CData Python Connector for Amazon DynamoDB

Build 24.0.9062

ドキュメントとリストのクエリ

Amazon DynamoDB ドキュメントおよびリストがCData Python Connector for Amazon DynamoDB でサポートされます。ルートレベルでドキュメントとリストに直接アクセスするか、'.' 記号を階層ディバイダーとして使ってドキュメントやリストをドリルダウンすることができます。

ドキュメントおよびリストのレポートする値

データタイプが自動検出される場合、信頼して検出できる一番低いレベルまでレポートされます。例として、Customer というドキュメントにAddress という子があり、そのAddress にStreet という子があるものは、Customer.Address.Street というカラムで表現されます。

但し、このプロセスはリストには当てはまりません。これはリストへのエントリ数は決まっていないからです。リストもしくはセットが検出された場合には、追加の値はテーブルスキーマで利用可能なものとしてはレポートされません。

レポートされていない値の見直し

もし属性で頻繁に値がなく、自動検出されないものがある場合にも、正しいパスを指定することで取得が可能です。例として、特別な属性をCustomer ドキュメントから取得する:

SELECT [Customer.Address.Street], [Customer.Special] FROM MyTable
リストが検出された場合には、追加の値はレポートされません。ただしリストの個別の値はnumber で'.' を指定することでリファレンスできます。次に例を示します。
SELECT [MyList.0], [MyList.1.Email], [MyList.1.Age] FROM MyTable
これは、リストの最初の値と、2つ目の値のEmail とAge 属性を取得します。

ドキュメントおよびリストの挿入

Amazon DynamoDB のINSERT には、フルオブジェクトを指定する必要があります。ドキュメントもしくはリストのルートでの挿入(INSERT)フルJSON アグリゲートのパス次に例を示します。

INSERT INTO MyTable (PrimaryKey, EmailAddresses, Address, MyList) VALUES ('uniquekey', '["[email protected]", "[email protected]"]', '{"Street":"123 Fake Street", "City":"Chapel Hill", "Zip":"27713"}', '[{"S":"somestr"},{"NS":[1,2]},{"N":4}]')
このケースでは、EmailAddress はStringSet として挿入され、Address はドキュメントとして挿入され、MyList はリストとして挿入されます。

ドキュメントおよびリストの更新

更新(UPDATE) はSELECT で利用可能なものと同じシンタックスを使ってサポートされます。ドキュメントおよびリストは階層を指定する'.' 記号を使って指定できます。次に例を示します。

UPDATE MyTable SET [EmailAddress.0]='[email protected]', [EmailAddress.1]='[email protected]', [Address.Street]='123 Fake Street', [Address.City]='Chapel Hill', [Address.Zip]='27713', [MyList.0]='somestr', [MyList.1]='[1,2]', [MyList.2]=4 WHERE PrimaryKey='uniquekey'
注意すべき点として、EmailAddress およびMyList は、EmailAddress をMyList とは別に扱う問題を解決するために、自動検出されなければなりません。もし自動検出がされるかに確信がない場合には、更新にフルJSON を指定すればいつでも機能します。

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