データアクセスのファインチューニング
データ型の推測
次のプロパティを使って、自動データ型検出を設定できます。デフォルトは有効です。
- TypeDetectionScheme:このプロパティを使って、RowScanDepth で指定された値に基づく自動型検出を有効化/無効化できます。
- RowScanDepth:このプロパティは、カラムのデータ型を判定するためにスキャンされる行数を指定します。
- IgnoreTypes:無視してvarchar データ型として解決すべきデータ型。デフォルトではDate、Time、およびDatetime 型が無視されます。これは、Amazon DynamoDB がそれらを型としてサポートしていないためです。 これらのカラムのフィルタリングは、元のvarchar データ型としてのみ実行できます。
データアクセスのファインチューニング
次のプロパティを使って、Amazon DynamoDB API 機能およびconnector のストラテジーをさらに制御できます。
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GenerateSchemaFiles:このプロパティを使用すると、例えばテーブルメタデータを、カスタマイズしやすい静的スキーマファイルに永続化したり、カラムのデータ型を変更したりできます。このプロパティを"OnStart" に設定すると、接続時にデータベース内のすべてのテーブルのスキーマファイルを生成できます。あるいは、テーブルにSELECT クエリを実行したときにスキーマを生成できます。生成されるスキーマは、自動スキーマ検出 の設定に使用する接続プロパティに基づいています。
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UseSimpleNames:Amazon DynamoDB は、多くのデータベース指向のツールがサポートしていない特殊文字を使った属性名をサポートしています。
加えて、Amazon DynamoDB のテーブル名にはドットおよびダッシュを含めることができます。connector はテーブル名内のドットを階層区切りとして解釈し、XPath と同じようにネストされたフィールドをドリルダウンできます。
このプロパティを使用すると、英数字以外の文字をアンダースコアで置き換えられます。
- SeparatorCharacter:このプロパティを使用すると、ドキュメントとリストのクエリ ときにネストされたフィールドにより簡単にアクセスできます。このプロパティで階層区切りを指定します。デフォルトでは、これは '.'(ドット)文字です。