(MONGODB-CR、SCRAM-SHA-1、SCRAM-SHA-256、PLAIN、GSSAPI)は、チャレンジレスポンス認証とLDAP です。
チャレンジレスポンス
チャレンジレスポンス認証では、User とPassword プロパティは、MongoDB データベースに格納されているユーザー名とパスワードに対応しています。1つのデータベースのデータに接続し、別のデータベースを認証する必要がある場合は、Database とAuthDatabase の両方を設定します。
LDAP
LDAP 認証を使用するには、AuthDatabase を"$external" に設定し、AuthScheme をPLAIN に設定します。この値はSASL PLAIN メカニズムを指定します。このメカニズムは視覚情報をプレーンテキストで送信するため、信頼できないネットワークではTLS/SSL なしでは使用できません。
X.509 証明書
X.509 証明書認証を使用するには、AuthScheme をX509 に設定します。
Amazon DocumentDB クラスターへの接続
Amazon DocumentDB に接続する前に、まずAmazon DocumentDB クラスターと、mongo シェルを含むEC2 インスタンスが実行されていることを確認する必要があります。
次に、EC2 インスタンスへのSSH トンネルを以下のように設定します。
- AWS 管理コンソールから、[サービス]->[データベース]->[Amazon DocumentDB]を選択します。DocumentDB 管理ページから、[クラスター]を選択して、クラスターをクリックします。
- [接続]セクションで、サンプル接続文字列にある--host の値とそのポートに注意してください。
- [サービス]->[Compute]->[EC2]に移動します。[実行中のインスタンス]を選択します。
- インスタンスを選択して、[接続]ボタンをクリックします。
- [Example]セクションで、<ami_username>@<Public DNS> の形式で示される、インスタンスとユーザーを識別する値に注意してください。
- お好みのSSH クライアントで、EC2インスタンスの[接続]ページのHost Name(username@publicDNS)とPort22 を使用して、EC2 インスタンスへの接続を確立します。
- 認証用に、EC2インスタンスの秘密鍵ファイルを指定します(Putty ではキーを.pem から.ppk に変換する必要があります)。
- DocumentDB クラスターページのポートとホスト名を使用して、SSH トンネルを構成します。
- EC2仮想マシンに接続を確立します。
DocumentDB クラスターに接続するには、以下を指定します。
- Server:SSH トンネルをホストしているマシン名に設定。
- Port:SSH トンネルがホストされているポートに設定。
- User:DocumentDB クラスターのプロビジョニングに使用するマスターユーザー名に設定。
- Password:DocumentDB クラスターのプロビジョニング時に設定したマスターパスワードに設定。
- UseSSL:true に設定。
- UseFindAPI:true に設定。
MongoDB API を使用したCosmosDB への接続
MongoDB API を使ってCosmos DB アカウントに接続するために必要な接続文字列を取得するには、Azure Portal にログインして[Azure Cosmos DB]を選択し、自分のアカウントを選択します。[Settings]セクションで、[Connection String]をクリックして次の値を設定します。
- Server:Host 値(アカウント用にプロビジョニングされたサーバーのFQDN)に設定。ポートもここで指定できます。またはPort で指定します。
- Port:ポートに設定。
- Database:読み書きするデータベースに設定。
- User:データベースユーザーに設定。
- Password:ユーザーのパスワードに設定。
次のステップ
データビジュアライゼーションを作成するには、コネクタの使用 を参照してください。