Cmdlets for MongoDB

Build 24.0.9062

DBaaS 接続

Atlas、ObjectRocket、または別のDBaaS プロバイダーに接続する場合は、通常、[接続の確立]に記載されている手順にいくつかのバリエーションがあります。次のセクションでは、いくつかの一般的なサービスに必要な接続プロパティを取得する方法について説明します。

Atlas

MongoDB Atlas には、MongoDB ユーザーまたはLDAP ユーザーで認証できます。次のセクションでは、Atlas 接続文字列を本製品 接続プロパティにマッピングする方法を説明します。Atlas 接続文字列を取得する方法は次のとおりです。

  1. Clusters ビューで、接続するクラスタのConnect をクリックします。
  2. Connect Your Application をクリックします。
  3. いずれかのドライバーオプションを選択すると、接続文字列が表示されます。

前提条件

MongoDB ユーザーの作成および/またはLDAP の設定に加えて、Atlas プロジェクトのホワイトリストに、本製品 が接続しているマシンのIP アドレスが含まれている必要があります。ホワイトリストにIP アドレスを追加するには、[Clusters]ビューで[Security]タブを選択し、[IP Whitelist]->[Add IP Address]をクリックします。

MongoDB ユーザー資格情報

次は、MongoDB ユーザー資格情報を提供する接続文字列の例です。

mongodb://USERNAME:[email protected]:27017,cluster0-shard-00-01.mongodb.net:27017,cluster0-shard-00-02.mongodb.net:27017/test?ssl=true&replicaSet=Cluster0-shard-0&authSource=admin
以下は、対応する本製品 接続プロパティです。

  • AuthScheme:MongoDB バージョン3.0、3.2、3.4、および3.6 に対応するSCRAM-SHA-1
  • Server:レプリカセットの最初のサーバー。あるいは、プライマリまたはセカンダリサーバーを指定できます(本製品 はServerReplicaSet 内のサーバーをクエリしてプライマリを検索します)。
    cluster0-shard-00-00.mongodb.net
  • Port:サーバーが稼働しているポート(デフォルトは27017)。
  • ReplicaSet:レプリカセット内の他のサーバー。ServerReplicaSet は、MongoDB レプリカセット内のすべてのインスタンスを一緒に指定します。ReplicaSet にサーバー名およびポートを両方指定します。
    mycluster0-shard-00-01.mongodb.net:27017,mycluster0-shard-00-02.mongodb.net:27017
  • SlaveOK:レプリカセット内のセカンダリ(スレーブ)サーバーからの読み取りを許可する場合は、true
  • AuthDatabase:MongoDB Atlas に接続する場合は、"admin"。Atlas のすべてのMongoDB ユーザーは、管理データベース、すなわち認証データベースに関連付けられています。
  • Database:読み書きするデータベース。
  • User:MongoDB プロジェクトに追加したMongoDB ユーザーのユーザー名。

  • Password:MongoDB ユーザーのパスワード。

  • UseSSLtrue。Atlas はTLS / SSLを必要とします。

LDAP

次のリストは、LDAP ユーザーで認証するためのMongoDB Atlas の要件を示しています。 以下はMongo クライアントに接続するためのコマンド例です。

mongo "mongodb://cluster0-shard-00-00.mongodb.net:27017,cluster0-shard-00-01.mongodb.net:27017,cluster0-shard-00-02.mongodb.net:27017/test?ssl=true&replicaSet=Cluster0-shard-0&authSource=$external" --authenticationMechanism PLAIN --username cn=rob,cn=Users,dc=atlas-ldaps-01,dc=myteam,dc=com 

  • Server:レプリカセットの最初のサーバー。または、別のプライマリまたはセカンダリサーバーを指定できます(本製品 はServerReplicaSet 内のサーバーをクエリしてプライマリを検索します)。 次に例を示します。

    cluster0-shard-00-00.mongodb.net

  • Port:サーバーが稼働しているポート(デフォルトは27017)。
  • ReplicaSet:レプリカセット内の他のサーバー。ServerReplicaSet は、MongoDB レプリカセット内のすべてのインスタンスを一緒に指定します。 以下に値の例を示します。
    mycluster0-shard-00-01.mongodb.net:27017,mycluster0-shard-00-02.mongodb.net:27017
  • SlaveOK:レプリカセット内のセカンダリ(スレーブ)サーバーからの読み取りを許可する場合は、true
  • AuthScheme:LDAP 認証のPLAIN

  • Database:読み書きするデータベース。

  • AuthDatabase:LDAP ユーザーで認証する場合は、"$external"。

  • User:Atlas ユーザー名としてLDAP サーバーにあるユーザーの完全な識別名(DN)。次に例を示します。

    cn=rob,cn=Users,dc=atlas-ldaps-01,dc=myteam,dc=com

  • Password:LDAP ユーザーのパスワード。

  • UseSSLtrue。Atlas はTLS / SSLを必要とします。

ObjectRocket

ObjectRocket に接続するには、データベースユーザーの資格情報を使用して認証します。コントロールパネルから必要な接続プロパティを取得できます。[インスタンス]ページでインスタンスを選択し、[接続]メニューを選択してMongoDB 接続文字列を表示します。

前提条件

データベースにユーザーを追加することに加えて、本製品 が接続しているマシンのIP アドレスへのアクセスも許可する必要があります。これを設定するには、[インスタンス]ページでインスタンスを選択し、[Add ACL]をクリックします。

MongoDB ユーザー

以下は、MongoDB ユーザーの資格情報を提供する接続文字列の例です。
mongodb://YOUR_USERNAME:[email protected]:52826,abc123-d4-2.mongo.objectrocket.com:52826,abc123-d4-1.mongo.objectrocket.com:52826/YOUR_DATABASE_NAME?replicaSet=89c04c5db2cf403097d8f2e8ca871a1c
以下は、対応する本製品 接続プロパティです。
  • Server:レプリカセットの最初のサーバー。サーバー名を取得するには、[レプリカセット]をクリックします。または、別のプライマリまたはセカンダリサーバーを指定できます(本製品 はServerReplicaSet 内のサーバーをクエリしてプライマリを検索します)。
    abc123-d4-0.mongo.objectrocket.com
  • Port:サーバーが稼働しているポート(デフォルトは27017)。
  • ReplicaSet:レプリカセット内の他のサーバー。ServerReplicaSet は、MongoDB レプリカセット内のすべてのインスタンスを一緒に指定します。 以下に値の例を示します。
    abc123-d4-2.mongo.objectrocket.com:52826,abc123-d4-1.mongo.objectrocket.com:52826
  • Database:読み書きするデータベース。これは、接続しているユーザーの認証データベースでもあることに注意してください。データベースユーザーは、ObjectRocket のデータベース外の他のデータベースと対話することはできません。
  • UserDatabase に定義したMongoDB ユーザーのユーザー名。
  • Password:データベースユーザーのパスワード。
  • UseSSL:TLS / SSL を有効にする場合は、true

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